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【本レビュー】任せるコツ (山本 渉著)
人に任すことに苦手意識のある管理職やリーダー必読の本。繰り返し読みたい。
そもそも正しい丸投げってあるのだろうか?
そんな思いでページをめくっていった。
この本では、任せるコツだけではなく
主に仕事場で使える技や
実はこうだったということも具体的に説明されているのがよい。
具体的に2つ紹介します。
◎意欲には3つある(5:意欲と適正を考える より)
意欲には3パータンの意欲がある。
A:自分中で完結する意欲
成長したい/経験を積みたい/達成感を味わいたい
B:他者からもらう意欲
褒められたい/高いボーナスがほしい/出世がしたい
C:他社に与える意欲
チームに貢献したい/顧客の役に立ちたい/世の中をよくしたい
どれもが人が行動するときの立派なモチベーションになる
著者は言う、
重要なのは、さまざまな「意欲」があることを理解すること。
そして自分を基準に考えないということです
◎ずるい断り方の言葉とは(17:アウト?セーフ?「ずるい断り方」より)
「忙しい」「自信がない」「自分に向いてない気がする」など理由はさまざまですが、依頼する側から見て、これはうまい断り方だなぁとかじることも、逆に少し乱暴だなというのもあります。
…
「またお声がけください」
最後にこの一言さえ付け加えれば、すべてが解決です。
他にも、具体的に書いてあるのでわかりやすい。
任せることが多くなる管理職やリーダになりたての方に特に読んでほしい1冊です。
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