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動画第40弾「フレキシブルアンサンブルの魅力~森のカルテット」

アラインです。よろしくお願いします。


新作動画を投稿しました。今回演奏したのは「森のカルテット」というフレキシブルアンサンブルのために書かれた曲です。

フレキシブルアンサンブルというのはいつの頃からか、割とここ数年で現れた(?)作品です。おそらく、少子化の影響から正規のパート編成では演奏できない学校が多いことから生まれたのかなと思います。(サックスアンサンブルも三重奏の作品が増えてきたのは同じような理由なのかなと思っています。)

この作品は4パートから成ります。
第1パート→Flute/Oboe Clarinet/S.Sax/Trumpet A.Sax
第2パート→Oboe Clarinet/Trumpet A.Sax Horn
第3パート→Clarinet/T.Sax A.Sax Horn  Bassoon/Trombone/Euphonium
第4パート→Bass Clarinet B.Sax Bassoon/Trombone/Euphonium Tuba/String Bass
それぞれのパートから1人選んで4人集まれば曲が吹けるという感じです。オーボエ、アルトサックス、ホルン、コントラバスみたいなおもしろい編成もありです。(ぜひ聴いてみたい!)

さて、この曲を演奏するきっかけとなったのはニコニコ動画でいただいたコメントです。アンサンブルコンテストで聴いてメロディーがとても良かったから僕に演奏して欲しいというような内容を書いてくださっていました。とても嬉しいコメントでした。

(ただ、私はリクエストに対しては用心深いというか、トラウマというか、「On Air!」を吹いて欲しいと言われ嬉しくて舞い上がって楽譜を買い、練習頑張って投稿したけど、リクエスト主からは一切リアクション無しという経験があるので、正直これからも迷いながらリクエストに向き合っていくんだなと思います。楽譜だって練習場だってタダじゃないんだ。「あなたのために」っていう気持ちで取り組んでいるんだ。せめて一言コメントが欲しい!)

フレキシブルアンサンブルに対して、正直な気持ち「どんな編成で吹いてもよい=どの楽器で吹いてもそれなりの音がする=最小公倍数的な作品」なのかなと思っていました。作曲者の方には土下座で謝りたいです。すみません。

実際に吹いてみて、仮録音をつくってみて、なんて素敵な音がする作品なんだろうと思いました。(自画自賛ではなくて、誰が吹いても素敵な音がするよっていう意味です!)

楽譜にはグレード2.5と書かれてあり、おそらく初めて楽器を持った人たちを対象に作られているのかなと思いました。それ故か、指示が細かいです。テヌートやクレシェンドなどとても細かく指示してあって、忠実に吹けば自然と表情がつく楽譜になっています。ほんとにすごい。(ただ、僕みたいに気分で吹く人にはなかなか難しい…。)

曲の雰囲気も素朴で優しくてほっこりします。何と言っても中間部の6/8拍子が素敵すぎます。この部分が好きすぎて録音仕上がってるのに何回も吹きました。終盤では楽譜に指示は無いんですが少しテンポを揺らせてみました。野暮ったくなってないか心配ですがどうでしょうか。そして、最後のロングトーンはノンビブラートで。基本に忠実に初心を忘れず終わりたいという気持ちです。

ちなみに、フレキシブルアンサンブルということで、様々な編成のおまけ動画もつくってみたので楽しんで貰えたらと思います。


ということで、今回はここまで🎷



よかったら聴いていって下さい🐻✨

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