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バドミントンを観戦しよう

~アスリートはスゴい~

今回からはバドミントンを観戦する楽しさをお伝え出来たらと思います。 私はスポーツをするのも好きですが、スポーツ観戦もほぼ全ての競技で好きです。

「スゴっ!」「ヤバっ!」「なんであんなプレイが出来るんだぁーー!」

と人間離れしたプレイに笑いが止まりません。本当にあいつら、いやあの方々は可笑しいです。

どうやったらあんな動きが出来るんですかね?頭のオカシイ私が可笑しいと云うんだからちょっと緩和されるとしても少しオカシイ方々だと思います。

たぶん。。。

ただ、バドミントンに限らずアスリートへの一般の方からの目線に違和感を覚えることがあります。それはオリンピックの凱旋パレードなどで強く感じるのですがアスリートは運動能力がめちゃめちゃ高いヤンチャな兄ちゃん姉ちゃん競技オタクです。トレーニング指導者として学生スポーツのトップクラスの選手に関わったことがありますが、競技能力が高いこと以外はそこら辺にいる普通の人です。アスリートの魅力はその競技をしている時にあると思っています。パレードを観に行くなとは思いませんが、競技をしている姿をもっと観てあげて欲しいと思います。

また、アスリートの多くはピークを20代で迎え、一般では駆け出しの頃に社会的に大きな評価を受けます。このためか一部の選手が横柄な態度をとってしまうことがあります。この様な態度は社会人として不適切ですし、競技能力が高ければ何をしていいという訳ではないので叱責やルールに基づいた罰は必要だと思います。しかし、アスリートも聖人君子ではありません。時には間違いを犯すこともあります。競技とは分けて批判をして欲しいです。

熱くなってしまい、すいませんでした。ここからは切り替えてバドミントン観戦の話をしていきます。

約一年後に東京オリンピックを控え、今まで観たことが無いけどチケットが当たった!という方もいるはずです。そんな方は是非とも

私にチケットを明け渡してください。

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(ボコ👊ボコ👊ボコ👊ボコ👊

大変失礼いたしました。

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冗談はさておき、ここからはバドミントンを観たことがない方が楽しめるよう気持ちを入れ替えていきます。

まず、お伝えしたいのはバドミントンの日本代表「BIRD JAPAN」は現在めちゃめちゃ強いんです。世界バドミントン連盟の国別ランキングでは僅差の2位です(2019年10月発表)。2019年の4月はなんと1位でした。私が競技を始めた15年程前はオリンピックに出場できないかもと言われていたのですが、現在は全ての種目でメダルが期待できます。前回のリオで「タカマツ」こと高橋・松友ペアが金メダルを獲ったのを覚えている方もいると思いますが、東京でもメダルの期待大です。

ルール

最近は日本代表の活躍もあり、テレビなどで見たことがある方や体育の授業などでやって何となく知っているという方もいると思いますが、バドミントンのルールはシンプルで観戦するだけなら本当に基本的なことを覚えるだけで十分楽しめると思います。

まず試合の勝敗ですが、1ゲーム21点3ゲームマッチのラリーポイント制で争われます。ラリーポイントとはサービスを打つ打たないに関わらず得点が入る制度で、得点は「相手のコート内にシャトルを落とす」か「相手が自分のコートに打ち返せなかった」時に入ります。テニスや卓球とは違いサービスを打つ選手が決まっている訳ではなく得点をとった方がサーブを打ちます。これをどちらかが21点(20点-20点になった場合は2点差がつくまで行う。最大30点まで)になるまで続けて先に2ゲームをとったら勝ちです。

細かいルールは色々ありますが最初は覚えていなくても大丈夫です。観てみて面白いと思ってから調べればいいと思います。また、テレビ放送では都度ルールなどの解説が入るので気軽に観戦を楽しめます。

(補足1)2006年まではサービスポイント制でサーブを打った時にラリーを制すると得点が入りました。バレーボールと同様にオリンピックなどで観戦し易くするために変更になりました。

(補足2)ダブルスのサーブの順番ですが、AB vs CD で対戦している時は「A→C→B→D→A」の順になります。サーブを打った側が得点した時は同じ人が打ち続けます。シングルスは単純に得点をした選手がサーブを打ちます。

(補足3)シングルスとダブルスで使用するコートのラインが変わります。シングルスはサイドラインの内側を使い、ダブルスは外側を使います。また、サービスは対角に打たないといけません。

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バドミントンのココが面白い

だいぶ前置きが長くなりました。ここからは本題のバドミントン観戦の注目ポイントです。まず何と言っても一番の魅力は

スピード感あふれるラリー

です。バドミントンのラリーは本当に速いです!現在のスマッシュのギネス記録は493㎞/hで球技最速です。実際の試合では万全の体勢で打たせてはもらえないので400㎞/hを超えることは滅多にありませんが男子ダブルスの試合は目で追うのも大変な試合が多いです。この様なスピード感があるラリーはシャトルが約5g、ラケットが約85gと非常に軽い道具を使って争われるためです。最近は道具が進化をしていてより軽量で強いショットが打てるラケットが出てきています。そのために展開もどんどん速くなってきています。また、

ラリー中の駆け引き

も魅力です。上の話にも繋がるのですが攻撃的なショットを相手が打ってからこちらが打ち返すまでの時間は0.5秒ほどです。この時間では相手が打った後に取りに行ったのでは間に合いません。相手の打つ体勢やこれまでの展開から打つショットを予測しないといけないのです。(私はこの予測能力が一番競技力に影響すると思っています)

観ていると簡単にフットワークをしてラリーをしているように感じますが(トップ選手は大きいので特に狭く見えます。羨ましい限りです...)実際にプレーしてみると広く少しでも反応が遅れるとシャトルを取ることが出来ません。そのために打つ場所を誤魔化すようにフェイントを入れたり、試合の後半まで隠しておくショットを作ったりと様々な駆け引きが行われます。トップ選手にもなると技術や体力の差は僅かなのでこの駆け引きが勝敗に影響してきます。

なかなか言葉で伝えるのは難しいですがバドミントンを観戦で楽しむ人は世界でも日本でも徐々にですが増えてきています。7月に行われた日本でのワールドツアーも過去最高の3万人の人が会場に足を運びました。皆さんも一度観戦してみてください。

#バドミントン #スポーツ観戦 #Allympic

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