あすなろの手紙　〜俳句を添えて〜　その参拾伍

これは橘鶫さんと鮎太さんとともに紡ぐ、俳句を添えた公開書簡です。
楽しいお話がいっぱい、お時間ございましたらご覧いただけるとうれしいです。

あすなろの手紙〜俳句を添えて〜｜鮎太｜note

鶫さん　鮎太へ
こんにちは。
関西もとうとう梅雨入りのようです、
梅雨入りのよう、というのはネットで調べてみたら６月２１日ごろ、という曖昧な発表で、梅雨入りしました、のようなニュースを聞いていないんですよね。
とはいえ、ここのところよく雨が降っているのは確かです。

この梅雨が明けたら本格的な夏、だけれどもあっという間に終わってしまうんですよね。８月に入るとすぐに立秋がくる。今年は８月７日が立秋なので、梅雨明けました・・・と思ったら秋の季語で詠まなくてはならない。
なんだかなあ、と毎年思うのですが、そういうルールなんですよね。
季節先取り、と思うのも難しい酷暑のなかの立秋。

さて、前回の鶫さんからのご質問は
「今日は好きなことだけで過ごしていいよ」という休日でした。
わんこのお世話で３６５日早起きだったり、行動が制限されることが嫌なわけはまったくないのですが、今回は想像の休日ということでわんこのことは横に置かせていただきます。
まず、アラーム無しで自然に起きる。何時まで寝てしまうのか不安もありますが、おそらく外が明るくなったら目が覚めるでしょう。
そして、さっさと身支度をして、どこにでかけようかな。
面白い展覧会があったら見に行きたいし、その帰りにデパ地下でおいしいものを買って帰ってくるのもいい。
あっ、そうだ、遠くに行くのもいいな。
LCCで往復チケットが取れるんだったら、九州に行きたい。
Peachだったら長崎まで片道４５９０円、往復１万円かからない、安すぎる、すごい！！
こうして考えてみると１日でできることっていっぱいあるなあと。
どうしようか悩んでるくらいなら動いたほうがいい、って教えてもらえた気がします。

次に鮎太からのご質問は
「家族や友人から指摘されたクセ」について。
クセというか、しょっちゅう指摘されることはリアクションがとにかく大きいことです。
表情含め、そこに大きな動きがついてくる。
そもそも身長が高いから目立って仕方がない。大きな声を出さない代わりに身振りと顔が物語ってると言われます。
笑うときは手を叩く、驚くときは誰が見てもビクッとしたでしょうとわかるように首が縮こまる、残念なときの肩の落とし方、うれしいときは両手を挙げる・・・などなど、私はこういう気持ちです、が体いっぱいに出てしまいます。もちろん場所によってはぐっと堪える（笑）ようにしています。
出そうになった手を引っ込めたり。
あとは、規則性がなく乱雑に並んでいるものをついつい整頓してしまうことかなあ、これもよく言われます。

さて、俳句のお話を。
一年のうちで私が最も元気なこの時期。去年は何してたんだろう、と振り返る。
こういうのが楽しいなあと詠み続けていると思います。
ちょうど去年の今日、６月２５日に私は携帯電話の機種変更をしていたようです。いろんな設定に手間取ったことを記事にしていました。笑
その日４句詠んだうちの一句

力なく笑ふ琥珀の月涼し

パスワードを保存しておいた旧携帯が役に立たず、自分の記憶に頼るしかなくなってしまった悲壮な（笑）私自身を詠んだのですが、月涼し　にしたのは面白かったなあと自分でも思うのでした。

さて、ここのところバレーのネーションズリーグが盛り上がっております。
日本バレーの躍進が嬉しくて仕方ありません。
平均身長は男女とも相手チームと１０ｃｍ以上の差という小柄なチームですが、壁のように立ちはだかるブロックを様々な工夫で打ち破る、そして拾って繋いで攻撃に持って行く。
特に女子は約半世紀ぶりの世界大会決勝進出。銀メダルという快挙をオリンピック直前に成し遂げた・・・もうほんとに嬉しい。
そこで恒例になりました質問です。
これまで見たスポーツの大会で、いちばん感動した、今も心に残っているシーンはありますか。
ちょっと考えただけでわんさかでてくるのですが。

夏本番に向けてどんどん髪が短くなっているalohaより