思考アウトプットのすゝめ

 日本の大学に戻ってもう一か月。研究の最前線に戻ってきて思ったことと感じたことをいくつか書いていこうかなと思う。制限時間30分くらいで。
 タイトルにもあるように思考のアウトプットについて。まあやり得だよねって話を抽象的に。

 研究に限らずだが、自分がやってることのほとんどは他人の前で話すことになる。この時に重要なのが、自身の考えを適切にアウトプットすることである。アウトプットとは、何かしらの媒介を介して発信する、というくらいのニュアンスでとらえてくれればよい。よく間違えられるが、勉強したことをテストで吐き出すのはインプットの範疇でありアウトプットではない。アウトプットの本質は、自身の知識や経験をベースに自分の伝えたいことを、発信する相手の目線に合わせて構成し伝達することにある。

 多くの人間がこのアウトプットというものに躓く。これは、アウトプットが難しいから、ではなく、アウトプットの練習をしていないかそもそもやり方を知らないからだろう。義務教育中にアウトプットを重視した授業はやらない。大学に入ったってレポートは書いたりプレゼンする機会は増えるが、どうせ授業の範疇で済んでしまうからだ。

 アウトプット力を磨くにはどうしたらよいか。ライティングならパラグラフライティング教材を勉強すればよいし、プレゼンテーションならスピーチの教材でも触ってみればいいだろう。しかし、これらはあくまでも前提であって、結局のところアウトプットの質をあげるにはアウトプットの量をこなしていくしかない。というのも、アウトプットとはインプットと異なり自己だけで完結せず、他者が存在する双方向的なものだからだ。

 というわけで、自分がよく言ってるのが「アウトプットはし得」という話。この時重要なのが、相手のレスポンスが得られやすいところで思考を吐き出すこと。フィードバックがすぐ来る環境だとなおよい。どんなことを吐き出すかに関しては、そこまで問題ではない。自然科学でも哲学でもゲームでも下ネタでも好きな話題でやればいいだろう。

 30分経ったしキリもいいのでこのあたりで終わり。
noteの新しいエディタ使い悪すぎて泣いちゃった

 螺旋の編成考察とかやりたいけど時間なさすぎ

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