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あすなろの手紙 俳句を添えて その参拾弐

橘鶫さんと鮎太さんとともに紡ぐ、あすなろ三姉弟の公開書簡。
楽しい話題と俳句のお話、お時間がございましたらご覧いただけるとうれしいです。


鶫さん 鮎太へ

こんにちは。
だんだんと春めいた日が増えてきました。
日中の最高気温が10℃を下回らないようになり、そろそろ桜前線が北上してくるのではと少しうきうきしています。
そして、早く半袖で過ごせる気温にならないかなあ、と思っています。

前回の鶫さんのご質問は
「好きだった、あるいは得意だった教科」でしたね。
おそらく私のことを以前から知ってくださっているお二人は「歴史と体育」という予想をしてくれているのでは?と思います。
ですが、実は体育が得意教科になったのは小学校高学年からで、低学年のころは運動会も大嫌いでした。
体が小さかったんです、細くて小さい、外で遊ぶのも苦手なインドアっ子。
それが4年生の後半ぐらいから急に身長が伸び、なぜか走るのが早くなり、運動会で大活躍できるようになったんですよね。

歴史はそれこそインドアの子供の頃から好きでした。
その頃は歴史というよりも昔の話、という認識でしたが。
世界の偉人伝を読むうちに、色んな国の歴史に興味が湧きました。
生きているうちに見てみたいものが世界中にたくさんあります。
日本史に興味を持つようになったのはもっとあとのこと。
実は世界史が好きでした。

得意だった教科、テストの点数が良かった教科、は英語でした。
テスト範囲の教科書丸暗記方式、これが私には良かったようです。
ですので得意とも言い難い。(笑)

そして、鮎太からのご質問。
「自分で自画像を描くとしたらどんなポースをしている姿か」
面白いなあと思いました。
ただ、なんせバカ画伯なので自画像を描いてみようなんて思ったことがなくて。
自画像、自分を客観的に見てみたときに、どんなポーズがしっくりくるんだろう・・・そうですね、椅子に座ってマグカップでコーヒーを飲んでいるところでしょうか。
足は左足が上になるように組んでいます。
今もコーヒーを飲みながらキーを叩いています。
そんな日常のひとコマがいいかな、と思います。

自画像といえば鮎太の好きなゴッホの作品が有名ですが、レンブラントがたくさん自画像を描いているんですよね。20代ぐらいまでの自画像の表情がとてもおもしろいです。30代以降はあまり表情に変化がないのはなんでだろう。遊び心がなくなったのかな。

さて、俳句のお話を。
一昨年の今頃の拙句

星おぼろひとつくらいの我が儘も

このとき
我が儘も の も で良いのか。
よんでくださる方にニュアンスを放り投げました。(笑)
言いたいのか 言えないのか 言わないのか。
振り返ってみて、やっぱり も で良かった気がします。

では、私からの質問です。
春、といえば遠足。
春の遠足の思い出を教えてください。
どこに行ったのか、でもいいですし、お弁当のおかずやおやつ、いろんな思い出があると思います。
私は高校の春の遠足でグループごと現地集合だったのですが、乗り換えを忘れてとんでもないところで気が付き、その駅の駅長さんの計らいのおかげで切符を買い直すことなく逆方向に乗り換えさせてもらったことです。
集合時間には少し遅れて先生に怒られましたが、今でもその駅の名前を覚えています。








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