魅せるキルトを作る

キルトに関わる仕事を長年携わって
キルト歴は23年。

ここ2年位は意識が変わってきました。

きっかけは
毎年Ohana 合同展を開催している
お馴染みのギャラリーのオーナーさんの
「美術館に出してみれば？？」のお声がけから

丁度
保護猫を２匹迎入れ
子猫育児がスタートするタイミングでした

毎年一回の作品展を３教室と
合同で開催していますが
その時もその最中でした。

目標を掲げて翌年のZEN展に間に合うかな〜と
ぼんやりとした目標で日々過ごしていました。

そんなだから間に合うわけがない！

それから2年後
猫もすっかり成猫に成長して
昨年の春からは自分の中でも
意識が向けられるように変わってきました。

大きく成長してお利口に写ったソルとモネ

ZEN展に参展させていただくことになって
細部まで丁寧に仕上げることに注力が向いて
てまえみそですが、作品の精度がグンと上がっています。

2024年はZEN展　埼玉県近代美術館、
銀座選抜展、東京都美術館へ参展しました。

期日があることで
キルトに注力して仕上がるのが早い！

今までも決してサボっていたわけではありませんが
サンプルを作って(大きめタペストリーではなく）
教室のキットを作っているにとどまり
自分のキルトに時間を使えていませんでした。
　　　　

「なせば成る、為さねば成らぬ成る業を
成らぬと捨つる人のはかなき」
　ーーーー武田信玄のお言葉を引用

「強く思って取り組めば必ず達成できるが
行動しなければ何事も実現できない。
努力すればできるのに、最初から諦めてしまう
人の弱さよ」

上杉鷹山とはちょっとニュアンスが違いますね

忙しさにかまけて
時間を作らなければそれまで

来年はまた作品展に参展するぞ〜と決めて終えば
後は行動あるのみ

キルトの自分史を紡いで
行き続けることが自分の生き方とまで
思えるように変化したんです。

それに楽しく賛同してくださる教室の生徒様に
本当に感謝です。

キルトを作ることが
自分の励みや支え、時には賞を頂いたり
こんな嬉しいことはありません。

まずは挑戦することに
ひたむきになってみたいこの頃です。

昔から
みんなで何かの目標に向かって成し遂げる
そんなことが好きな私にとって
目標を持つ事は
自分のボルテージごと引き上がられて
作品も残る！

一層楽しくなりました。
生涯ハワイアンキルトをしていきます！

©️'Hanauma-Bay’2021 JUN(110×110）