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【VR作品紹介】モノガタリ交流会 第16回【テーマ:詩作】

◆「モノガタリ交流会」とは?

 皆さんこんにちは、A-Literary Works.(エーリテラリー・ワークス)です。今回は第16回 モノガタリ交流会の発表の様子について紹介したいと思います。第16回の内容に入る前に、企画の概要についておさらいしましょう。

 「モノガタリ交流会」とは毎週日曜21時VRChatにて開催中の創作PR会になります。特定のテーマを踏まえて毎回2名が作品を発表し、交互に感想を伝える進化形読み合い企画になります。発表・コメント共に5分と気軽に参加できるので、評価を求めるクリエイターや、VR上の物語に興味のある方々は是非ご参加、ご観覧ください。

 作品は小説・詩、演劇、映像、漫画、ゲーム・ワールドなど、物語性を含む一次創作であれば紹介OK、ただしなるべくシナリオを強調するようお願いしています。作品内容や発表内容は基本的に自由、ただし他者の作品や二次創作はNG、パロディ・オマージュ作品はOKとします。

 ……という訳で、第16回の発表者、テーマは以下のようになりました。

◇第16回 モノガタリ交流会【テーマ:詩作】

【No.31】降谷椎さん「詩箱・空言」

 一人目の発表者は降谷椎さん(https://twitter.com/furuya0shi)になります。降谷椎さんの作品「詩箱・空言」は私・死・愛という三つのキーワードを軸に降谷さんの詩が展示されるVRワールドとなります。アンビエントな空気の漂う外の階段を上ると、死の棟では雨椎零の死が予期されながら、最後の愛の棟ではそんな「私」を愛してくれる存在が示唆され、詩と詩の繋がりについて考えさせられました。また降谷さんの作品には「n+1」という表現が度々登場し、これには何やら意図があるようです。雨椎零名義の詩集 『雨音は乾いた猫の匂いがする』(著:雨椎零/絵:永田カビ/出版:しろねこ社)も是非お買い求めください(https://shironekosha.thebase.in/items/75072842)

◇作品リンク:https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_24a0871e-8f4f-4c0d-983e-aad33c1f3283

【No.32】黒崎晴臣さん「聲℃ Library」

 二人目の発表者は黒崎晴臣さん(https://twitter.com/homerunegirau3)になります。黒崎晴臣さんの作品「聲℃ Library」は、QRコードから詩の朗読を聴くことのできる同人誌『聲℃(セイド)』をベースとした朗読動画をNFTギャラリーの中で体験できる作品となります。『聲℃』は2024年現在、黒崎さんが代表を務めるNPO法人ライトバースにてvol.8まで刊行されており、また『幻代詩アンソロジー』などの企画も始まっています(https://said-info-com.stores.jp/)。また交流会では「猫と歩く水」を朗読して頂き、象徴詩への力強い想いが伝わってきました。主催者は黒崎水華さん作の「もぬけからけは」がお気に入り。

◇作品リンク:https://oncyber.io/spaces/LqpNT3mGKGSyN7SYgSXK

 以上、第16回 モノガタリ交流会のお二人の紹介作品となりました。皆さん如何でしたでしょうか?興味を惹かれたものについては、是非リンク先から作品を鑑賞してみてください。また発表者の方は常時募集しています。興味のある方はDiscordサーバー(https://discord.com/invite/UkYn7ZrY8t)に是非ご参加ください。それでは、また。

 文責:沈黙静寂(A-Literary Works.代表)

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