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コストコ再販店の経営記 【その5:リサーチ再び】

コストコ風コストコ再販店

煮詰まったのでもう少し競合リサーチをしてみよう。
岡山にある「コストレマート」さんに行ってみることに。
うん、広い。小分けもほとんどせずにそのまま置いてある。客単価高そう。カートも大きめ。
なんなら、小規模なコストコ、といったとこか。
商品数も多い。仕入れが大変そう。ベーカリーやデリカが少ない、というか売り切れている商品が多い。

あと、原価率が高い。あまり利益を乗せなくても大丈夫ってことなのか?
この辺りにはコストコがないので、会員費のいらないコストコとして人気っぽい。
地方の再販店ならこのカタチが正解なのかもしれない。
西日本に複数店あるようで、店舗数を一気に広げたようだ。売上も好調だ、とテレビでやってた。
1店舗あたり年商1億位だったと思う。1ヶ月の売上が約800万。原価率80%だと利益は160万。地方とはいえ広い売り場だから家賃80万はするだろう。仕入れするのも遠いし、人件費と払ったら…んーやはりオイシイ商売とは言えないのかも…

ただ、近くにコストコ出来たら終わるな…

地方の小規模店

岡山に小規模のコストコ再販店があったので、ちょっと覗いてみた。
住宅地のなか、8坪程度のお店。駐車場が6台分くらい。商品が所狭しと陳列されている。最寄りのコストコは神戸倉庫。毎日仕入れに行くわけではないみたい。
スタッフはおっちゃん2名しか見当たらない。自動車工場の片隅なので、純粋な家賃はゼロと思われる。
200万くらいで40万の利益か?
うーむ、儲かる…のか?

利益の確保

いくらコストコが好きだからといって、趣味やボランティアで再販店を経営する訳にもいかないが、これまで見てきた店舗は皆、大儲けしている風には見えない。
しかしながら店舗拡大していたり住宅地でも運営できていたりはするので、利益は残っているのだとは推察される。
先ずは仕入れ額にいくら利益を乗せればお客様に納得してもらえる価格帯になるか、いくつか試算してみないといかんな。


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