見出し画像

小さな飲食店で売上げアップ!テイクアウトを無理なく始める5つのポイント

こんにちは!アルマクリエイションの若手マーケッターの水落です!

現在、新型コロナの影響をまともに受けている業種の筆頭にあげられている『飲食業界』

営業時間の短縮や、場所によっては休業を強いられているお店も多い中、いま注目を集めているのが『テイクアウト』です。

実際に、デリバリーやテイクアウト業界は売上を急激に伸ばしていることもあって、今はテイクアウトを実施していないお店でも、これから導入したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、飲食店がテイクアウトを始めることでどのような効果があるのか?また、テイクアウトを導入する際に気をつけたいポイントについて解説してみたいと思います。

飲食店経営者の方に、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

画像1

テイクアウトの導入に失敗しない5つのポイント

「テイクアウト」は、基本的にお店で提供しているメニューを「お持ち帰り」できるサービスのこと。

飲食店営業許可を取得している飲食店であれば一部のメニューを除けば、テイクアウト用の容器や包装を準備すればすぐに始めることが可能です。

テイクアウトを実施すれば、営業時間の短縮や座席数の調整によって落ち込んだ売上げをカバーできるので、大変魅力的ではあります。

しかし、テイクアウトを始めたからといってすぐに顧客獲得に繋がるかは未知数。
テイクアウトを実施するための設備や人員を増やしてしまってから、『思ったほど売上げが上がらなかった』では済まされません。

そこで、まずはテイクアウトを始める際に心得ておくべき5つのポイントを紹介します。

1.お店のメニューにある食材を使う
2.今ある設備を使う
3.今の人員でまかなえる量と内容(メニュー)にする
4.メニューを絞り込む
5.結果を焦らない

この5つは、新たにテイクアウトを始めても『失敗しない』大切なポイントです。

それでは、この5つについて詳しく解説していきます。

画像2

1.お店のメニューにある食材を使う

新しくテイクアウトを始める際に、今までお店で出していなかった料理(メニュー)を出すことは悪いことではありません。
特に、テイクアウトを始めても、最初のうちは常連さんがお客様になることが多いので、お店と全く同じメニューでは飽きられてしまう可能性もあります。

しかし、これまでにないメニューを考えて普段お店では使わない食材を仕入れ、テイクアウトで使いきれずにロスが出てしまっては失敗です。

お店(イートイン)で普段使う食材を使って、新しくテイクアウトメニューを考えること。これがまず最初に必要な鉄則なのです。

2.今ある設備を使う

新しくテイクアウト用のメニューを考える際に、雑誌や情報誌などを参考にするのは悪いことではありません。しかし『マスコミ媒体の情報』を鵜呑みにするのは間違いです。

『今、これが流行り!』とか『この夏、コレがヒットする!』などの情報を信じて、新しく厨房機器を購入したり、お店を思いきって改造するなんてことは軌道に乗ってからすべきこと。

まずは地に足のついた、自信のあるメニューを作り、今ある設備を最大限に活かすメニューを考えて、設備などを導入する資金があるなら『販売価格』や『サービス』に転嫁しましょう。

3.今の人員でまかなえる量と内容(メニュー)にする

食材と設備については『今あるものを使う』ことと説明しましたが、人員(スタッフ)にも同じことが言えます。

テイクアウトを始めるからといって、新たにスタッフを増員するのは非常にハイリスクなこと。今いるスタッフで『出来ることをする』のが『絶対に失敗しない』方法です。

いまのスタッフでできる新しいお弁当やメニューで、無理のないオペレーションを考えましょう。

画像3

4.メニューを絞り込む

ここでいうメニューとは『品数』のこと。最初からいろいろなメニューを作ろうと頑張りすぎると人手が足りなくなるだけでなく、食材のロスも増える可能性があります。

最初のうちはお弁当の1~2種類から始めて、お客様の意見を聞きながら徐々に増やしていけば失敗なくスタートできます。

おすすめは、お店の人気メニューの食材を使ってテイクアウトのメニューも考えることで、極力食材ロスを防ぐことができます。

また、容器や包装も弁当容器1種類と丼物1種類、袋、お手拭き、箸とスプーンなど、最小限の数からスタートして、徐々に増やしていきましょう。

5.結果を焦らない

ここまで、テイクアウトを始めるのに最小限の投資でスタートするコツを紹介してきましたが、一番大切なのが『結果』です。

テイクアウトを始めることで『売上げがいくら増えるか』がお店にとって最も大切なことですが、本当に大切なことは『純利益がいくら増えるか』ということ。

結果を焦って広告や宣伝に莫大な費用をかけてしまっては、売上げがいくら伸びても利益が出ません。

テイクアウトを始めてから、結果が出始めるまでには数か月はかかると考えるのが妥当です。それまでの間にすべきことは、SNSを使った『無料で出来る販促』が最も効果的でしょう。

常連さんや新規のお客様に、SNSで拡散してもらえるようなお店のアカウントを作り、毎日コツコツ投稿をくり返せば、必ず結果はついてきます。

どの業種も同じですが、お店のブランディングは大切です。特に飲食店は『リーピーター』を最も獲得しやすい業種。安易に即効性を求めた折込チラシやフリーペーパーで売り込むよりも、来店してくれたお客様の口コミやSNSなどの情報を積極的に活用することを心がけてください。

画像4

小さな飲食店でテイクアウトを無理なく始めるポイントのまとめ

このように、小規模な飲食店でもテイクアウトを導入することは可能です。

しかし、新しくテイクアウトを始めるからといって、いきなり過度な期待をして投資をするのは失敗のもと。

長く飲食に関わってきた方にはお分かりでしょうが、飲食業の売上げアップのポイントは『信用をつけること』が第一。無理にメニューを増やすことで、お客様への対応が雑になったり味のレベルが低下してしまっては、逆に取り返しのつかないマイナスになります。

今できることを確実にこなし、プラスαをテイクアウトで作り出す。最初から地道に取り組んで、その間にしっかりとSNSを作り込む。この作業を怠らなければ、絶対に結果がついてきますよ!

いかがでしたか?もしもあなたが、このnoteでアルマ・クリエイションや弊社代表の神田昌典について興味をもっていただいた方は、ぜひアルマ・クリエイション公式ホームページや、神田昌典公式ホームページを覗いてみてください!

ビジネスについて『もっと知りたい』『もっと楽しみたい』というコンテンツがきっとみつかります!


|アルマ・クリエイション株式会社
www.almacreations.jp


最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、また次回をおたのしみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?