10月第4週のハワイ 【ハワイの気になる週一ニュース】
アロハ!ハワイの最新情報をお届けするアロハタウンネットです。編集部が「ハワイの気になるトピックス」を紹介いたします。
●電動自転車の危険運転に関する規則を検討
電動自転車に関する規則を明確にすることを目的とした新しい法律が今年末までに可決される可能性があるという事を地元メディアが伝えています。
ホノルル市は、今年だけですでに電動自転車が絡んだ180件以上の事故が発生していると報告しています。
市交通局長ロジャー・モートン氏は、多くの人が「規則の混乱」と呼んでいるものを明確にすることが焦点になると述べています。
警察と市および州の当局者からなる作業部会は、来月、少なくとも以下の4つの変更を市議会に提案する予定です。
❶乗る自転車の種類に関係なく、ヘルメットの着用義務年齢を16歳未満から18歳未満に引き上げます。
❷警察の取り締まりを支援するために、ウイリーや座席の上に立つなどの「無謀な行動」を定義します。
❸電動マイクロモビリティ車両のカテゴリーを明確化します。
❹彼らが活動できる場所を区別する。市は、現行法では歩道での活動は禁止されていると述べています。
市議会は11月中旬にこの提案について投票する可能性があるそうです。
●アロハスタジアムのフリマで宝石強盗発生
10月19日土曜日の午前11時30分頃、2人の若者がアロハスタジアムのスワップミートのブースに侵入し、数千ドル相当の宝石を盗んで逃走しました。
被害にあったブースのオーナーは、泥棒の様子を撮影した防犯カメラ映像をSNSに公開しました。1人は黄色いスウェットシャツを着てハンマーでガラスを割り、もう1人は大きな帽子をかぶって侵入し、宝石を盗んだ事が映像で確認できます。
犯人は16歳から19歳の間だと考えられます。
彼らは炎天下でもスキーマスク、手袋、マスクを着用していました。
犯人らはグループで行動し、時には10代の若者が4人いることもあるといいます。また、ほぼ毎月強盗に遭っているという者もいる。犯人らは、物を奪って金網フェンスを飛び越え、スタジアムの外へ走り出て高速道路へ向かうという事です。
強盗犯は、いまだ逃亡中です。
アロハスタジアムは声明でこう述べています。
「アロハスタジアムは、出店者に影響を及ぼした最近の事件を認識しており、関係者全員に懸念を表明したいと思います。私たちは、スワップミート運営者や地元当局と積極的に協力し、徹底的な調査を行い、この期間中に出店者をサポートできるよう努めます。調査が進行中のため、具体的な詳細は明らかにできませんが、出店者と来場者の安全とセキュリティは最優先事項ですのでご安心ください。現在、スワップミートの安全対策を強化し、今後の事件を防ぐために、セキュリティ計画の見直しに取り組んでいます。」
●ハワイの失業率は横ばい
ハワイ州ビジネス・経済開発・観光局(DBEDT)は、9月の季節調整済み失業率が2.9%となり、4ヶ月連続で同率であったことを発表しました。
9月の雇用者数は65万1100人、失業者数は1万9300人で、季節調整済み労働力人口は全州で67万400人となっています。
全米の9月の季節調整済み失業率は4.1%で、8月の4.2%より0.1ポイント低下しました。
増加業種
・レジャー・ホスピタリティ(+500)
・貿易・輸送・公共事業(+300)
・専門・ビジネスサービス(+-0)
・製造(+-0)
・情報(+-0)
・政府部門(+800)
減少業種
・建設(-100)
・私立教育・医療(-200)
・金融業(-300)
・その他のサービス(-200)
前年同月比(2023年9月はパンデミックの影響から43ヶ月目)では、非農業部門雇用者数は+9,000人、1.4%の増加でした。しかし2020年3月(パンデミック前最後の月)と比較すると、非農業部門雇用者数は16,600人、-2.5%減少しています。
●25日はジョイ・オブ・サケ開催
「ジョイ・オブ・サケ」は、日本人移民の初期の時代から今日まで続く、ハワイの150年にわたる日本酒への愛情を称えるイベント。
今年は、米国最大の日本酒の祭典となったこのイベントの22周年にあたり、最高のコンディションの500種類以上の日本酒と、ハワイのトップシェフによる伝統的および現代的な日本酒にあうアペタイザーを楽しめます。
入場料には、参加レストランのアペタイザーと無制限の日本酒の試飲が含まれます。
日時:10月25日(金)午後6時30分~9時
入場料: 130ドル
場所:ホノルル・コンベンション・センター
●ハロバルー音楽芸術フェスティバルが今年も中止
10月26日土曜日に予定されていた毎年恒例のハロバルー・ミュージック&アート・フェスティバルは今年も中止となるようです。
毎年5,000人以上の参加者が見込まれるこの大人向けハロウィンイベントですが、2023年も開催されませんでした。
イベントでは、チャイナタウンの一部の通りを封鎖して行われる為、市の許可が必要になりますが、その許可証は主催者によって取り消しとなっているので、開催はされないという事になるでしょう。
https://www.instagram.com/p/C94GvAjR2C3/
●日本からの一週間のハワイ訪問者数
10月16日(水) 3309人
10月17日(木) 3168人
10月18日(金) 3259人
10月19日(土) 2975人
10月20日(月) 3454人
10月21日(火) 3018人
10月22日(水) 3145人
合計 22328人
-1664
先週(23992人)から0.69%のダウン!
前年(18364人)から21.59%のアップ!
●OATO(後記)
気になる記事にもありますが、コロナ明けで大きく変わったことに電動二輪車の急増と無謀運転があります。
コロナ前から徐々に利用者が増えていた電動二輪車ですが、その時は成人の利用がほとんどでしたか、ここ1年で未成年者の利用が急激に増えたように思われます。
彼らは、集団で行動し、夜間でも無灯火で走行し、
信号無視も当たり前のように繰り返します。
時たま単独走行している者も見かけますが、彼らは大抵がウィリーで一般道を走行します。
ハワイ州の法律では15歳未満の使用は違法となっているにも関わらず、このルールを守っていないティーンエジャーが多くいます。
また、ハワイでeバイクと定義されているのは、低速電動自転車のみで、ペダル付きでモーターは時速20マイル以上出せず、750ワット以上は出せないものとなっています。もちろん運転免許は必要ありません。
しかし今回問題となっているのは、その定義を超えたタイプで見た目はモトクロスバイクと変わらないものです。もちろんペダルアシストではないので運転には免許が必要になります。
いつか大きな事故を起こすだろうと思いながら、彼らの暴走を眺めています。電気なので騒音が出ない所が、すこし滑稽に思える事がありますが、迷惑運転にはやはり辟易しています。
これらの違法バイクを親が買い与える事にも問題があり、無免許運転や無謀運転を行った本人には運転免許取得の禁止期間を設けたり、無免許運転に関しては親にも連帯責任を与える法律が必要に思えてなりません。
彼らは、暗闇から突然音もなく現れるので、本当にビックリします。
一刻もはやく厳しい法律で取り締まってもらいたいです。
本日も良い一日を!
#hawaii #ハワイの気になる週一ニュース
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