青年会1.0アップデート-役職の課題解決する5つのステップ①

先週、「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」を観ました。
主人公たち「選ばれし子どもたち」は前シリーズでは映画6作品をかけて
自らの運命に葛藤し、悩みながらも成長する様子から一転、

作品の冒頭、自分たちの運命を受け入れて、
闊達に活躍する様子が描かれています。

このシーンをみて、
自分が生まれた環境や使命を与えられたものではなく、
この人生は「私のストーリー」だと置き換えることができた時、
涙が溢れてくるようでした。

開始3分で泣いた映画は初めてでした。笑
きっとこの映画をみてこのタイミングで泣く人も初めてです。笑

これから始まるであろう
冒険の物語を楽しむために涙を拭きましょう。

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さて先日、役職別座談会の開催の経緯を記事にしました。
「役職者別座談会をZOOMで開催したい」

この記事では、「役職別座談会」のロードマップを紹介しながら
1回目の「課題抽出の重要性」を伝えて行きます。。

①課題の抽出 ◀︎今回はここ
②情報の整理
③解決策の検討
④教区での実践
⑤ノウハウの蓄積&発信

(仮)青年会1.0アップデート

これはオンライン親睦会ではありません。
「組織のアップデート」です。

例えばこんなお悩み解決したくありませんか?

「出席するべき会議が多いし、ひとつの会議が長い」
「会議で目標が見えた。その後1ヶ月何も動かなかった」
「何が決まったかわからない会議をしている」
「自分が持っている役職が多い」
「後継者がいない」
「他組織から求められる数字がプレッシャー」
「ノーミートの意義はわかった、だけど〇〇だからできない」
「神想観を毎日できない」
「昔は青少年練成会に1,000人参加した(らしい)」とか誰かに言われる。

実は私もなんですよ。
東京第一も同じ悩みを抱えています。

人に悩んで、組織に悩んで、自分に悩んでふと気がつきました。
誰かが言っていた「昔」も同じことで悩んでいたのではないか?
だとしたら、人は成長して次のステージに行っているのに、
組織は成長していないってことじゃないか?

悩み抜いた末に思ったことは
「今こそ令和の時代の解決策を実行しよう」ということ。

①課題の抽出

解決力を上げるために重要なのは
「モヤモヤの正体を因数分解する」ことです。

解説していきます。

例えば「神想観を毎日できない」というモヤモヤな状況に、
すぐに善い悪いを判断してしまうのが人間の性。

善悪の判断してしまうと「私はだらしない」と自分を責めて終わりです。

ここで聖経『甘露の法雨』から一文を引用してみたいと思います。

物質はものの実質に非ず、
生命に非ず、
真理にあらず、
物質そのものには知性なく
感覚なし。
物質は畢竟『無』にしてそれ自身の性質あることなし。
これに性質を与うるものは『心』にほかならず。
谷口雅春 先生著・聖経『甘露の法雨』(「物質」の項より)

物質を(人間が作りだす)課題と置換えて読めば、
課題自身は善も悪も無い、「無」なのだと教えられていました。
※ちなみに「畢竟(ひっきょう)」とは「つまり、結局のところ」の意

これに性質を与えるのは私たちの「心」です。

必要なのは、善悪の判断をせず「課題をどのように捉えるか」
今回の座談会ではリフレクションという内省を深める方法を用います。

〜対話の質を上げるための質問〜
①事実を確認する質問
「その行動を始めたきっかけは?」「本当にやりたいこと?」
「その経験で困ったことはなんですか?」
②効果を整理する質問
「その経験をしたときにどのように感じましたか?」
「その経験ができなかった時にどのように感じましたか?」
③自己理解を深める質問
「あなたの考え方(行動)の特徴は〜ですね?」

畢竟、「神想観が毎日できない」ことは問題ではないのです。
神想観をしたい。と言う純粋な思い
神想観をする時間がないのは、なぜか?
時間を作るためには何から始めたらいいのか?
毎日やるなら15分からできるかもしれない。

モヤモヤした課題を言葉にして、挨拶をしにいきましょう!
今回の座談会はここまでです。
「課題さんこんにちは^^」

②情報の整理

おや、「モヤモヤ」が「モヤ」になったぞ。

多角的に課題を出し切ったところで、
全国の青年会幹部が抱える悩みが出揃いました。

ここからが令和の青年会1.0アップデート作戦です!
今回は大切な要点のみをお伝えします。

これまでの解決方法は課題をよく理解しないまま
対処法を考えて実行して解決したり、しなかったりを
繰り返していたのかもしれません。

そこで青年会2.0では似たような課題をオンライン上でまとめ、整理します。
※組織専用Wikipediaを作れる「Scrapbox」を予定

「この課題、私も話し合いたい!」という課題に投票を行います。スクリーンショット 2020-03-13 17.53.35

改めてZOOMにてオンライン座談会-解決検討編-を再び開催します。

④教区での実行

「これなら自分たちでもできそう!」と言うところまで
課題を落とし込めれば、あとは行動あるのみ!

⑤ノウハウの蓄積&発信

狙った効果と実際の成果は違うもの。
それでいいんです。

大事なのは、振り返って言葉にすること。
言葉にしていれば、検索することができます。

これまでは組織の課題を個人が信仰的に解決するか、
解決を諦めざるを得ない状況だったかもしれません。

諦めてしまう場合
「私が頑張ればいい」と言う我慢から
「どうせ言っても変わらない」に変わった瞬間、
糸が切れたように組織から離れていってしまうのは本望ではありません。

次に同じ悩みに直面した誰かがいずれそうならないために
ノウハウの蓄積は課題解決の次に重要なことなのです。
私たちの解決プロセスを再現することもできます。

お気づきでしょうか?
つまり、みなさんが抱えている悩みや課題を言葉にすることが
そのまま「愛の表現」につながるのです!

最後に友人に紹介されて読んだ本
ピーター・ドラッカーの『非営利組織の経営』にはこのように書かれていました。(原文を見つけ出せなかったので、ニュアンスでお届けします。)

「非営利組織おいては、悩みを打ち明けた時点で解決している。
なぜならば、ここには世の中をよくしたいと言う人たちが集まっているのだから。」

愛を表現することに集中できたら
活動者としてこれ以上ない幸せですね。

青年会幹部のみなさま、役職別座談会のご参加お待ちしています!

【開催要項】
日程 : 2020年3月15日(日)
時間 : 13:30〜15:30(開場 13:00/おまけ 〜16:30)
会場 : 「ZOOM」を用いたWebミーティング
対象 : 「2020年度幹部研修会」参加のみなさま
      当日参加できなかったけれど、役職をお持ちの方
内容 : 生長の家青年会 役職者別座談会
主催 : 生長の家青年会有志
協力 : 生長の家青年会中央部


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