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ベビーカー

いつの頃からか、人を育てなければならない人たちのマナーの悪さが目立つ気がする。

特に最悪なのはベビーカーを押している若い親で狭い通路や店舗の中に平気で入ってきて、前に人がいようが、後ろにいようが、通路を塞ごうが、お構い無しだ。

通行の迷惑という点では暴走族になぞらえてベビーカー族である。

この間はコンビニに無理やりベビーカーを乗り入れている親を見かけた。

まず入店時に子供をドアを開けるのにベビーカーだと難しい。だから当然入口を塞ぐ。

そこはほんの短い時間だとして、人がすれ違うのにちょうどくらいの幅しかない通路を堂々と巡るから、商品を見ている人が退けなくてはならない。

まさに殿様気分の買い物である。

また、そういう親に限ってやたらと権利ばかりを主張する輩さえいる。

子育てにおいてベビーカーはさほど重要なものではないし、使用する期間も短いにも関わらず、ベビーカーをもっと利用しやすくしろという主張だ。

逆に私などはベビーカーの規制をしてほしいとさえ考える。

ちなみに私もベビーカーを二人の子どもに使用した親である。

しかし、それは散歩の時だけで、歩けるようになればその使用頻度は自ずと減った。

もちろん公共の場には持ち込まなかったし、人混みではベビーカーを畳んで子どもを抱くいて歩いた。

今ではもうとっくに歩ける3~4歳の子どもを乗せている親さえいる。

そして、そのような親に限って飲食店などではわがままな注文が多い。

ファストフード店やファミリーレストランでベビーカーを見かけると何をくれ、何を入れるな、メニューのカスタマイズを望んでくる光景を見る。

更には散々食べ散らかして食べ物を残すことも平気なのだ。

食育が大切と言われて久しいが、この手の親達には関係のない言葉らしい。

まあこの時点で子育てが崩壊しているのだから、きっと思春期や反抗期にその見返りがやってくるのであろう。

「ご愁傷さま」


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