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静岡旅行/前編

静岡行きは1ヶ月前に決めた。
本格的な冬が来る前に一泊二日で旅行へ行こうか、ということで。
数年前に冬に日本海側へ鉄道旅をして以来、【冬の日本海側の天気は荒れる】ことを肝に銘じていたので冬に出かけるならぜったい太平洋側と決めていた。

真冬の、この辺りが雪景色の日ですら、三重県や愛知県に行くと晴れていて『・・・別世界やん』てことが過去に何度もあった。太平洋側で、一泊二日で行けるような場所、そしてなにか美味しい名物があるところ。

冬は海鮮が美味しい季節。
我が家の男性陣は海鮮が大好き。
こりゃもう漁港のあるトコロでしょ、ということで静岡県。具体的な宿泊先や立ち寄り地などの旅程はいつも通り主人がガイドブックを見て計画を立てた。
ここしばらく行けてなかった100名城スタンプラリーの城が道中で立ち寄れそう、とか、周辺の有名な観光地へもついでに行っちゃおうというかんじで。

ーちなみにー
私は旅行の計画そのものにあまり口を出さない。
立ち寄りたいスポットがあれば「ここ行きたいなー」とか食べたいスイーツがあれば「これ食べてみたいなー」とか買いたいお土産があれば「これ買いたいなー」ってリクエストを伝えるけど、基本的には主人が1から10まで決めている。そして出発時間から立ち寄り地、食事場所、宿泊地などの旅程表が手渡される。
ーーー

早朝に出発しまずは【長篠城址】にて100名城スタンプをゲット。(愛知県)資料館にも立ち寄ったけど旅程の都合でぶっ飛ばした。そのせいでここのイメージは磔になった強右衛門って人のことだけ…。スネエモンってインパクトある名前だよなぁ…←そこかよ。

紅葉まっさかり

そしてこのあたりは合戦のときに馬防柵が使われたことで有名なんだって。

資料館から離れたところに馬防柵

昼食は清水の魚市場を予定しているので、高速道路でふたたび静岡を目指す。

清水市内ではたまたま駅伝大会が開催されている時間帯で思わぬところで交通規制により予定してた駐車場への道が絶たれた…。こりゃ歩いたほうが早い!と息子たちと3人は車を降りて直接市場へ歩くことにした。(でもけっきょく道を間違え(初めての土地)無駄にウォーキングしてから魚市場に到着。)

お食事処はきっと混むだろう&待ち時間があるだろう…と思っていたら、お昼時でもそんなに並ばなくて入れるお店がいくつもあった。そして思っていたより良心的な価格帯。【ぜったいマグロを食べるんだ】と強い意志の長男により、「新栄丸」に決定。

そんなに広くないけど並ばずに入れた
とにかく、マグロがメイン
私は生モノNG
食べたのは天丼と漬物、小鉢のみ

我が家の男性陣3人はとても満足したようだ。
私はそこまで食にこだわらないので、とにかく自分が食べられるものがあればどこでもいい。

続いては電車で静岡へ。
バスに乗り換え登呂遺跡。住宅地の真ん中に大きな公園、というかんじ。


旧住宅と現代住宅のコラボ

住居が再現されているところもあれば、住居跡(土の盛り上がり)のみのものもあったけど、思ったのは【ご近所さんだー】ってかんじ。家と家の間にちょっと通路があるけど明らかに隣同士の距離にあるので、こんな昔からヒトは「集まって暮らして」いた様子。

「ご近所付き合いてどんなかんじだったのかな…?」
「ご近所トラブルもあったのかな…?」
「いやいや、親戚同士の集落の可能性が高いのか…」
などと思いを馳せる。私はなにかと妄想しがち。

バスで再び市内へ戻り、駅から歩いていける駿府城へ。ここも100名城。堀の中はひろい公園というかんじ。現在も発掘調査が行われていた。もう夕方の時間帯で寒くなってきていたし、そとをうろうろするのはやめて資料館を見学。

 櫓の部分が城、ってかんじ

お城の公園横には新しい博物館。展示物は基本的に撮影禁止なので、なかなか載せる写真がない…。新しい施設なので展示方法も最新で見やすかった。夕暮れ時だけどけっこう小学生もいた。

 建物の中に遺跡

冬は日が暮れるのが早い。
このへんの人たちには『富士山のある景色』が当たり前なんだなぁ。遠くても富士山の美しさはやっぱり違うなぁ。

遠くに富士山

夕飯はご当地グルメの【炭焼きレストランさわやか】のハンバーグ。夕方すでに1時間待ち。でもスマホで順番の呼び出し機能があったので、近くの本屋やお店で時間をつぶすことができた。
丸一日過ごして疲れてたためか、ハンバーグの写真を撮り忘れたので気になる方はぜひホームページをご覧あれ。

長男がすごく気に入って『また、食べに来よう!』て言ってた。静岡、なかなか来ないけどねぇ。

(後編へつづく)

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