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入力遅延に関する検証まとめ1

検証した設定をまとめています。
2PCでキャプチャーボードを接続した場合も含めて追加の入力遅延が発生しないようになります。
具体的に何ミリ秒入力遅延が減ったのかなど詳細なデータも載せていく予定です。

検証環境:
モニタ:ROG SWIFT 360Hz PG259QN
 CPU: 10900KF 5.1GHz
 メモリ: 4000c18 16*2枚
 マザボ: ASUS Z490 APEX
 GPU: 2080 Super
 SSD: Optane 905P 500GB
 サブSSD: 983ZET 500GB 
OS: Windows10 21H2
GPUドライバ: 512.15
キャプチャーボード: Elgato HD60 S

検証機はオリジナルです。シリアル信号を直接モニタリングするプログラムを書いて自動化しています。
精度は4マイクロ秒単位です。
検証ではサンプルサイズを最低500取っています。
設定をすると平均入力遅延と標準偏差が小さくなります。

設定前と後

上の画像はクリック遅延(マウス固有の影響)やフレーム間遅延(フレームレートの影響)、描画遅延(モニター固有)の影響を排除した純粋な入力遅延の値になります。単位はマイクロ秒です。
実際の操作遅延は入力遅延+標準偏差によって起こるフレーム遅れの確率などによって増加します。

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