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ケリクEDHにおける《最後の審判》

個人用の備忘録
主要ルートとその派生を考えてみる

凡例
手札のカード【マナ条件、ライフ条件】で記載
ケリクが出せる4マナはある前提
DD:《最後の審判/Doomsday》
IC:《冥府の契約/Infernal Contract》
Sac:《Sacrifice》
cycling:サイクリングまたは1ドロー付きカード


DD+cycling【浮き0、ライフ40】

基本のルート

これ以降《Leshrac's Sigil》を8点ペイして出し入れし続ければ《霊気貯蔵器》で無限ライフになるのでそのまま全員に50点砲をぶつけて勝利できる。
手札の要求が一番軽いかわりにライフ40が求められるため、1点でもダメージを受けると使えない。
ケリクをサクるので途中で止められたときにリカバリーしにくい点と墓地対策にもひっかかるのが難点。

DD+cycling+0マナのカード【浮き0、ライフ40】

墓地を経由しないパイル

手札の要求値を少し上げればケリクをサクらずに済み、墓地対策が効かないパイルを作ることができる。
パイル中の《太陽の指輪》のかわりに《魔力の墓所》を使えば《霊気貯蔵器》設置後に黒1点分浮くので1マナのカードでも許容できる。

DD+cycling【浮き1、ライフ32】

最初の1マナはライフ8点分

①のルートで浮きマナがあった場合を考える。
途中DDとICで初期ライフを1/4にしているのでICの後のライフ2点は初期ライフにおける8点分の換算になる。
よって浮きマナがあれば《Sacrifice》の部分で使用するのが一番効率が良く、初期ライフ32点からスタートできる。

DD+cycling【浮き2、ライフ28】

2マナ目以降はライフ4点分

浮きが2マナある場合も先程と同じく後半のスペルでマナを使用していけば良いため、1マナ分を《Sacrifice》に、もう1マナ分をICで使用することになる。
ICキャスト時のライフ2点は初期ライフにおける4点分の換算になるので、40-8-4=28点からスタートできる。
同様に、DDキャスト後の黒1マナはライフ4点換算になるため、浮き3ならライフ24、浮き4ならライフ20、浮き5ならライフ16必要となる。
(これ以上の浮きマナはDDキャストかそれ以前にしか使用できないため、そのまま1マナ2点換算になる)

まとめると、《最後の審判》、《冥府の契約》を使用する基本ルートにおいて、
《冥府の契約》解決後の余剰1マナ→ライフ8点
《最後の審判》解決後 〜《冥府の契約》キャストまでの余剰4マナ→それぞれライフ4点分
の働きを持つ。

これを利用すれば基本ルートにおいて少しパターンが異なっていても必要ライフがすぐ計算できる。以下数例をあげる。

DD+Cycling+血の執行司祭【浮き0、ライフ33】

以上の検討より、《血の執行司祭》がある場合、《最後の審判》解決後に必要な黒5マナ分までは3点ペイしてマナを生成しても収支がプラスになる。
《血の執行司祭》キャストの2点と黒5マナを生成するための15点を支払い、(8点、4点、4点、4点、4点)換算のマナが生まれるので差し引き7点の得。ライフ33点からスタート可能。

DD+IC【浮き0、ライフ36】

《冥府の契約》を素引きした場合、《最後の審判》解決後のサイクリングが必要なくなるので4点分ライフが軽くなる。

DD+ 血の署名【浮き0、ライフ38】

《最後の審判》解決後に1ドローでなく2ドローカードがあった場合を考えてみる。
《冥府の契約》が使えないときは《ボーラスの城塞》から《霊気貯蔵器》と《黒の太陽の頂点》でループを形成するのが簡単。必要ライフは38。
このパターンでは《最後の審判》解決後に使用できる余剰マナ1点につき初期ライフ4点ずつ軽くなる。

DD+cycling+cycling【浮き0、ライフ34】
DD+夜の囁き【浮き1、ライフ34】

1ドローできるカードが2枚ある場合も《血の署名》の場合とほぼ同様。
《血の署名》の2点支払いが不要になるので、《最後の審判》前の初期ライフに換算してライフ4点分軽くなる。

1ドロー2枚の代わりに無色1マナあって《夜の囁き》がキャストできる場合も2ドローに支払うライフが同じなため、これも必要初期ライフは34。

おまけ:来世の警告【浮き0、ライフ15】
《Sacrifice》、《ボーラスの城塞》、《対称な対応》
をサーチ
順にキャストして《対称な対応》で《最後の審判》をトップに積み込む
パイルは《霊気貯蔵器》、0マナのカードx3、《黒の太陽の頂点》

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