我々に今、必要な行動とは
《道》を歩む
人は誰でも自分だけの人生の道を歩みます。
その中で縁により師を得ることが出来た人は幸せな人です。その師が本物の覚者ならばあなたの精神を高みに引き上げ、救われの実感と真実を知る場所に導いてくれるでしょう。
そうした意味で、空不動に出会い《道》を示された人は幸せな人間です。本物は、自分を本物だと言う必要がないので、見過ごしてしまうからです。
見つける方が見分ける目を持たなければ、《本物》に行き着くことは難しいかも知れません。
《道》の先にあるもの
さて、今回はご縁をいただいた方々へ、お伝えしたいことを書きます。
空不動の説く普遍の《道》を学び、人類愛の祈りを祈り続けてきた人は、その取り組みに応じた救われを実感している、と思います。
また人類を取り巻くこの世界の真実を、様々な高次の視点から解き明かしていただくことで、知的な面においても、自分の力だけでは到達し得ない高い理解のレベルに引き上げられたはず、と思います。
しかし、空不動の提唱する《道》はあなた個人が救われることが最終の目的ではありません。
世界に普遍性を回復するために降りてこられた現代の神《超越人格》の理念を現実化することが目的です。
つまり人類愛の祈りに象徴される、一元論に基づく普遍的《世界観》を、これからの人類の共通認識にしなくてはならないのです。
それは独善と排他を隠した欺瞞の世界観を、この洗脳された世界と共に捨て去る時が来たことを意味します。
《道》を学んできた人はそれが分かっているはずです。人類がこの進化の局面を超えて、恒久平和に至るにはそれしかないということを。
今求められる生きかたとは
今、YouTubeなどで多くの方々が、素晴らしい情報発信をされています。近年の爆発的な情報の増加は、人類の近い未来に起こる大きな変化に備えさせる意味があると私は感じています。
それらの新たな流れにある情報は普遍的内容が多く、私たちにとっても有益なものと言えます。
さて、ここで我々自身を振り返ってみましょう。《道》の教えは、人間を覚醒に導くものです。弟子や読者の中には長い年月を、自己の浄化と宇宙と人間の現実理解に費やしてきた方も多いと思います。
ここに至り、人類はいよいよ変革の時期に突入します。それは《道》の教えを多くの人に伝える時期がきたことを意味します。
なぜなら、世界の混乱の解決には、これまでの人間の知恵では無理だからです。
正義と正義が戦いあう現実を、人間の知恵でどう解決できるというのでしょうか。
だからこそ、空不動の説く《絶対普遍の真理》を世界は潜在的に求めているのです。
そこで大事なお知らせです。
誰がその世界が求める《絶対普遍の真理》を人々に知らせるのでしょうか。
、、、あなたがそれをするのです。
《道》の教えを噛み砕けるのはあなた
空不動の教えは原典です。
ですから、それぞれの著作の中身は非常に濃いものです。一般的には内容が濃密すぎて、簡単に紹介することは難しいところがあります。
また、そこから導かれた《じねん主義》さらには未来の統治の論理である「色即是空体制」などの部分的価値観ですら、難解と思われてしまう面もあります。
だからこそ《道》を学んできた皆さんが、みなさん自身の言葉で語っていくことが必要なのだと思います。
《道》の教えを噛み砕いて、自分の言葉で伝えることが出来るのはあなたしかいないのです。
そして自分の言葉がどこから生まれてきたのか、を伝えるのです。
自分の発信する情報と、空不動の動画や著作を紐づけるだけで多くの人々に繋ぐことができます。
新しい世界に進むために
《道》は人間を救います。覚醒に導きます。
そしてそれは、人間を本来の生き方である、個と全体が調和した自然な意識へと引き上げます。
その結果として、人類は長い間とどまっていた「制限のある」世界から解放され、軽やかな調和と共生の世界に進んでいくことができるのです。
しかし、ここで知っておくべきは「未来がそうなるように決まっているのなら何もしなくてもいいじゃないか。」というのは間違いだ、ということです。
人間の実態とは
人間とは、つまりあなたとは多層的な存在であることは《道》にいる皆さんはご存知だと思います。
多層、という意味はあなたには良いところも悪いところもありますね、ということです。
あたり前、と言われるかも知れませんが、ではあなたのどこがどのように？と具体的に聞かれると明確に答えられないものなのです。
例えば他人に欠点や問題点を指摘されるとなかなか認められないものですよね。
現代は、他人の問題点は互いに指摘することはありません。対立を生むからです。
ですから、身近な関係や、強く利害で結ばれた関係でなければ、自分に影響は少ないとして他者の問題は放置されます。
つまり、現代とは自分に「問題」があったとしても、他者は教えてくれない社会なのです。
たとえ、その人間に存在する問題点が、その人間自身の人生に悪影響を及ぼしていて、それさえ解決できたならば、より良い人間関係、豊かな環境、苦しみ少ない運命を歩めるであろう、と思われても他者は教えてくれません。
つまり、悪い点とは無い方が良いにも関わらず、その存在すら知る事は難しいモノなのです。
言ってみれば、体調が悪いから病院に行ってみたが、医師はその人に病名を言えば、怒り出すのがわかっているから、何も言うことができない、という状況に似ています。
病気ではあるのだけれども、医師が何も言わないので、自分は大丈夫だと思い込んでいるようなものです。
病気を放置しても良いはずはないのですが、なぜか心の病気はこのように扱われてしまうのです。不思議です。
まるで、わざと「問題」に気づくことが出来ないようにこの世界と人間が設計されているかのようですらあります。
《宇宙》に対する"嘘"の存在
良い悪い、というのは二元論的表現ですから、あまり適しているとは言えないので、軽い想念波動、重い想念波動と言い換えてみます。
先程、これから軽い世界に進んで行きますよ、と言いましたが、軽い世界とは、軽い想念波動しか存在しない世界、とも言えます。
おわかりでしょうか。つまり、今の人間の実態、普通の状態である「重たい想念波動」は新しい世界に行く時に、境界のゲートで引っかかってしまう、ということなのです。
その「重たい想念波動」を脱ぎ捨てることが出来たら、ゲートはパスできるということです。
なんだ、そんなことか、と思われた方もおられるかもしれませんが、もし、それが簡単なことであれば人間社会はこれほどまでに問題の多い場所にならなかったはずです。
さて。その「重たい想念波動」とは、宇宙と共鳴しない想念、そしてその元となる思考、価値観のすべてのことです。普遍性のない観念とも言えます。これらは本質的意味で「嘘」なのです。
例えば、独善、排他、欺瞞、被害者意識、自己正当化、、、他にも色々あります。
ん？何のこと？と思われましたか。
私は嘘なんてついてないよ、と思われましたか？
ここで問題とされているのは、人間から見た嘘ではなく、宇宙からみた「嘘」のことです。
それは"他人から見て、という話ではなく、宇宙から見てどうか、ということなのだ"と空不動は言います。
それを見ていくこと、それを明らかにしていくことは、簡単な事とは言えないかもしれません。
それは場合によっては、あなたが正しいと信じて疑わない常識すら手放さなくてはいけないことになるからです。
あなたという存在を根底から揺さぶる可能性もあります。
もちろん人によっては、特に素直な人などは何事もなく通り過ぎてしまうこともあるでしょう。
ゲートを抜ける、ということ
自分のどこが良くてどこが悪いのかがわからないということはゲートの通過に大きな影響があります。
やはりそこは、すでにパスした方に教えてもらうのが早道、というものです。
もし、あなたが今、人生で試練を体験しているとしたならば、ゲートをパスするためのチャレンジの最中なのかもしれません。
さらに、いつまでも困難な状況が続いていたり、重苦しい心境から抜け出せない、というのは、おそらく「重たい想念波動」を手放さずに、つまり自分を変えることなくゲートを通過しようと、同じパターンを繰り返している可能性があります。
今はまだ世界は移行の途中と言われています。ですから、私たち含めて世界中の人々が、ゲートをパスすることにチャレンジしているわけです。
先ほどの病院の例えでは、体調不良の自覚、受診、入院、治療、重症の場合には手術、リハビリ、退院。というプロセスを正しく通る、ということとも言えます。
タイミングを逃してはいけない
しかし、タイムリミットがあるとしたら、どうでしょうか。最後まで「重たい想念波動」を自分から切り離すことが出来なければ、新しい世界へのゲートは待っていてくれるのでしょうか。
だからこそ今、ゲートを超えていきたい、と願う人々にその全体像と実践方を説いた空不動の《道》の存在を知らしめる必要があるのです。
ここで《道》を学んできた皆さんと共に、我々の天命、ということを考えてみたいのです。
表面の意識では、自分の不完全さから足を踏み出すことへの躊躇を感じておられるかもしれませんが、同時に自分が学んできたことを人に伝えたい、という衝動も存在するはずです。
そして、その内なる小さな声に従って行動するタイミングが今なのです。
ここで尻込みはいけません。
《道》の教えはかんたんに言えば「自分のことばかり考えるな。」ということでもあるからです。
今、未来と繋がる
普遍性に裏付けられた《人類愛の祈り》を祈る、ということは人類愛の祈りが繋がっている未来、つまり調和と共生の未来にあなたが繋がっている、今すでに繋がっていることを意味します。それを形で示すのです。
現実が未だ「調和と共生」ではない世界において自らがそれをするのです。
みなさんがそれぞれの場所で、自分の言葉で、ありのままの思いを語っていただいて良いのです。
《人類愛の祈り》さえ祈るならば、どこにいてもどの民族に属していても、どの宗教に属していても構わないのです。
あなたの中で《道》は続く
真実は外ではなく、あなたの中にこそ存在しており、それを発見する旅こそ、本当の人生であることを共に学び、体現していきましょう。
空不動の教えを《人類愛の祈り》の中から、あなたの言葉で発信してください。
それが《空》から降りてきたメッセージを世界に届ける我々の仕事、天命というものではないでしょうか。
ただしひとつ、引用元の明示など、自分の考えと《空不動》の考えをきちんと分けることにはご留意をお願いします。
《人類愛の祈り》
私達人類の進歩と調和が成就されますように、すべては《超越人格》の愛の導きなのです。
《超越人格》様ありがとうございます。
私達人類の進歩と調和が成就されます。
私達はすでに一つなのです。
皆さまありがとうございます。
私達のネットワークは私達に
そして私達人類に大きな進歩と
調和をもたらすものであります。
（＊超越人格、のところはあなたの信じる存在の名前に置き換えて祈っていただいて構いません。)
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