【アニポケ感想】第64話「ナッペ山、しのびよる影」の感想
はじめに
アラーです。今回もアニポケ感想の方をやっていきます。
私は感想記事を書くにあたり、色々と試行錯誤をしております。最初は見逃し配信を見ながら時系列に沿って書き綴っていく形式でしたが、私の場合、権利関係がおっかないことから画像添付をしていないため、あまりにもわかりづらいということで、ポイントに分けることにして今の形に落ち着いております。ただ、ポイントにしたところで、ただ書き綴っていた前のものを段落分けしただけみたいな形なので、時系列ということは変わりません。よって、少しフォーマットと言えばいいのでしょうか、そういうのを変更してPointではなくChapterにしようと思います。どうせ時系列になるなら、その方が良さそうですしね。こういう形で色々と模索しながら進めていきますので、閲覧してくださる方々は何かしらアドバイスの方をしてくださると幸いです。
それでは、よろしくお願い致します。
▼公式YouTubeの見逃し配信(9月13日(金)正午頃まで公開予定)
あらすじ
グルーシャとのバトルの結果、応用テスト不合格を言い渡され落ち込むリコ…。そんなリコを励まそうと、ロイとドットはリコを誘って「パルデア十景」にも数えられているというパルデア最高峰・ナッぺ山の頂上を目指すことになる。そんなリコたちを、エクスプローラーズのスピネルが監視していて…。
(引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/episodes/)
Chapter 1.スピネルの影
テラスタル研修・応用テストを終えたリコ達はナッペ山を下山する前にパルデア最高峰と呼ばれるナッペ山の山頂を目指すことになります。
リコ達を監視するのはエクスプローラーズ幹部のスピネル。下山する前に狙うのが吉と動き出します。幹部の一人であるアゲートの力を借りてリコを一行と分断することに成功しました。
スピネルがリコ達を監視する中、スピネルを監視するものがいました。エクスプローラーズのアメジオです。スピネルが何かを企んでいることをアメジオは以前から勘付いており、密かにスピネルの動向を追っていました。
その最中でリコとアメジオが鉢合わせることになりました。
Chapter 2.リコ対アメジオ!リコの迷い
この場での鉢合わせは互いにとって予想外でしたが、テラパゴスを狙うべくアメジオはリコにバトルを仕掛けます。
リコにとってアメジオとの戦いは久しぶりでしたが、ニャオハからニャローテに進化していたことや、テラスタル研修での経験が活き、アメジオたちに対して互角以上の戦いを見せます。ここでアメジオは隠し玉を見せます。幹部のハンベルとの修行で習得していたテラスタルです。テラスタルによってゴースト技の威力が大きく上昇したことでリコたちを追い込みます。テラスタルポケモンと対峙したことでグルーシャとのバトルを思い出し、迷いが生じてしまいます。その隙を突かれ、とどめを刺されるかといったところでスピネルが介入してくるのでした。
ロイの応用テストの時もそうだったのですが、迷いや焦りといった動揺が心境に表れている際、本来の実力を発揮できないようです。ポケモン剣盾のDLCにて元チャンピオンのマスタードというキャラクターが登場するのですが、彼は相棒のポケモンが無くなったことをきっかけに負けが込み始め、ポケモンリーグへの不信感が募っていったこともあり、チャンピオンの座を降りたようです。彼もまた相棒の死がきっかけで迷いが生じていたのでしょうか。某海賊漫画の中将は言っていました。「迷う奴は弱い」と。心境に迷いが生じているものは戦闘に集中できず、本来の実力が発揮できないということなのでしょうか。
Chapter 3.スピネルの策略!相反するテラパゴスとラクリウム
介入してきたスピネルの目的は、邪魔となるリコとアメジオが消耗したところでテラパゴスを奪取することでした。
テラパゴスを狙うスピネルは「永遠のめぐみ」ことラクリウムの力によってパートナーであるブラッキーを狂暴化させます。ラクリウムの力を感じ取ったテラパゴスは嫌悪感を示します。狂暴化したブラッキーの力は相性が有利とはいえテラスタルしたソウブレイズをはるかに凌駕するものでした。
ラクリウムを前にしたテラパゴスは特性「テラスチェンジ」を発動。テラスタルフォルムへと姿を変えます。そして姿を変えたテラパゴスの力によってブラッキーを狂暴化させたラクリウムの力は浄化され、ラクリウムそのものも破壊してしまいました。
テラパゴスは力を使い果たして倒れてしまいますが、目的を果たしたと告げたスピネルは逃走しました。テラパゴスを奪取するかに見えたスピネルの本当の目的はラクリウムとテラパゴスの関係性を探ることだったのです。テラパゴスとラクリウムが相反する存在だと分かったことはスピネルにとって十分な収穫でした。
逃走するスピネルを追いかけるアメジオとリコは洞窟の中に入ります。入り組んだ構造に苦戦する中、スピネルを発見することに成功しますが、行き着いた先は行き止まり、出口は岩によって塞がれてしまい、両者は閉じ込められてしまいました。そして当のスピネルはというと、彼のポケモンであるオーベムの力を借りてテレポートで脱出していたのでした。そして助けになり得るロイとドットのもとにはスピネルに協力するアゲートの指示によってサンゴとオニキスが立ちはだかるのでした。
総括
今回はテラスタル研修が一区切りついたタイミングでのアニオリ要素の強い回だったわけですが、アニオリ回は相変わらず情報量が多いです。ざっとまとめるとこんな感じ。
・スピネルはテラパゴスとラクリウムの関係性を探るため、リコ達を監視して好機を探っていた。
・ラクリウムが放つ桃色のモヤにはポケモンを狂暴化させる力がある。
・テラパゴスとラクリウムは相反する関係でテラパゴスの力によってラクリウムを破壊し、力を浄化させることが出来る。
・スピネルがアメジオを毛嫌いする理由は、エクスプローラーズのトップ・ギベオンの孫であるアメジオがエクスプローラーズにとって、いつか邪魔になる存在だから。
・スピネルはアメジオを本気で○すつもりでいる。
今回の一件でスピネルの恐ろしさを改めて思い知らされました。以前リコたちと敵対した時はブレイブアサギ号の電子機器に不調を起こさせてリコ達の移動手段を無くした上で、リコが1人になるように誘導してオーベムの力で記憶喪失を引き起こしてペンダント(テラパゴス)を一時的にダッシュすることに成功していました。そして今回は洞窟内に閉じ込めるように誘導した上、助けが来れないようにする徹底ぶり。しかも邪魔となるアメジオを本気で○すつもりでした。ポケモンの悪役らしからぬ狡猾さと冷酷さ。こういう悪役、正直嫌いじゃないんですよね。こういうガチの悪役キャラによって物語はより面白くなります。
最後に
第1章から分かってましたが、エクスプローラーズが動く回はマジで面白いです。窮地に追い込まれてしまったリコたちとアメジオ。次回はナッペ山ジムのジムリーダーであるグルーシャも巻き込んで物語が動くようですが、果たしてどのような展開になるのか。
テラスタルデビュー編もいよいよ終盤という感じがしてきましたが、果たしてテラスタル研修が不合格になったことでテラスタルが使えなくなってしまったリコの行く末はどうなるのか。
今回は以上です。ありがとうございました。
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