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人生のターニングポイント(神からのアドバイス)

就職先が決まった~!!!役所の臨時職員。

最初の2つに落ちてヘコんだ後、たくさんの課から募集が出ているから片っ端から受けてやろうと思った。

履歴書を送り、面接を受けて落ち続け、やっと6回目の面接で合格した。

就活中に考え方を変える大事なポイントがあった。

●面接のための準備が大切

●希望とは違う不本意な仕事の依頼は受けない

私はこれまで保育士の仕事を主にやってきたので頼まれて働くことが多く、断ることもよくあった。

事務の仕事をしてみたいとずっと思っていて、20代の頃も30代の頃も面接を受けたことがある。経験がないからダメなんだろうと1社不合格だったくらいで諦め、また保育の仕事に戻るということがあった。プライドが高すぎたのかな。

結局、事務の経験がないということで採用されないなら、このままずっと採用されることはない。だから事務職の経験のない私にとって「事務補助」という仕事はうってつけだと思い、ここで経験を積めば次に選択肢が広がる可能性が出るのでぜひ働きたいと思った。

でも不合格ばかり。どうしてだろう。私の何がダメなんだろう。
そこですぐに思いつくのが「年齢」だった。
51歳という「年齢で」採用されないのだろうとすぐに逃げようとした。年齢のせいにすればラクなんだよね。しかたがないことだから現実を直視せずに済む。

できれば年齢のせいにしたかったんだけど最初に応募する時、ハローワークの方が「事務補助の仕事は年齢で落とされるということはないです」とはっきり言っていたので、年齢に逃げるわけにもいかなかった。

そうなると次の言い訳は「事務の経験がない」こと。
でも事務補助だからある程度パソコンが扱えれば問題ないので経験の重要性は低い。

もう言い訳が使えなくなってからやっと自分のこれまでの、ありのままの自分を見てもらえばいいという考え方を見つめ直す作業に入った。

全然受からないので、ハローワークの担当の方も保育士募集を勧めてくるほどだった。保育士の仕事ならすぐに決まるのではないかと。

そしたらこれまでと同じ。ここで折れたら悔いが残ると思った。何度も不合格な私を許せないというような、どうでもいいプライドなんていらない。

でもどうして合格しないのかわからなくて神にたずねた。
(私は神や天使たちと会話ができるのでいつも相談をしている)

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●どうして受からないんでしょうか?何か大きな原因があるのですか?

「たまたまなのでは?」

●神はいつも「たまたまや偶然はない、すべて必然だ」と言うのに、採用されないのは、たまたまですか?変ですよ。

「何となく合わないのでは?面接官とあなたとで。
これまでの違う職種のあなたに違和感があり、いつもの事務職の人とは何か違っていて、安全にことを進める仕事の職種の人々があなたを採用するという冒険はしづらいのでは?」

●なるほど。素の私を見てもらって採用してもらおうとしていた私は面接に来る他の方たちとは違ってトリッキーな感じなんですね?
ではどうすれば採用されますか?どうにかなりませんか?

「仕事ができる人ふうで行くといい。」
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ということで、これまで無策で何の勉強もせずにあるがままの私を見てもらって受からないなら仕方がないと思っていた私を反省した。

企業はみんな同じというよりは個性のある人を採用するかもしれない。保育士もその人となりが重要なので素の部分を見たいはず。
しかし事務補助にそういう要素はあまり必要ではない。きちんと仕事を淡々とこなしてくれる人かどうかが一番知りたい重要な部分だろう。

そこで自分の長所や短所は確実に聞かれるだろうから事前に考えて、ハキハキと頭が良さそうな仕事が出来そうな雰囲気を醸し出して面接を受けようと思った。

そしてその3日後、面接を受けとうとう採用が決まった。
ナイスアドバイスのおかげ。


もう一つ、この部署に決まる前に合格したところがあった。

事務補助の仕事は1年だが、合格した部署は半年任期の採用もしていて、その半年に決まった。

最初はそれを受けた。確証ではないが半年後にまた採用があり更新できるだろうと担当者は言っていた。モヤモヤしながらも受けるしかないと思った。

私のこれまでの人生、いいように使われて搾取されることが多かった。
私自身がそんなぞんざいな扱いでもいいと許してしまっていた。

私はこれからは自分自身を大切にしようと思って決めているので、あーこれはお試しなんだなとわかった。私に対してのお試し。今後の人生をどう進んでいくかのターニングポイント。

もしかしたら今後も面接に全落ちで採用されないかもしれない。それなら半年でも採用があるならありがたいではないか、不安から一旦受け入れたが悩んだ末に勇気を持って断ることにした。

これまでさんざん不本意ながらも、それでも無いよりはマシ、ありがたいと思わなくっちゃ、そうやって自分を大切にしてこなかった。

とれるはずの有給休暇をとれずに辞めたり、もらえるはずのボーナスをもらえないということも1度や2度ではない。出張などの特別手当をいつまでももらえずに忘れていた体で、何も言ってこなければ無しにしようとするという職場もあった。

職場全体がそうではなく人を選んでピンポイントに私に対してブラックを発動されることが多かった。
経営者が問題なんだけど、私のブラック体質が大きな問題。

私の自己肯定感の低さ、私はぞんざいに扱われてもしかたがない存在だと思ってそれを周りにも許してしまうところに問題がある。

だから、今回はそこからキッパリ足を洗うためのお試しだった。
1年契約の仕事で年に2回ボーナスが支給される。最初は少し、年末は多めに。それが半年契約なら、次の半年も契約更新できたとしても、最初の少しが2回。

こうやって微妙に損をするような待遇を示されることが多いし、そんな場合ものすごく忙しかったりして割に合わない感が強くなる。

そんなのイヤだ。ちゃんと1年契約で働きたい!

「本当にあなたは自分を大切にしようとしている?」
自分を大切にしようと決めた私へ、こういう状況でもあなたは自分を大切にする選択をきちんとできる?というお試し。

半年でも仕事がまったくないよりはマシだと受け入れた時に、これだとまたふりだしに戻ることになると思った。

私が私自身を大切に扱う。大切に扱わない人や環境からは距離を置く。
そう決めたので、仕事が見つからなかったとしてもこれを受け入れてはダメだと感じた。

そして当初の1年の事務補助の仕事に決まった。

なんだか一つ克服できた気がする。
これから常に私を大切にしていく選択ができるという自信になった。

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