強み診断と他の性格診断との違い
強み診断と、強み診断を伴わない性格診断を比較します。
前書き
機能の夜中にサイコパス診断のページを作成・公開しましたが、私のサイコパス診断は強み診断ではありません。それで今回は、グッドポイント診断やストレングスファインダーやエニアグラム等の強み診断と、それ以外の性格診断の違いについて言及したいと思います。
ただし、
・私はカウンセリングの専門家ではありません。
・独自の方法で考察しています。
という点をご了承ください。
対象の違い
簡単に言うと以下の通りになります。
強み診断
個性や才能といった、長所かつ変化しない人格要素が対象。
強み診断を伴わない性格診断
現時点での人としての人格要素が対象。成長と共に変化する可能性があります。
特徴の違い
強み診断
強み診断では個性や才能といった、長所かつ変化しない要素を診断したいので、偶然上手にできている要素や、成長と共に変化する要素の診断は極力省く必要があります。そうなると必然的に人格的欠点の診断が省かれるはずなので、診断対象者が人として成長しているまたはサイコパスでないことを前提とした診断になると考えられます。
ですからサイコパス診断で悪い結果が出たり、もっというとサイコパス診断で嘘をついて良い結果を出したとしても、そもそも強み診断はサイコパスが嫌がる事柄を愛しているという前提で診断するので、診断結果と実際の才能に食い違いが生じて正確性を欠く可能性があります。
仮にサイコパスに良い点が心の中に内在していたとしても、その人が良い点と真逆の点を望んでいる以上、人がサイコパスの良い点を見つける術は存在しないと考えられる。生身の人間が対面でサイコパスの良い点を見出せないのであれば、診断サイトでは尚更強みを見出せないと考えられる。
ですからサイコパスにとっては、提供された診断結果は正確ではなくなるため、サービス提供者側が意図した益をサービスから享受することができません。つまり強み診断の前では、嘘をついたり、助言を嫌がる態度を心に抱えていると、診断料をゴミとして捨てているだけになるのです。
それで、強み診断をする前にサイコパス診断を行うなら、自分自身が強み診断をした際の正確性を考慮できると考えられます。つまり、サイコパスの具合が高ければ高いほど、強み診断の正確性は下がると考えられます…がサイコパス度数の高い人はそもそも診断に来ない可能性の方が高いと言ってしまうとそれまでです。
また、相手が強み診断の結果を見せたときも、相手がサイコパスでないことが実証されていなければ、相手の強み診断の診断結果が正確でない可能性を頭の片隅に置くことができます。
強み診断を伴わない性格診断
一方強み診断を伴わない性格診断の場合は、目的の人格特性を診断することに特化させるため、現時点での人格を正確に診断するので、診断対象者の欠点も診断する場合があります。
用途の違い
強み診断
強み診断は個性や才能等の変化しない要素を診断するので、自分が行っても心の労力が少ない行動と、自分が行うと心の労力を消費する行動を区別し、自分で行えない行動が必要であれば他の人や機械にお願いする等、行動の選択を下すために用いることができます。
また、変化しない要素を診断するので、相手がサイコパスでない場合に限り、相手の個性の違いを知って、接し方を考慮することができます。人は個性の違いはカバーできても、サイコパスのように善悪の判断基準が逆転している状態はカバーできないからです。
強み診断を伴わない性格診断
強み診断を伴わない性格診断の場合は、ネガティブな要素も含めた診断対象の現在の状態を見つめるので、現時点での自分にとってのリスクや改善点を調べることに用いることができます。
まとめ
強み診断
・対象:個性や才能などの変化しない人格要素
・特徴:人として成長していることを前提とした診断
(消極的な要素は殆ど触れない)
・用途:自分の行動内容の選択や、個性の違いの確認
強み診断を伴わない性格診断
・対象:現時点での人としての人格要素
・特徴:現時点での人格を正確に反映した診断
(消極的な要素に触れる場合がある。)
・用途:現時点での改善点やリスクの確認
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