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日記|2023年12月5日|コレサワ×パスピエのツーマン、きみとデート vol.1、渋谷O-WEST

今日は午後休をとって、ライブに行く予定あったのでウキウキだった。仕事終わった後ちょっと渋谷でブラブラしたり、作業したりして、後輩と待ち合わせて、腹ごしらえにカオマンガイ。

パクチーはおかわり自由という楽園

渋谷カオマンガイという専門店、メニューはカオマンガイのみ。こういう1本で勝負しているお店が大好きだ。、お味もかなり本格的、タイ行ったことある後輩が現地の味と言っていた。米と鶏という、カオマンガイはシンプルなのに奥深い。パクチーおかわり自由なのもポイントが高い。付け合わせのスープも滋味深くて、味変にパクチー入れて楽しんだ。

ライブは最初パスピエ、次にコレサワ、最後のアンコールは一緒にやっていた。どちらも最近あんまり聞いてなかったけれど、学生時代に軽音でよくカバーしてたので馴染みは深い。ライブの方は、最近聞いてる・聞いてない関係なく、めちゃくちゃ良かった。

パスピエは生で観るの初めて。ナツキさんの歌はもちろん、楽器隊がうま過ぎてびっくりした。現実味がなくて、上手いという感情すらなくなるくらい。ずっと憧れの成田さんも素敵だった。自分が歌や弦楽器メインだからか、自分のできないキーボードやピアノの天才肌の方に強烈な憧れがある。超絶技巧みたいなのを弾きながら、満面の笑顔で天を仰いだり、キーボード離れて拍手しながらステージを歩き回ったり。これが天才肌の変態という感じで、大興奮だった。やっぱり私はこのくらい突き抜けてる人が好きだ。

セットリストも、最初の方にMATATABI STEPを聴けたり、いちばん最後に聞きたいと思ってた、最終電車でラストで嬉しかった。曲が始まる前のインストも含めて、ステージングから演奏から何までかっこよくて、久しぶりにウワーバンドかっこいいまたやりたい!!という感情が湧き上がってきた。あとはシンプルにいちばん新しいパスピエのアルバムかっこよかったし、じっくり聞き込みたい。

コレサワはバンドセットですごく輝いていて、エネルギー値が高いというか、生命力や元気をたくさん分けてもらった。1年前も後輩のお誘いで見に行ったときこ座席指定のホールより、今日のO-WESTみたいな箱の方が一層キラキラ・イキイキしている。パスピエのカバーの、プラスティックガールも透き通っていて心が洗われた。コレサワにないコード進行だからか、ちょっと大人っぽい面が見れた気がする。

コレサワは、あんなに可愛い衣装や元気なステージングを裏腹に、時々歌詞やMCに露呈する自信なさげな感じが魅力的だと思う。あたしを彼女にしたいなら、という曲でも、「返品するなら今のうちよ」ってめっちゃ強気なのに急に引いたりするし。今日のMCでも「恋愛なら2〜3回フラれてもガンガンいけるけど、人間関係になると急に臆病になってしまう。対バン声かけるのも、断られたらどこかで会った時に気まずいし、私の曲好きじゃないってことだし…」と言っていた。

自分も自信のなさを指摘される機会が多くて、まあコンプレックスではあるんだけど、こういう弱みって傍から見ると人間味あって可愛いし、どうかそのままでいてほしいって思う。いびつで不完全だから素敵なんだなって、客観的にはわかるんだけれど、いざ自分となるとわからなくなるよね。でもそういう自意識から解放されて、等身大に生きていたら、きっと嫌なかたちでなく、その人の魅力が伝わるんじゃないか、と演奏聞きながら思うなどした。

いい夜でした。寒いし雨も降ってる帰り道、あったかいお風呂に入って寝よう。コレサワもお風呂の曲を歌っていたし。

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