あすなろの手紙　〜俳句を添えて〜　その弐拾四

鶫さん、鮎太とともに綴り繋ぐ公開書簡です。
楽しいお話がたくさん、お時間のあるときにご覧いただけるとうれしいです。

あすなろの手紙〜俳句を添えて〜｜鮎太｜note

鶫さん、鮎太、こんにちは。
鮎太に続きまして・・・ほんと節々の痛みに耐えかねた日々を過ごしておりました。健康って大事とわかっていながら、そして人一倍いろんなことに気遣っていたつもりでいたので、ちょっと反省・・・とにかく、ようやく文章を書けるようになりました。

あっという間に桜は咲き、２分咲き、５分咲きを堪能する間もなく満開になった今年の春。
これからソメイヨシノは葉桜に、そして八重桜や山桜が満開になります。
散歩道でよく見かける大島桜。
花より先に葉が出るんだということをこの春まで知りませんでした。
ソメイヨシノよりも白い、そして丸くてかわいい花。

さて、鶫さんからのご質問
「普段使っている鞄について教えてください」
私は普段カバンの中身を入れ替えていろんなカバンを持たない、〇〇専用カバンを作りがち。
出勤は黒の帆布トート。前後にポケットがついていて底板のあるしっかりしたタイプ。
近所のお買い物や普段使いには、黒のNIKEのミニショルダー。
お稽古ごとにはデニムのトート。
役割分担が定着しています。

友達と出かけるなど身なりを少しだけ張り切ったとき（笑）は、キャメル色のヤギ皮のショルダー。京都の　THE　BRITISH　BAG　というところのものを長らく愛用しています。
張り切ったとしてもデニム（笑）なのでカジュアルなものです。
このキャメルのショルダーもそうですが、こちらのカバンは皮の質がよいのと、とっても使いやすいこと、そしてお値段も私に手の届くくらいの安心価格（笑）なんですよ。
使い続けると皮の風合いがとても良くなってきているので、これからももちろん使います。
京都　なのですが、作っておられるのはイギリスの方なんです。

鮎太からのご質問は
これまで、「一目惚れ」したことはありますか？
でしたね。
一目惚れ　というか、身の回りのものを買うとき、長らく使うものを買うときは、初見でピンとくるかこないか、のようなものを信じます。
家電などもそうです。あれこれ迷わない。

でもこれまででいちばんの一目惚れは、今横にいる相方、わんこです。
このブリーダーさんがいい、と思って訪問の予約を取り、車で片道２時間ぐらいの遠方まで出かけていったわけですが、１回の訪問で会わせていただけるわんこはだいたい３〜４匹、と決まっていました。

その日、お店の方は私の前に４匹のベビーさんを籠の中に入れて連れてきてくださいました。
みんな元気いっぱい、籠から出ようとする子、泣きっぱなしの子、やんやかしているその中で微動だにしない子がいました。
つやつやの黒目、すん　と澄ましたような表情。
手のひらサイズの威風堂々、この子と暮らしたいとすぐに思いました。
他のベビーちゃんには申し訳ないぐらい、この子しか見えませんでした。

さて、春はもうじき終わり・・・そうです、夏の季語で詠める日がやってきます。とてもとても長かった秋、冬、春。待ちに待った夏がやってきます。

昨年、おじいさんを誘導する猫さんのことを記事にしました。
あれから１年、平日に家にいることがなかったので忘れていましたが、今日そのおじいさんと猫を久しぶりに見かけました。
しかも、そのおじいさんに話しかけられてしまった・・・この辺で待ってるはずの猫を見なかったかと。
その時　にゃーーーー　と声がしました。
あの、せっちゃんでした。

老爺ゆく一間の間の猫の妻

そしておじいちゃんとせっちゃんは仲良く帰っていきました。

最後に私からの質問です。
カバンやポケットなどにちょっと入れておきたいお菓子はなんですか。
持ち歩きのおやつとか、ありますか。
ガムだったり、グミだったり、キャンディーだったり。
私は　THE大阪のおばちゃん（笑）なので、アメちゃんやグミを持ち歩きしています。冬場はチョコも持ち歩いたりしています。
つい先日チェルシーが販売終了になってしまったのが・・・ちょっと寂しかったります。