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香水探し


こんにちは、あるとです。

私の半身とも言える香水が2つあります。
1つ目は トムフォードのネロリポルトフィーノ
2つ目は ビュリーのヴァルパンソンの浴女(現:イリス・ドゥ・マルト)
です

今回はビュリーのヴァルパンソンの浴女についてお話しします。

トムフォードのネロリポルトフィーノの回はこちら↓

もう一つの半身を探す理由

ネロリポルトフィーノ使い続けた感想は
キリっとしたい時にはつけたい。私が武装したいときにピッタリ。
海の存在感同様、自分も堂々と存在させていただきたいところ。

でも、キリッとしてない・キリッとしなくていい時の私につけるのは違う気がする。

湖の妖精のような存在してるかどうかわからない透明感抜群な香りじゃなくて
生活に寄り添う人臭さが伝わる清潔感、人の存在感がわかる香りが欲しいと思った。
私だって1人の人間ですもの。

とりあえず、百聞は一見にしかず。嗅いできます。

今まで嗅いできた香りたち(一言)

色々嗅いできましたが、爽やか系で印象に残っているもののみ記入。

サボン:甘さと爽やかさのバランスがカルピスっぽい。

ホワイトティー:おしゃれなカフェにあるレモンティーっぽい。

レプリカ:朝シャワーして洗い立てのシーツに包まれる感じ。

クロエ:石鹸じゃなくて、ローズ強めの石鹸。

ピュアシャンプー:甘い香りのするシャンプー(ガーリー度高め)

ジバンシイ:あかちゃんの入浴後って感じ

シャワーフレッシュ:メンズシャンプーして石鹸で体を洗った感じ

ピュアソープ:朝軽くシャワー浴びましたって感じ

サラ:香水じゃないんだけど、昔の私のシャンプーはこれだった。ガーリー度高め

https://japan.calvinklein.com/shop/item/10740?colorCode=000&shopCode=UNISEX

カルバンクライン:シトラスの爽やかさが売りの石鹸っぽい

ホワイトモス:石鹸で体を洗った後の体温と清潔なベッドのシーツが混じった感じ

イッセイ:西瓜とかの瑞々しいフルーツに近い甘さの水のベールを纏った感じ

色々嗅いで思ったこと

  • 女性男性どちらかに偏りすぎない

  • 清潔感を出せる

  • 石鹸で髪顔体丸ごと洗った直後の雰囲気

中性みがあって、やわらかな清潔感が好きってこと。

⭕️石鹸
❌シャンプー

石鹸といえばクリアな清潔感。と思うが
私は日常で使う石鹸を使う場面を切り取った人肌と混じった雰囲気にしたい。

ヴァルパンソンの浴女との出会い

ビュリーの存在を知ったのは、どこかの雑誌だった。
おすすめのハンドクリームとして、中世的な手のイラストに、濃い青のパッケージに目を奪われた。その後、何となく気になる商品はいくつかあったが、店舗が家から遠いことと、今の生活圏で使うものに満足していたため実際に訪れようとは思わなかった。

時を得て、トムフォードの香水に出会い、石鹸香水を探すこととなった。
ルーヴル美術館とのコラボを発表したとき、
その時はまだ「ふーん、そんなのがあるんだ」とそこまで興味を示さなかった。

店頭にルーヴルコラボの香りが並ぶようになった。
新たな石鹸の香水を探していると、とある動画の香水紹介が目に入った。外国語での紹介だったのか、どの動画かは忘れてしまった。
ルーヴルコラボの香水を紹介している動画やブログを見るたび、追いかけるうちに嗅ぎに行きたいと強く思うようになった。

ビュリーは都会にしかないので、都会へ行くしかなかった。
コロナ禍真っ只中、病院の寄り道といえど電車の移動は怖かった。
推しのお姉さん以外での接客は久しぶりなおかげか一歩お店に入るのに勇気が必要だった。平日の昼間、ガラッとしていたおかげか、コラボから既存まで一通り嗅いでみた。

その中で一番ビビッときたのが、やっぱりヴァルパンソンの浴女だった。(その次はリケン・デコスだった。香りの文章みた時は苦手だなと決めつけてたのに。意外に苔っぽい匂いも好きだとわかった)

重い瓶に2万円という価格。その場で買う決断はできない。
トムフォードの香水買っといて何言ってんだ私。
しかも、入荷待ち。入荷日未定なので、すぐに手に入らない。オンラインで入荷する方がまだ希望があるとのこと。
少し悩んでいたら同じ香りの紙石鹸を勧めていただいたので買った。
紙石鹸使い続けてよかったら、香水を買おうと思った。

毎日使う鞄の中に入れて、けちなのでちびちびと使った。
ポーチを開けるたびに石鹸の香りに癒された。
欲しい気持ちが募る一方で、オンラインストアで入荷する兆しがなかった。

1日1回のチェックが日常になったある日、カートに入れるボタンが出現した。
コラボ商品は限定。いつ販売終了するかわからなかったので、本能で2本購入していた。

届いた直後すぐに纏ってみた。
私が思い描く石鹸の香りだった。
紙石鹸で嗅いだ香りそのまんまだった。

ケの日・気分が女性寄り→ヴァルパンソンの浴女
ハレの日・気分が男性寄り→ネロリポルトフィーノ
となった。
オンオフの切り替えが上手くなったような気がする。

数年後、旅行に連れ添う際どちらも香水瓶が重いということで
旅行専用香水として、ルイヴィトンのメテオールをお迎えした話はまたどこかで。



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