選ぶということ

字を見ると

己と己が共に進むと書く。

なにかを捨てたり己を曲げるニュアンスはない。

俺は人生に[選択はない]として生きている。

これは起こるすべてを[それ]として味わうすべである。

出会うすべてがすでに選ばれし出会いであり

起こるすべてがすでに起こるべき出来事なのだ。

己が状況を操作しコントロールしようとすることを

手離すことで逆にすべてが己の深いところで知っていた大きな大きな流れの中で

起こるべきことが起こるべきときに起こっているとわかる。

その流れの中、己のエネルギーで思う存分踊り、味わうのだ。

ちなみに 起きるという字は 走る己と書く。

迷いなくそれをそれとして走るとき、ことは起こる。

俺たちは一人残らず、すでに選ばれた民なのだ。

ポンコツでも変態でも天才でも未熟者でも。

選ばれるようと懸命になるより

そのまんまの己と己で共に進み、懸命に生きよう。

すでに選ばれたものとして。


20130722

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