シャカイジンになるあなたに

まだシャカイジンになって1年経ってない自分を棚にあげて
偉そうにメッセージを綴ります。
きっと不安だったり、嫌だったり、楽しみだったりすると思います。

そしてこの文章を読んで、別になんの感情も抱かなければ、心に響く人もいるかもしれません。後者だったら嬉しいなと。


1. 意外と仕事ができない

自信があろうがなかろうが、いざシャカイジンになると仕事の難しさに驚きます。「こんなこともできないのか」「あーやっぱ自分ってダメだ」なんて思うかもしれませんが、意外とみんなそうなのです。僕は自信家どころか過信家なので、本当にそのギャップに苦しみました。まずはそれを受け入れてひたすら努力するしかないです。近道もなければ遠回りもないです。スマートな方法も特にありません。謙虚に認めることと継続的な努力、これを胸に毎日を過ごすしかないです。意外と難しいんですけどね。


2. 「学生しかできないこと」なんてない

よくシャカイジンは「学生にしかできないことをしろ」なんて言いますが、そんなことはないと思います。まあ強いていえば長期休暇をとることですが、長期休暇を優先するのであればまずシャカイジンになる必要はありません。友達と遊ぶことだって旅行にいくことだって飲みまくることだってシャカイジンでもできます。だからそんなに臆さずに新しい環境に飛び込むことを楽しみにしていればいいと思います。もちろん今いる仲間との時間は大切に。


3. 迷わずとも苦しい道を選べ

ここでいう苦しいはいくつか条件をクリアした上での「苦しい」です。やりたいこと、興味があることと繋がっている上で苦しくないとそれはただの「苦しい」で終わってしまうので。とにかく大変そう、辛そうな道を選ぶことをおすすめします。やり遂げた時の見える景色が違います、たぶん。僕はまだその景色が見えてないですが、毎日兆しは感じます。凡な生活、普通で終わってもいい、そう考えるのであればわざわざ苦しみを伴う必要はないと思いますが、どうせ1度しかない人生、ちょっとは誇りに思える人生を過ごしたいですよね。


4. 「知っている」という状態は何よりも強い

知識の幅は狭めない方が良いです。何かを「知っている」という人たちの中で差別化を図るのはなかなか難しいですが、それを「知らない」人たちとの差は歴然としています。「知っている」という状態はすごく強いのです。よく考えてみて下さい。あなたが後悔していることのほとんどはあなたがそれについて詳しく「知らなかった」からという理由に置き換えられませんか?好奇心を持ち、なんでも知ろうとするクセを付けることをおすすめします。「知っている」という状態は得をしますし、初対面の人でも話すことに困りません。


5. 意思は示さなければ見えもしない

誰しも心に強い意思があると思います。「こんなことがしたい」「これは絶対にやりたくない」などなど。しかし思っているだけでは誰にも伝わりません、もったいないです。特に成し遂げたいことがあるなら積極的に発信した方がいいです。いざという時、選択基準の大部分を占めるのは「発信しているか」、むしろ発信していなければあなたは選択肢にも入らないかも知れないです。しかし、ただ口を大きく開けて偉そうに夢を語るだけではダメです。それに見合った努力と現状への理解度は必須です。日々忙殺されても、意思や夢だけは忘れないように。


6. シャカイジンは、辛いけど、楽しい

自分が想像していた以上にシャカイジンは大変です、辛いです。仕事をする前は楽しみだったしワクワクしたし、輝く自分を想像していました。しかし、思った以上に仕事は難しく、意外と自分は仕事ができないという現実にぶち当たりました。ミスもするし、理不尽なこともあるし、寝れないし、体は壊すし、正直辛いことはたくさんあります。でも楽しい。ことがうまく運んだ時、褒められた時、稼いだ時、何かを成功させたとき、これは辛さがあるゆえの嬉しさ、楽しさだと思います。正直、何かに本気になる機会は、もう仕事というフィールドしか残されていないと思います。特に自分はそうです。なにもかも中途半端なので、誰にも負けないというものがないのです。だからそれを仕事で作っていきたいのです。もちろん休みの日は大好きです。この休みの日が日々の努力に拍車をかけているのも確か。だから本気で仕事をして、本気で楽しむ、それが勝ち。


長々と述べましたが、以上となります。
何が伝えたいかって、シャカイジンになることを楽しみにしてて欲しい。

意外と悪くない。一緒に頑張りましょう、シャカイジン。


2015/03/01

最後まで読んで頂きありがとうございます。サポート頂いたお金で、サポート頂いた方と乾杯したいです。