深呼吸する言葉0912 Deep Breathing Words
何かを見たり、感じたことのメモ。
嘘を書いてもいい。真意が伝わればいい。
ドラマチックに創ればいい。
いい文章とは、自分が出る。ダメな場合は、自分がダメ。嘘の自分が見える。
●誓い:子どもの頃、誓うのは日常だった。気楽に破って、何度も誓った。オトナの階段を上り、誓えるのか問うた。誓う相手が自分になって、気楽に破れなくなった。そして、オトナの階段を上りきった今、祈りに変わった。
●熟睡:倒れた瞬間、布団が身体に吸い付くとき。
あー、沈むーって最後の一言を残して、瞬時に意識を失うとき。
至福のとき。
●中華料理:チーパオラ!山東省の友人の実家に遊びに行った時、最初に習った中国語。チバ!チバ!のおもてなしに、お腹いっぱいです!を覚えるしかなかった。たくさんの手作り餃子。あれより美味しい餃子に、まだ出会ってない。山東のママ、パパ元気かなー。
●猫:月の光が強い島だった。母猫とはぐれて迷い込み、その猫(こ)が宿で待っていた。bulan(月)と名付けて一緒に暮らした一週間。夢と現を行き来して、生死の境をさまよう人を、この世に繋ぎ止めてくれた。
●空港:通過時の道標になるのが駅。始点と終着点でもあり、帰る場所でもあるのが港。天上の世界へ出入り口が空港。
●告白:もう、黙っているのが苦しくなった。あなたが聞きたいかどうかより、私が言いたい!が勝っちゃった。ごめんね、聞いてくれてありがとう。
●祖父:ばあちゃん家の壁で、じいちゃんはずーっと見下ろしてた。私が動いても、写真の中のじいちゃんは、私をいつも見つめてた。どんなに可愛がってくれてたか、丹前の中に抱きかかえてどこにでも連れて行き、目の中に入れても痛くないほどだったって。じいちゃんと私の物語。
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