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BTSが母を輝かせている件


61歳の母がARMYです。

(ARMY=BTSのファン)

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昨年冬から2人目出産のために実家に里帰りしたら、家の中にイケメンがちょいちょい飾ってある。

私「何これ?誰これ?」

母『ジン君❤️』

「はっ?!誰?!」

じっくり家を見るとあらゆるところに「ジン君」やその仲間がおる。

・粗品でもらったカレンダーがBTS仕様にリメイク。
・キッチンに立つと、目の前にBTSメンバーが写ったコーヒー。
・おやつBOXにはBTSのガムがいくつも。
・手帳にはBT21のシール。(手帳は紫)
・ボールペンにはBTSのメンバーがグリップ部分に埋没。
・車でのBGMはもちろんBTS!!


※ちなみに私は里帰りするまでBTSを知らなかった。(曲すら聞いたことない)

BTSの質問をすると母の勢いは止まらない。

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ある日、嬉しそうに段ボール箱を抱えている母。

「何が届いたと?」

『BTS仲間の人からプレゼントきた♪』

住所を見るとはるか彼方の関東圏からのプレゼント。(実家は九州)

「どうやって仲間とか知り合えたの?」

『インスタで仲良くなったっさ〜☺️ライングループは4人でいつもBTSの情報交換ばしよっとよ』


・・・すげぇ・・・。

プレゼントの中を見ると、仲間の地元の名産品や、手作りBTSグッズ、BTSのガチャガチャ景品、キーホルダー等。それを見て本当に嬉しそうな母。

「BTSはよく分からんけど楽しそうで良いやん」

『いやー本当この歳になってこげん事あっとね〜』(こんな事あるのね〜)


話を聞くと、そのBTS仲間とZOOM飲み会をしたりしてるらしい。

・・・すげぇ・・・。

ちなみに今度東京まで行って、新大久保へ一緒に出かけるそう。
その日のために、でっかいマザーズリュックを購入した母。
新大久保でグッズをたくさん買いたいらしい。
気合いは十分だ。

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またある日、箱を嬉しそうに抱えている母。

「今日は何届いた?」

『きたーーーー!アミボムばい!!!ずっと待っとったー!!』

「何やそれ・・・」

ライブで手に持つライトをアミボムと言うらしい。

『これね、防災グッズとしても使えるとよ!!』

「いや、もっと役立つライトあるやろ!」


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『メガネ外してコンタクトにしよっかな〜』

「なんで?」

『ジン君に会えた時にさ、コンタクトの方が良かたい』

「え、会うと?」

『ライブに行きたかっさね〜いつか福岡であるやろうけん』

「へー。良いんじゃない」←適当

いつか行きたいライブのために、髪を染めたり、ほうれい線対策をしたり健気に頑張っている。
ただ話によると、BTSのライブチケットを取るのは宇宙一難しいらしい。

母、がんばれ。

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BTSの沼に引き摺り込まれた私。

母の事ばかり書いているが、一緒に生活をしているとBTSを身近に感じてしまい、次第に彼らに癒されるようになった。

気づいたら私もBTSが大好きになっていた。

母ほどARMYではないが、私も育児の隙間にBTSを眺めては憩いの時間を過ごしている。母をイキイキとさせてくれているBTSだからこそ、私も好きになったのだろう。


冒頭でも書いたように、母はジン君が大好き。(2番目はSUGAらしい)
私はSUGAが飛び抜けて好きだ。親子でSIN推し。
私たち親子のLINEはBTS情報が今日も飛び交う。

そして私も冷蔵庫にこっそりSUGAのシールを貼った。

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