気づき感と割り出し感と改善感

【西野さんブログ】を引用して

飲食店においてこの【違和感に気づく】は最も大事なものの中のひとつである。料理を作って味見をした時の違和感、メニューを見ている時の違和感、料理を出した時のお客様のリアクンションへの違和感、料理を食べた時の表情の違和感など沢山感じることのできる違和感は存在する。その違和感は何なのかを見つけ出す割り出し感、例えば料理の味見をして足りない物はなにかを割り出し味醂、酒、砂糖など調整して改善すると美味しい料理になる。お客様がメニューを見ている時の違和感を感じた時、それはメニュー構成の悪さで旬なものを食べにこの店に来ているのに今日は旬な料理が少ないなと感じたら「メニューにはないのですが旬な~を使って~ができます」と声をかけて料理を提供する事でお客様の違和感は拭い去ることができ満足度はあがる。

引用したブログの中にも書かれているのですが静かな空間でお客様を招き入れるよりも音楽を流した方がよりいい空間に招待できるし、音楽が止まっているのに気づかないのもプロならば失格。その無音の状態が「圧倒的な不協和音」として聴こえてこないとプロとしては食ってはいけない。確かにそうでその空間は何とも居心地が悪いのです、それに気づかないのは致命的です。

【違和感に気づく】は持って生まれたものだと思って諦めていたのですが、そうではないみたいですね。普段からお客様に対して目配り気配りする習慣があればやがて身に着ける事ができる感覚、割り出し感も同じでその違和感はなにでこれをこうすれば良くなる方程式をどれ位持つかが大事で、それを秒で改善できる(お客様がいる間に改善できれば致命傷にはならない)力も普段のイメージ力で身に着ける事ができる。これらの力はサービス業を生業としている我々には必要不可欠です。身につけましょう。


お店の再開に向けて。災害に強い飲食店を目指して日々思考工夫して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。