見出し画像

ご先祖様探索プロジェクト

はじめに

私は珍しい苗字の家に生まれました。
子供の頃は正しく読んでもらえず、電話では聞き取ってもらえず、漢字の説明が煩わしかったです。
そして、ほぼ確実に由来を尋ねられましたが、答えられませんでした。
土着の民なのか、移住してきたのか、自分たちの由緒を知りたくても、菩提寺の「過去帳」は火事で焼失してしまったと聞きました。
調査方法を考える中で、ある1冊の本に出会いました。それは丸山学氏の著書、「ご先祖様、ただいま捜索中!」でした。この本の第三章「自分一人だけでも、ここまではできます」を参考にして、ご先祖探索を始めることにしました。
そして、私のご先祖探索の記録をここに残していきたいと思います。

まずは戸籍を取得する

現代に繋がる戸籍制度は明治5年に始まりましたが、市町村では明治5年式の戸籍(壬申戸籍)を保管しておらず、取得することができません。
現在入手可能な最も古い戸籍は明治19年式であり、そこには明治19年頃に生きていた人々の記録が残されています。一般的には、その人の父親の名前まで記載されています。明治19年の時点で生存していた場合、彼らは大抵江戸時代後期を生きていたため、この明治19年式の戸籍を取得することで、約160〜170年前の先祖の情報を知ることができます。
ただし、全員が除籍されてから80年が経過した古い戸籍は廃棄される法律があり、処分されてしまった戸籍があるかもしれません。
※現在はその期間が80年から150年に延長されています。
この事実を知ると、放置していたら貴重な先祖の情報が失われていた可能性があることに気づきます。
これを読んでいる皆さんも、興味と機会があれば、戸籍を取得して保存しておくと良いかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?