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あすなろの手紙 〜俳句を添えて〜 その参拾壱

これは、noteの姉弟、橘鶫さんと鮎太さんとともに紡ぐ公開書簡です。
俳句とともにさまざまな話題について語る、楽しいお手紙です。
お時間ございましたら、ぜひご覧くださいね。

鶫さん、鮎太へ

ついこの前新年を迎えた気持ちでいたのですが、もう2月も下旬。
春の足音が少しずつ聞こえてきたような、そんな毎日になりました。
今日気づいたのですが、国道沿いの早咲きの桜が8分咲き。
3月になったらいっぺんに春らしくなるのかな、と期待しています。
・・・が今週末は真冬の気温に逆戻りだそうです。

さて、前回の鶫さんからのご質問
あすなろ姉弟、ほかの二人に花を贈るとしたら、それぞれなにを選びますか。
これはインスピレーションで鶫さんと鮎太のイメージから浮かびました。

まず鶫さんに贈りたいのはこちらです。

白いカラーの花束を贈りたいです。
抱えるのがやっと、ぐらいたくさん。
白だけどあたたかみのある花弁、すっきりと伸びたグリーンの茎。
カラー はギリシャ語の「カロス」究極の美、からついた名前なんだそうです。ほらもうぴったり!!
切ってすぐならほんのりと甘い香りがします。

そして鮎太には、どうしても木のイメージがありました。
木 なのですが、こちらのお花を贈りたいです。
私の大好きなお花のひとつ。

プルメリアの鉢植えを贈りたいです。
南国のお花なのですが、冬場は部屋置きをして少々乾燥気味にしてあげると、ちゃんと冬を越してくれます。
優しく甘い香り、丸いかわいいお花です。


次に、鮎太からのご質問。
自分を野菜に例えると・・・ですが、こちらはもう即答できます。

ごぼう です。
ごぼう 大阪では 「ごんぼさん」といいます。
おばあちゃん世代の方々がよく使う方言です。
真似しごんぼ。
嘘つきごんぼ、ごんぼ食って走れ。
そんな言い回しもあります。意味はわかりません。
真似しでも嘘つきでもないのですが、小さい頃からごんぼさんと言われていました。
色が黒く、肉付きのよくない折れそうな子供時代の風情が「ごんぼさん」
見た目そのまんまですね。

さて、ここのところ雨模様の大阪。
今日も雨が降り続いていました。
昨年の今頃の句を見てみますと、2月19日にこのような句を詠んでいました。

泥濘のやはらかきかな春の雨
ぬかるみのやはらかきかなはるのあめ

この時期は雨が多いようですね。
ひと雨ごとに春に近づいてくれるとよいのですが。

さて、最後に恒例 私からの質問です。
卒業式のシーズンですが、今も心に残る卒業式の思い出はありますか。
もしよかったら教えてください。

早く屋外でアイスが食べられる気温にならないかな、と願うalohaより。









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