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『マイクロカプセルとは何ぞや…』と云う話

先日、友達から電話で
「息子が借りた部屋がさ…
前の人の「香料」で息子の持ち物に移香してさ
……大変だったんだよ」と話しが始まった。

「ふんふん」と相槌を打ちながら聴く…

「ほんでさ…不動産屋さんが寄越してくれた業者さんがさ…
「〈マイクロカプセル〉が曲者なんですよ…」って言ってたけど…最近よく聞くよね…
結局何⁇それ…⁈」と友達が言う。

「なるほど…科学者じゃないから上手く説明できんけど…マイクロカプセルは…
最近、柔軟剤とか効力を長持ちさせるために使う物やね…
〈香り長持ち〉
〈体温や汗で発香〉
〈衣類を叩くと香り出す〉
〈次の衣替えまで香る〉と云うのに使われてるんやね…」
とここからは…
自身が色々な文献、商品説明などなどから勉強させてもらった事を会話なのですが…文章にします。

香料カプセル
香料をマイクロカプセルに内包する形態で
例えば、香料が内包されたマイクロカプセルを柔軟剤と混合することで、洗濯後の衣料に香りを付与することができる。
即ち、柔軟剤を使用して衣服を洗濯することで、柔軟剤に含まれる香料カプセルが付着し、圧力等の外部刺激により、香料カプセルが破壊した際、内包された香料が放出され香料による香りを生じさせることができる。

香料マイクロカプセル
香料マイクロカプセル組成物
柔軟剤及び洗剤
という研究論文より


この論文の中で香料カプセルの形として
コア剤…香料
シェル剤…アルデヒドとアミンの反応生成物
架橋剤…イソシアネート化合物


化学物質は、塵積も!
少しだから…が積もってくる。
余談ですが…最近、NHKニュースで「フッ素加工」が体に与える害が話題になりました。
毎日、使用する物だから一回の使用量が少なくても……どこかに蓄積されるわけです。

話戻って
イソシアネートと云う物質がまたこれ曲者!

イソシアネート
粘膜や皮膚と反応し、呼吸器・目・皮膚などへの炎症を引き起こす毒性がある。
製品となったポリウレタンの中にはイソシアネートが残存している場合があり劣化分解によって有毒性のあるイソシアネートを発散する可能性があります。

OKIエンジニアリング
イソシアネート
より


回覧板、宅配で届く小包、郵便物が「香料」を纏って届く事多くなりました。
そして…触ると発香して手に顔、服に…他所様の使用した「香料が移香」するのです…
それって…⁈🤔
届いた物に香料が残存している訳だから…
マイクロカプセルがその物に在る!
と云うことは…イソシアネートも…⁈
と思えてならないのです。

残すために…「マイクロカプセル」を使用している訳だから…
毎日使用している訳だから…
部屋干ししてれば家中にその香りが充満する。
家族が多ければ尚更、強く香る!
そして「移香」なのです。

「香り」は好みの問題…重々承知してます。
その前に…これほどまで〈香りの残存〉をしなければならぬのか⁇

最近、
香料、マイクロカプセル等の移香・残存物質の研究が進められている……

と…云う内容の会話をした!

「うん!息子のアパートで分かったし…
 勉強になったよ…
 あそこ迄、香ると「臭い」になるよ…
 他所様の香料だからね…」と友達が言う…

みんなが同じなのだ。
「他所様」は気になる物だ…
程々が良いのである。

追記…
一般家庭用の洗剤・柔軟剤・家庭用日用品には無いが、全く同じお品物が「業務用」となると
危険マークが赤字で記されている…
これは何を意味するか……

使用上の注意
適正使用量の確認を…

「香料」によるマスキングは程々に……👍

と云う話……


 

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