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動画第57弾「楽しくて難しいSwing~グレン・ミラー・メドレー」
アラインです。よろしくお願いします。
今回の動画は「グレン・ミラー・メドレー」です。「ムーンライト・セレナーデ」「茶色の小瓶」「アメリカン・パトロール」の3曲が収録されています。去年から吹きたいなぁと思ってて、実は一度バリトンとテナーだけ仮録音をしたんですが、テンポを修正しようと思って放置しているうちに他に吹きたい曲が現れてお蔵に入れれる状態にもなってないのにお蔵入りしていました。
この度、ソプラノを2週間程度調整に出していたのでその期間にせっかくなのでAATB編成の曲をいくつか動画にしました。
さて、曲についてはどこかで耳にしたことがある名曲ばかりですね。こういう「みんなが知っている曲のカバー」はとても緊張します。やはり、自分の表現したいことと視聴者が感じる「そうじゃない感」とのせめぎあいというか。そういう難しさがあるなぁと思います。でも、今回の曲は元がビッグバンドの演奏で、サックスアンサンブルとはそこまで違いのある編成ではないのでそんなに差異はないのかなぁと思います。
我が家にグレンミラー楽団のCDがあったので、テンポとか音の感じを研究しました。まぁ、それが生かせているかはさておき。「ムーンライト・セレナーデ」は参考になったなぁと思います。あとの2曲は楽譜の指定テンポよりも速め、アメパトは物凄く速めで演奏しています。これは楽譜の都合というか僕の好みというか。
楽譜はとてもシンプルです。中学生とか初めてサックスアンサンブルで遊びたい人はぜひ手に取ってみて欲しいなと思います。
難しかったのはやはりswingのリズム。指定テンポより速く吹こうとしているくせに、「茶色の小瓶」も「アメリカン・パトロール」も八分音符が並ぶところがタンギングと指のタイミングがあわない。
フレーズを2/2拍子で大きくとりながら吹くんですが、テンポは割とゆったり感じるのに、八分音符が続くところはやたら忙しいという感じです。
swingなので、「ドゥーダ、ドゥーダ」のリズム(詳しくは映画「スイング・ガールズ」を参照されたい。)なんですが、サックスで吹くときはどちらかと言うと「ルータ、ルータ」というイメージで吹いています。もっと詳しく言うと「ルー、タルー、タルー、…」で、「タ」のところでタンギング、「タルー」はスラーです。
この、「ルータルータルータ…」が毎度毎度僕を悩ませます。これまで色んなswingの曲を吹いてきましたが、いつも大苦戦を強いられます。でも、吹きたい!swing楽しいから!タンギングと指のタイミングが合ってそれが伴奏ともかみ合ったときは本当に楽しくてウキウキします。そのためにswingを演奏しているといっても過言ではないです。
今回の動画でも「ルータルータ」で苦戦しているところをぜひ聴いて見てください。
それでは、今回はここまで🎷
よかったら聴いていってください🐻✨
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