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AliveRally 地球の学び方

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「海外での学びを蓄積し、海外経験の可能性を最大化する」というミッションを掲げ、旅や留学などの海外経験における学びを最大化するためのウェブコンテンツです。
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記事一覧

「好きを追いかけて」ースペインのサッカー留学で見つめ直した、自分の好きなことで生きていくこと|ALiveRallyインタビュー#13

「好きを必死で追いかけて」ー僕のサッカー人生ーーひかるさんは、スペインでサッカービジネスの勉強をされていたとのことですが、サッカーに興味を持ち始めたのはいつ頃だったんですか? A. 親曰く、3、4歳の頃からすでにボールで遊んでいたみたいです(笑)。 ーーそんな小さな頃から!? A. そうらしいです(笑)。小学校1年生の時に、親に地元のサッカースクールに連れて行ってもらったのがきっかけで、サッカーとの縁はそこからです。サッカーを通して友達ができていくのが楽しくて、どん

意志のある所に道は拓ける -1年のワーホリ休学を決断し、カナダ・トロントの地で培った、自分で選んだ選択は自分で正しくするということ- |ALiveRallyインタビュー#12

1年休学を決断してワーホリに行った理由とは?ーーはじめに、大晟さんが経験した「ワーキングホリデー」ってどんなものか教えてもらえますか? A. ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)は、簡単に言うと、日本と提携している国で一定期間働くことができる制度のことです。自分が行ったカナダの場合、就学は上限6ヶ月までといった制限が一部ありますが、基本は1年間の勤務が可能で、現地での活動などは各個人の自由でした。僕の場合は、渡航後初めの3ヶ月間は、トロントでホームステイをしながら語学学校に

フィンランドで、静かに熱く、人生が変わるのを感じた。〜課題は文脈の上にある。そのとき普遍なものとは〜|ALiveRally インタビュー#11

▷ 基本情報 1. 自分自身の変化|フィンランドに行って崩れた「努力信仰」 ーー日本へお帰りなさい!本日はよろしくお願いします! A. 色々ちゃんと話せるかな… お願いします。 ーー史織さんは留学中のSNSから見た感じだと、白夜とオーロラと、秋田以上の深い雪の中にいたイメージですが...。実際フィンランドはどんな場所でしたか? A. フィンランド人にとって、”being in nature (自然とともにあること)” がとても大事なことだったので、自然のアクティビテ

「幸せの波紋を創っていきたい」- スウェーデンが私に教えてくれた、あるがままの姿を愛する生き方 - |ALiveRallyインタビュー#10

いつも、ALiveRallyの記事を読んでくださり、ありがとうございます! 今回は、国際教養大学(AIU)の13期生で、現在秋田県でヨガインストラクターとして活躍されている、鍵谷美波さんにお話を伺いました! 小さいころから、「幸せとは何か」に興味をもって育った美波さんが、AIU生活、そして幸せの国・スウェーデンに留学して感じた、「あるがままの自分の姿を愛すること」とはなんなのか? 北欧・スウェーデンの生活に興味がある人 自分の人生を立ち止まって振り返っている人 ウェ

【工藤先生インタビュー後編】異質なものとの出会いが生み出す、新しい世界の見方|ALiveRallyインタビュー#8

今回のnoteは、国際教養大学(AIU)の2期生で、現在は准教授をしている工藤尚悟先生の過去に迫った記事の後編!前編では、研究キャリアや人生を大きく左右した、10代から学部時代にかけての海外経験についてお聞きしました。 後編では、南アフリカのクワァクワァと秋田を比較しながら、地域コミュニティについて考える「トランスローカルな研究」とは何か。また、そこで見出した「異質であること」の価値について聞いていきます。尖った経験を持つ人たちに憧れは感じるものの、目的から逆算して計画的に過

【工藤先生インタビュー前編】若いころの海外経験が形づくったアイデンティティ|ALiveRallyインタビュー#7

今回の記事は、国際教養大学(AIU)の卒業生でもあり、現在は准教授を勤める工藤尚悟先生をフィーチャーしました。高校には通わずホームスクーリングをし、単身でニュージーランドに渡り、東大大学院で博士号を取得するというなんとも異色の経歴を持つ工藤先生。海外でのどのような経験が先生のフラットなものの見方を形成したのか?また、「異質であれ!」という言葉の裏にあるものとは?普段はなかなか聞けない先生の価値観についてお聞きしました。日常に飽き飽きしているあなたの中にくすぶる好奇心を、工藤先

You Do You!アメリカでドラム修行留学をしたAIU生が語る「好き」への挑戦|ALiveRallyインタビュー #3

こんにちは!今回は、AIU(Akita International University:国際教養大学)が生んだ伝説のドラマーこと、13期卒業生の石原寛人(いしはら・ひろと)さんにお話を伺いました。2018年の1月からAIUの交換留学で、アメリカのアイオワ州に位置するUniversity of Northern Iowaに留学された、寛人さん。 幼少期から続けてきたドラムを極めたいとの思いから、留学先を決めたそう。しかし、現地での経験からそれまで目指してきたプロドラマーの道を

多様性あふれる「世界青年の船」で見つけた人生の航路|ALiveRallyインタビュー#4

今回は国際教養大学(AIU)13期の井出夕貴(いで・ゆうき)さんに世界青年の船(SWY)での経験についてお話を伺いました。一ヶ月間インターネットが使えない船の上で世界各国から集まった240人との「密」な国際交流体験に飛び込んだ夕貴さん。新たな環境に飛び込み続ける超アクティブな夕貴さんですが、その裏にはそんな彼女ならではの悩みがありました。多様なバックグラウンドを持つ人々に囲まれて過ごす中で見つけた自分らしい挑戦のスタイルと他者への寛容性。異文化交流の価値が濃縮されたSWY体験

"If You Can Dream It, You Can Do It."AIU生が海外で挑戦し続けるためのセオリー|ALiveRally #5

今回は、AIU14期卒業生の中西葉奈(なかにし・はな)さんにお話をうかがいました。 2019年1月からのアメリカ・ワシントンDC留学中にインターンとして外務省(在米国日本大使館文化広報センター)で勤務、そして日本では米国国務省(駐大阪・神戸米国領事館)でもインターン経験を持つはなさん。国際関係学に造詣が深く、海外でバリバリ働いてきたはなさんに、留学生活とインターンシップについて、興味深いお話を伺うことができました。 やりたいことがあるけど、なかなか一歩を踏み出せない。そん

郷に入っては郷に従え!? AIU生がヨルダンでの国連YVで見た景色とは? #AIU生が見た世界

基本情報活動内容(国連ユースボランティア)について ーーそもそも、国連ユースボランティアに参加するきっかけのようなものは何でしたか?もともと国際協力・開発に強い関心があったんですか? A. UNICEFマンスリーサポートのアルバイトをしていたことがあり、その経験から国連、国際協力・開発に興味を持つようになりました。 ーー国連ユースボランティアと言っても活動内容を想像しがたいのですが、どのような活動をされていたか、主な活動内容を具体的に教えていただけますか? A. 広報

地球の果てまで行ったきり? それもったいなくない?|ALiveRally自己紹介

はじめに  AIU(国際教養大学)15期の松永祥次郎です。初めまして! 2020年の春にAIU生の有志で「ALiveRally /地球の学び方」というプロジェクトを始めました。「ナニソレ?」と「なんで始めたん?」を説明していきます。 ALiveRallyは 「AIU生のユニークな海外経験での学びを共有するための場所」まず、「ALiveRally /地球の学び方」ってなんなん?の部分から説明したいと思います。目的は大きく分けて4つあります。 旅やインターンや留学などの海外経

自分を受け入れることを知ったインドひとり旅。 思い悩んだら旅をすべし|ALiveRallyインタビュー #2

インド瞑想の旅。 自分探しの末に見つけたものとは?ーーインドではどのような活動をされていたんですか? A. 一ヶ月の無計画ひとり旅です。「自分探し」をしに行ってきました。 ーーおお、自分探し(笑)もっと詳しく聞かせてください。 A. ひとり旅って、”Doing Nothing”を極める行為だと思うんです。現代人あるあるかもしれないけど、自分は実家でゴロゴロしていると落ち着かなくて、何かやっていないと不安になっちゃうタイプで。でも、旅をしている間は、異国の地で目的を決めず