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アリー
2022年6月20日 09:51
ひととき与えられたかりそめの姿に時というイリュージョンを振りかけてただただその過ぎゆく早さにアングリと口を開ける遠くから誰かが呼ぶような声が聞こえてそちらに歩いて行くと終わってしまいそうな儚さだからと言って我が道を行くというほどの道はない誰もが同じ空を見ているように本当はどこにも行き着けずそして離れず大いなるものに包まれてそして過ぎゆく忘れ去られることを憂うけれどそれでさえ