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Salesforce 認定アドミニストレーター 試験 問題集 Vol. 1

Vol.1 は、組織の設定、セキュリティおよびユーザーインターフェースの設定、プロファイル、ロケール設定、会計年度、標準およびカスタムオブジェクト、Service Cloudの機能などの設問を扱っています。


⚠️ 本問題集は最大限の正確性を追求して作成されましたが、誤りや不正確な情報が含まれている可能性があります。また、用語や慣用句について、一部英語版のSalesforce表現が含まれている箇所がございます。本問題集をご利用の際は、利用者自身の責任において情報の確認と検証をお願いいたします。当方は、本問題集の内容の正確性や完全性を保証するものではありませんし、その利用結果により生じうるいかなる損害に対しても責任を負いかねます。ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。


サイト版もあります。学習しやすい方をご利用ください。
🔗Salesforce 認定アドミニストレーター 試験 問題集 Vol. 1
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1.インライン編集は、以下の場合にフィールドを更新します。

A. フィールドが保存/更新されたとき
B. レコードが保存/更新されたとき
C. リターンキーが押されたとき
D. 上記のいずれも該当しない







正解:B

インライン編集でフィールドの値を変更しても、その変更は即座には保存されません。変更を確定(保存)するためには、レコード全体を保存する必要があります。従って、フィールドの変更が確実に反映されるのはレコードが保存または更新されたときです。

📖 インライン編集
インライン編集とは、Salesforceでのレコードのフィールドを直接、一覧画面などで編集する機能のことを指します。この機能を使用すると、フィールドをクリックして直接値を変更できるため、ユーザーの効率が向上します。

リストビューでは、インライン編集で変更したフィールドは背景色が黄色で表示されますが、その時点では更新されません。「保存」ボタンをクリックし、レコードを保存したときに変更が反映されます。

🔗[Salesforce ヘルプ] Lightning Experience のリストビューからレコードをインライン更新


2.以下のうち、標準オブジェクトではないものはどれですか?

A. 商談 (Opportunities)
B. ソリューション (Solutions)
C. 求人応募者 (Job Applicants)
D. 取引先 (Accounts)
E. キャンペーン (Campaigns)







正解:C

📖 標準オブジェクトカスタムオブジェクト
標準オブジェクトとは、Salesforceにデフォルトで含まれているオブジェクトのことを指します。これに対して、カスタムオブジェクトはユーザーが独自に作成するオブジェクトです。

🔗[Salesforce ヘルプ] 標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?


3.以下のうち、Service Cloudの提供の一部として含まれているものはどれですか?

(2つ選んでください)
A. 商談 (Opportunities)
B. ナレッジ (Knowledge)
C. エンタイトルメント (Entitlements)
D. キャンペーン (Campaigns)
E. 見積もり (Quotes)







正解:B,C

📖 Service Cloud
Salesforceの主要な製品の一つで、企業が顧客サポートやサービス業務を効率的に実行するためのクラウドベースのプラットフォームです。以下は、Service Cloudの主要な特徴と機能です。
ナレッジベース (Knowledge Base): 顧客やサポートエージェントのための情報やFAQ、解決策を組織化して保存できます。これにより、エージェントは情報を迅速に検索し、顧客に適切な解決策を提供することができます。
エンタイトルメントと契約管理: 顧客が受けるべきサポートやサービスレベルを確認・管理するための機能です。これにより、サポートエージェントは顧客が購入したサービスや製品のサポートレベルを把握し、それに応じた対応を行うことができます。
ケース管理 (Case Management): Service Cloudを使用すると、顧客からの問い合わせや問題をケースとしてトラッキングし、追跡して解決することができます。これにより、エージェントは効果的に作業を行い、顧客の問題を迅速に解決することができます。
オムニチャネルサポート: 電話、Eメール、ウェブ、ソーシャルメディア、その他のチャネルを介して顧客からのサポートリクエストを一元的に管理することができます。これにより、エージェントは一貫したサービスを提供することができ、カスタマーエクスペリエンスを向上させることができます。
ライブエージェント (Live Agent): ウェブサイト上でのリアルタイムのチャットサポートを提供する機能です。

🔗[Salesforce] Service Cloudで、サービスの対応能力を強化


4.ロケールの設定は、ユーザーが日付形式、時間形式、および数字形式をどのように表示するかを制御します。

A. はい
B. いいえ







正解:A

📖 ロケール設定
特定の地域や言語に合わせて、日付、時間、数字などの表示形式を調整するためのものです。たとえば、日本のロケールでは日付が「YYYY/MM/DD」の形式で表示されますが、多くのヨーロッパ言語のロケールでは「DD/MM/YYYY」の形式で表示されることが一般的です。同様に、数字の区切り文字や小数点の表示もロケールによって異なります。
以下に、Salesforceのロケールに関連するいくつかのポイントを挙げます。
日付と時間のフォーマット: ロケールによって、日付の表示順序や区切り文字、時間のフォーマット(12時間制 vs. 24時間制)が異なります。例えば、アメリカのロケールでは日付が「MM/DD/YYYY」の形式で、日本のロケールでは「YYYY/MM/DD」の形式で表示されます。
数値のフォーマット: 数値の千の区切りや小数点の記号もロケールによって異なります。例えば、アメリカでは1,234.56と表示されるのに対して、ヨーロッパの多くの国では1.234,56と表示されます。
通貨のフォーマット: ロケール設定は通貨のシンボルやその位置、および数値のフォーマットにも影響します。

🔗[Salesforce ヘルプ] ロケールの概要


5.会社のロケールがUS Englishに設定されている場合、すべてのユーザーのデフォルトのロケールはUS Englishとなり、これは変更できません。

A. はい
B. いいえ







正解:B

Salesforceでは、会社全体のデフォルトのロケールを設定することができますが、これはユーザーのデフォルトのロケールとは独立しています。各ユーザーは、自身のプロフィール設定でロケールを個別に変更することが可能です。したがって、会社のロケールがUS Englishに設定されていても、個々のユーザーは異なるロケールを選択することができます。

🔗[Salesforce ヘルプ] 言語およびロケール設定の編集


6.あなたの会社の会計年度がグレゴリオ暦に従っている場合、カスタム会計年度を使用しなければなりません。

A. はい
B. いいえ







正解:B

カスタム会計年度は、通常のグレゴリオ暦に従わない特定の会計年度を持つ企業のためのものです。

📖 標準会計年度
標準会計年度は、カレンダー年に基づいており、通常1月1日から12月31日までの期間をカバーします。
開始月をカスタマイズすることで、例えば4月開始や7月開始などの異なる標準会計年度をサポートしています。
期間は四半期ごとまたは月ごとに分けることができます。

📖 カスタム会計年度
カスタム会計年度は、標準会計年度のオプションでカバーされていない特定の会計年度の要件を持つ組織のためのものです。
例えば、4-4-5、4-5-4、または5-4-4のような週ベースの会計カレンダー(これは一般的に小売業界で使用されます)や、13の4週間の期間からなるカレンダーなど、非標準的な会計カレンダーを持つ組織がこれを利用することができます。

🔗[Salesforce ヘルプ] 会計年度の設定


7.クローズされた商談の通貨レートを「ロック」することができる機能はどれですか?

A. ロケール
B. 会社プロファイル
C. マルチ通貨
D. 高度な通貨管理
E. 上記のどれも該当しない







正解:D

Salesforceでの通貨の変動を扱うとき、特定の日付に基づいて商談の通貨レートを固定する機能は、高度な通貨管理 (Advanced Currency Management) によって提供されます。これにより、過去の商談の通貨レートが現在のレートと異なる場合でも、その過去のレートに基づいて商談の価値を維持することができます。

🔗[Salesforce ヘルプ] 高度な通貨管理について


8.ユーザーインターフェースの設定はグローバル設定であり、組織のすべてのユーザーに適用されます。

A. はい
B. いいえ







正解:A

ユーザーインターフェース設定は組織レベルで行われ、その組織内のすべてのユーザーに影響を及ぼします。

🔗[Salesforce ヘルプ] ユーザーインターフェースの設定


9.以下のうち、リストビューに関して正しいものはどれですか?

(3つ選んでください)
A. 今後の使用のためにリストビューを保存する。
B. リストビューにアクセスできるユーザーグループを指定する。
C. リストビューを印刷する。
D. レコードをフォローし、関連するChatterの投稿を表示する。
E. リストビューデータをExcelにエクスポートする。
F. 上記すべて







正解:A, B, C


10._____ は、ユーザーインターフェースで何を見ることができるか、何をすることができるかを決定する設定と権限のコレクションを定義します。

A. ロール
B. Chatterフィード
C. プロファイル
D. 会社プロファイル







正解:C

📖 プロファイル
組織内のユーザーが持つことができる権限やアクセスレベルを決定する非常に重要なセキュリティ機能です。以下は、Salesforceのプロファイルに関する主要な概念や特徴の一部です。
オブジェクトレベルのセキュリティ: プロファイルは、特定のオブジェクト(例: 取引先、リード、カスタムオブジェクトなど)へのCRUD(作成、読み取り、更新、削除)アクセスを制御します。
フィールドレベルのセキュリティ: プロファイルを使用して、特定のフィールドへのアクセスを許可または制限することができます。これにより、機密データへのアクセスを制限することができます。
アプリケーションとタブ: プロファイルは、ユーザーがどのアプリケーションやタブにアクセスできるかを制御します。
レコードタイプとページレイアウト: 特定のプロファイルに関連付けられたレコードタイプやページレイアウトを指定することができます。
システム権限: プロファイルには、APIアクセス、レポートの作成、ユーザーの管理などのシステム全体の機能に関連する権限も含まれています。

🔗[Salesforce ヘルプ] プロファイル


11.以下のうち、標準プロファイルではないものはどれですか?

(3つ選んでください)
A. システム管理者
B. 参照のみ(Read Only)
C. マーケティングディレクター
D. パートナーユーザー
E. 標準管理者







正解:B, C, E

📖 標準プロファイル
特定の役割や機能に合わせて予め定義されたセットのアクセス権と許可を持つものです。これにより、組織内のユーザーが必要な情報と機能にアクセスできるようになります。以下はSalesforceで提供される主な標準プロファイルと、その概要です。なお、他にも、外部アプリケーションや特定の役割・タスクに合わせてさまざまな標準プロファイルがあります。
システム管理者 (System Administrator): このプロファイルは最も広範な権限を持っています。ユーザー、フィールド、オブジェクトの管理や設定の変更、すべてのデータの表示と編集など、ほとんどのタスクを実行できます。
標準ユーザー (Standard User): このプロファイルを持つユーザーは、標準のCRM機能にアクセスできます。たとえば、取引先、取引先責任者、商談などのレコードの作成、編集、削除が可能です。
ソリューションマネージャ (Solution Manager): このプロファイルは、ソリューションの公開やカテゴリの管理に関する権限を持っています。
マーケティングユーザー (Marketing User): マーケティング関連のタスク、たとえばキャンペーンの管理やリードの取り扱いに関する権限を持っています。

🔗[Salesforce ヘルプ] 標準プロファイル


12.Salesforceの「Chatter Free User」プロファイルを持つユーザーは、取引先や取引先責任者などのレコードにアクセスできる。

A. はい
B. いいえ







正解:B

📖 Chatter Free User
SalesforceのChatterの基本機能にのみアクセスできるプロファイルです。このプロファイルを持つユーザーは、主にChatterのフィード、ユーザ、グループ、およびファイルにアクセスすることができます。しかし、標準のSalesforceオブジェクトやカスタムオブジェクトへのアクセス権は付与されていません。したがって、取引先や取引先責任者などのレコードにはアクセスできません。

🔗[Salesforce ヘルプ] Chatter ユーザライセンス


13.標準プロファイルの許可は編集できません。

A. はい
B. いいえ







正解:A

標準プロファイルの許可を直接編集することはできません。組織の特定のニーズに合わせて権限をカスタマイズしたい場合は、標準プロファイルをコピーして新しいカスタムプロファイルを作成し、そのカスタムプロファイルを編集する必要があります。この特性は、ユーザーや管理者が重要な基本権限を誤って変更することを防ぐためのものです。


14.システム管理者は、カスタムプロファイルのタブ設定(デフォルトで表示、デフォルトで非表示、タブを隠す)を変更することができる。

A. はい
B. いいえ







正解:A

Salesforceのシステム管理者は、カスタムプロファイルの多くの設定を変更する権限を持っています。これには、アプリケーションのタブの可視性に関する設定も含まれます。具体的には、タブをデフォルトで表示するか(Default On)、デフォルトで非表示にするか(Default Off)、またはタブを隠すか(Hidden)を設定できます。これにより、組織のニーズや特定のユーザーグループの役割に合わせて、どのタブがユーザーに表示されるかをカスタマイズすることができます。


15.あるユーザーがあなたの会社を去る場合、システム管理者は、Salesforce組織への将来のアクセスを防ぐために以下のことを行うべきです。

A. そのユーザーのレコードを削除する
B. そのユーザーのレコードを無効化する
C. そのユーザーが所有するアカウントや取引先責任者を削除する
D. 上記のいずれも該当しない







正解:B

ユーザーが会社を退職した場合、そのユーザーのSalesforceアクセスを即座に停止することはセキュリティ上非常に重要です。一般的なベストプラクティスとしては、無効化することが推奨されます。これにより、そのユーザーが過去に行ったアクションや関連データが履歴として残ります。
なお、Salesforceではユーザーレコードを直接削除することはできません。

🔗[Salesforce ヘルプ] ユーザーの無効化


16.アクティブなユーザーレコードはライセンスを消費する。

A. はい
B. いいえ







正解:A

アクティブなユーザーアカウント(またはユーザーレコード)はライセンスを消費します。つまり、特定のライセンスタイプの上限までユーザーを追加することができます。その上限を超えると、追加のライセンスを購入するか、既存のアクティブなユーザーを非アクティブにする必要があります。

📖 ユーザライセンス
ユーザライセンスによって、ユーザがアクセスできる機能の基準が決まります。組織がSalesforceを使用する際、どのユーザーがどの機能にアクセスできるかを制御するために、異なるライセンスタイプが提供されています。ユーザライセンスの例は以下のとおりです。
・標準ユーザライセンス
・Chatter ユーザライセンス
・Experience Cloud ユーザライセンス
・Service Cloud ポータルユーザライセンス

🔗[Salesforce ヘルプ] ユーザライセンス


17.システム管理者は、特定の回数のログイン失敗を超えた場合に、ユーザーをSalesforce組織からロックアウトすることを選択できる。

A. はい
B. いいえ







正解:A

Salesforceにはセキュリティ機能として、ログイン失敗の回数に基づいてユーザーアカウントを一時的にロックアウトする機能があります。これは、不正なアクセスやブルートフォース攻撃を防ぐためのものです。システム管理者は、この機能を設定して、特定のログイン失敗の回数を超えた場合にユーザーをロックアウトすることができます。

🔗[Salesforce ヘルプ] パスワードポリシーの設定


18.システム管理者がユーザーがSalesforceにログインできない理由を調査しようとしている場合、どこを確認すればよいですか?

(2つ選んでください)
A. ユーザーレコードの「ログイン履歴」関連リスト
B. ユーザーのプロファイル
C. 設定 | ログイン履歴
D. salesforce.comのサポートに連絡する







正解:A, C

ユーザーレコードの「ログイン履歴」関連リスト: これは特定のユーザーのログインの試みとその結果を表示する場所です。ログインの失敗理由もここで確認できます。
設定 | ログイン履歴: これは組織全体のログイン履歴を表示する場所で、すべてのユーザーのログインの試みとその結果を確認することができます。

🔗[Salesforce ヘルプ | ナレッジ記事] ログイン履歴でログイントラブルの原因を確認する方法


19.システム管理者は、任意のユーザーのグループのためにアプリケーションを無効にするために何を使用すべきですか?

A. 共有ルール
B. Webタブ
C. ページレイアウト
D. プロファイル
E. 役割







正解:D

プロファイルはユーザーの権限やアクセスレベルを定義するもので、特定のアプリケーションへのアクセスを許可または制限することができます。


20.通常の営業時間外にあるグループのユーザーがSalesforce組織にログインするのを防ぐために、システム管理者は以下のどこで設定を行うでしょうか?

A. ユーザーレコード
B. ユーザーのプロファイルレコード
C. ネットワーク設定
D. 役割階層
E. 上記のいずれも該当しない







正解:B

プロファイルはユーザーの権限やアクセスレベルを管理する場所です。ログイン可能な時間帯やIP範囲の制限もプロファイルで設定することができます。


21.ユーザーがプロファイルで指定されたIP範囲の外部からログインしようとした場合、結果は次のうちどれになりますか。

A. 通常通りにログインされる
B. パスワードをリセットする必要がある
C. コンピュータのアクティベーションが求められる
D. アクセスが拒否される
E. 上記のいずれも該当しない







正解:D

Salesforceでは、ユーザープロファイルに指定されたIP範囲の外部からのログインを制限することができます。指定されたIP範囲の外部からのログイン試行が行われた場合、そのユーザーはログインできなくなります。

📖 ログイン IP アドレスの制限
SalesforceにおけるログインIPアドレスの制限は、セキュリティを強化するための有効な手段の一つです。特定のIPアドレス範囲からのみのログインを許可することで、不正なアクセスや不審なログインを防ぐことができます。
プロファイルにおけるIPアドレス制限:
Salesforceのプロファイル設定内で、特定のIPアドレス範囲からのログインを許可するか、または禁止するかを指定することができます。
この制限は、そのプロファイルが割り当てられたユーザー全員に適用されます。
組織全体の信頼されるIP範囲:
[設定] > [セキュリティ] > [ネットワークアクセス]で、組織全体の信頼されるIPアドレス範囲を定義できます。

🔗[Salesforce ヘルプ | ナレッジ記事] ネットワークアクセス、セッションの設定、プロファイル毎の ログイン IP アドレスの制限の違い


22.システム管理者は、テレセールチームがオフィスの外部からSalesforceにログインするのを防ぎたいと考えています。
これをどのように実現しますか?

A. これを実現する方法はありません
B. [設定] | [セキュリティコントロール] | [ネットワークアクセス]で、チームのIPアドレスの範囲を指定する
C. チームのプロファイルにIPアドレスの範囲を追加する
D. この機能を有効にする必要があるため、salesforce.comに連絡する







正解:C


23.権限セットは、プロファイルの必要性を置き換えることができる。

A. 正しい
B. 間違い







正解:B

権限セットはプロファイルの機能を置きかえるものではありません。プロファイルでユーザーのコアな権限を定義し、必要に応じてその権限を補完するために権限セットを使用します。

📖 権限セット
Salesforceのユーザーに特定のアクセス権限や機能を付与または拡張するためのものです。基本的な権限(例:オブジェクトへのアクセス、フィールドの可視性など)はプロファイルを通じて割り当てられますが、権限セットはこれをさらに細かくカスタマイズしたい場合に利用されます。
特定のユーザーやシチュエーションに応じて追加の権限を付与したい場合に権限セットを使用します。

🔗[Salesforce ヘルプ] 権限セット


24.ユーザーには1つの権限セットのみが割り当てられる。

A. 正しい
B. 間違い







正解:B


25.ユーザが所有していないレコードへのユーザーのデフォルトのアクセスレベルを設定するために使用されるのはどれか。

A. 組織の共有設定
B. ロール階層
C. プロファイル
D. 共有ルール
E. 手動共有







正解:A

組織の共有設定 : これはSalesforceにおけるレコードのアクセス制御の基盤となる設定です。組織全体のデフォルト設定は、ユーザーが特定のオブジェクトのレコード(彼らが所有していないものを含む)に対してどのような基本的なアクセス権を持つかを定義します。
ロール階層 : これは、上位の役割が下位の役割のレコードにアクセスできるようにする機能です。しかし、デフォルトのアクセスレベル自体を設定するものではありません。
プロファイル : プロファイルは、ユーザーのオブジェクトやフィールドへのアクセス権限、使用できるアプリケーション、ページレイアウトなどを定義します。しかし、所有していないレコードへのデフォルトアクセスレベルを設定するものではありません。
共有ルール : これは、組織全体のデフォルト設定よりもさらにレコードのアクセスを拡張するためのルールを作成するためのものです。特定の基準や条件に基づいて特定のユーザーやグループとレコードを共有します。
手動共有 : 手動共有は、レコードオーナーが個別のレコードを特定のユーザーやグループと共有するための機能です。この方法は、特定の例外ケースでレコードへのアクセスを提供したいときに使用されます。


「Salesforce 認定アドミニストレーター 試験 問題集 Vol. 1」は以上となります。お疲れ様でした❕


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