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コミュニティ子育て参加告知…6種類の反応

少しずつ、周りの方にコミュニティ子育て参加を伝えています。

(そもそもまだnoteでその詳細を書けていなかったか…ぴやまの暮らしているとってもシェア度の高いシェアハウス(ざっくり)に引っ越して、コミュニティ子育てに参加することとなりました)

それに伴い、住んでいる場所と職場も旅立つこともあり、
色んな反応が。
周りの方にとてもお世話になっていることを改めてしみじみ感じています。
今住んでいるところ、働いているところ、それよりさらに前の生活などが
走馬灯のように駆け巡ることの多い日々です。
自分もドキドキ、まだなにも勉強できていない!と焦ったり、一方で、今ここでしかできないことやっておかなきゃ!なったりしております。

コミュニティ子育てについて話した時のリアクションを備忘として書き留めておきたいと思います。


妊婦検診に同伴したときの反応…【(1)ご懐妊おめでとう!(2)いいね!おもしろいね!(3)何か事情があるの?(4)なんであえて結婚しないんだろうね?】
と、パラレルなところもあるかも。

(妊婦検診同伴の詳細は以下の記事)
https://note.com/alicetabiashi/n/nd1c8c756b0b3


今から思うと、妊婦検診は面白そう!と思ってわりと気軽に行ったけれど、
住まいを移して子育てに参加する!といきなり決めるとハードルが高そうなところ、
検診に同伴するというステップをふめてたおかげで
いい感じに流れている気がします。
(インドで就職する前にインドに旅行に行って、住めるわ!と思ったのと似ている?それはまたちがうか?!)

というわけで、コミュニティ子育て参加告知への反応たち。

(1)え??どういうこと???
まだ、比較的珍しい在り方だと思うので、まずはびっくりされることもちらほら。
(でもこのリアクションは意外と?少ないかも。後述する3の、面白いねぇ!が多いです)

「子育てします~」と、コミュニティ子育てに触れずにざっくり伝え始めちゃうこともあるのですが、
その場合は「え!結婚してたの!?」「子どもいたんだ!?」と言われることも。
まぁ、そりゃ前提として結婚が思いつくよねぇ、ここ、日本だし、私も日本生まれ日本育ちだし 多分異性愛者だと(慣習的に)認識されてそうだし、という感じはあります。

というか、私自身もそのシェアハウスがかなり未知の空間で、内覧に行ったときも消化不良でした><;笑

周りの方に説明するときにそのシェアハウスの取材記事を添付することがあるのですが、空気感もうまく表現されていてとても役立っています…文章ってすごい。

(2)テレビで見たことある!
これもちょこちょこある。私はテレビを持っておらず、自分で関連の番組を見たことはないので、逆に、へぇ!テレビでもやってるんだ!と新鮮でした。
マスメディアの力はまだまだ大きいのかもしれない・・・。 

私が見たのは映画の『沈没家族』くらいかなぁ。(沈没家族はマスっていうよりミニシアター系のドキュメンタリー的?記録映画?な香りですが。)

ちなみに私は10年前の卒論で、LGBTQコミュニティに関わっているいわゆる”異性愛者”の方にインタビューさせていただいていました。関わるきっかけとしてテレビなどのメディアでなんとなくセクシュアルマイノリティについて認識があった、という人は多かったです。(金八先生で上戸彩さんが演じていた直とか、オネエ系のタレントさんとか)
→その後、身近な人からのカミングアウトで生身のいわゆる”当事者”と触れる、→そしてコミュニティと関わる中で、セクシュアルマイノリティの中にも色んな人がいると知っていく。
→さらには、自分自身のセクシュアリティを問い返す機会を得る、、という物語がみられました。

(3)面白いねぇ!あなたらしいねぇ。生き方の多様性を感じるわ~
このへんの感想はけっこう自分としては嬉しいです。だいたい何かを始めるときは、「面白そう!」という直感に逆らえないから。
不安ももちろんあるけれど、人生で最大のリスクは、やってみたかったのにチャレンジしないで終わってしまうこと、だと思ってます。
とか、偉そうなこと言っておいて、あとで色々悩んだり凹んだりな時期もくると思いますが><;
私の拙い文章から、解放される感じ、あったかい気持ちになる、とおっしゃってくださった方もあり、すごくありがたいです。

(4)(生みの母たるぴやまが)とても助かると思う!
子育て経験者としての女性(たぶん)からの感想として多かったです。
時々、私が仕事として子どものケアをするのだと想定される方も。
自分としては、多少でも役に立てばとは思いますが、それよりも(未経験の)自分が関わらせてもらえることがありがたいなぁとか、シンプルに面白そう、楽しそう、自分を育てなおすことにもなりそう、という気持ちのほうが大きいです。
(逆に、そうじゃなくて、”やってあげてるのに!”みたいな気持ちになったら危なそう。自分がどういう感情になっていくのか、メタ認知的に観察し続けることは、今後課題になりそうな気もしてます)

(5)日本社会の中で非婚で育てるのは苦労も多いかも
現実的な?意見として、日本社会の中で非婚で育てるのは苦労も多いかも、という声もちらほら聞かれました。率直にそれを伝えてくださるのは有り難いなと思う。
大変なのはたぶん社会の視線なのかなと思いますが。子ども自身がどんな風に感じていくのだろう。周りと違うかもしれないけど、それって素敵なことよ、と気づくのに時間もかかるかもしれない。育つ環境が色々あって、色んな人に囲まれるとおもしろいよね、という文化も耕せるといいなとは思っていますが。
ガンディーいわく、
Be the change that you wish to see in the world. :)


(6)自分の子は?自分の子を育てるときにも役に立つよねぇ
“いつかは結婚して出産するということが、あなたもきっと通るライフコース”
という前提があるのかも?しれませぬ。
自分はどうなるか、ぜんっぜん、わからないのですが。どっちに転んでもいいと思っています。 

どっちに転んでも、とかいいつつ、相手と自分の(その時の)セクシュアリティ、身体の状態、宗教、所属する国の制度とかいろいろな要素が絡まって、婚姻制度にのっかりたいのか/のっかることができるのか、妊娠出産は可能なのか/いかなる形で? などめっちゃバリエーションありそう。


自分の子は?系のコメントも、結婚して子育てをしている女性(たぶん)からのコメントとして多かったかな。
「自分の子を産むのもいいことよ」というのは、自分のうみの母からも言われました。
産んでよかったと思ってくれてるんだな~と思えて、よかった。
自分の子がほしいのか?というのは、時々考えたり、やっぱりわからんわ、神さま次第だわ、と思いなおしたりを繰り返してるのですが、子育てに参加するとなってまた一段と深く考える機会がありました。ちょっとここには書ききれないけれど。

今のところこんな感じです。

いわゆる”性的少数者”として自分のセクシュアリティをカミングアウトするより、コミュニティ子育て参加の告知はそんなに大変ではない(?)と思うけれど、意外と伝えることにエネルギーがいる気がしてます。
特にまだあまり多くの人に話していないときは、なんか色んな反応をもらうことや話すことに疲れて、家帰ったらバタンキューな時もありました。
最近は慣れてきましたが。

「ちょっと変わった経緯なのですが」っていうのが枕詞?クッション?として定着してきているかもしれません。
それがいいのかどうかは分からないけど、相手にとっては聞く準備になる言葉、私にとっては話し始める準備になる言葉のようには思います。

そうこうしているうちに、もう臨月です。
来月うまれるのか!まだ実感が伴っていない…どきどきです。

ひとまず、おしまい。

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