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推薦入学について深掘りしてみた

みなさんこんにちは! Aliceです🙋


今回は受験に関する記事第2段ということで、
今回のテーマは何かと言いますと~


大学推薦入試

について語っていこうと思います!!


具体的には、

・推薦入試とは何か
・推薦入試の種類

をご理解いただいた上で、
実は今回のメインテーマは

・推薦入試を利用するのって"逃げ"ですか?

という点について、あくまで個人の意見ですが記述していこうかなと思います。

今回は、ベーシックなところから かなりつっこんだところまで書いていこうと思いますので、是非とも皆さんの参考になればなと思います。

そして、今回も最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

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推薦入試(大学入学)とは何か

そもそも、大学に入る手段として大まかに分けると主な手段として2つの方法があります。それは、


一般入試
推薦入試

です。

まず、一般入試とは

自分の学力を示すためのテスト(大学入試共通テストなど)を受けて、その結果に基づいて大学側が出願者の合否を決める

というものです。

ですので、


国立大学受験→

大学入試共通テスト+二次試験(記述試験)


私立大学受験→

大学入試共通テスト利用試験、
あるいは一般試験(各大学が独自に設ける)

を受験することになります。そして、これらの結果に基づき合否が決まります。


そして、推薦入試とは

学校側から推薦された人が、面接や小論文、プレゼンなどを行って、大学側が出願者の合否が決める試験

です。

大まかに言えばこの説明でも十分なのですが、大学の推薦入試というのはいくつか種類があります。
それは、

総合型選抜(旧AO入試)
公募推薦
指定校推薦

です。

しかし、ほとんどの推薦入試というのは、

各大学が定めた基準をクリアしていないと出願することができません。

(例:評定○○以上、欠席日数、○浪、英語民間試験のスコアなど)


本当はこれらについて1つ1つ具体的に解説していこうと思ったのですが、インターネットや資料の情報の方が正確だと思いますので、申し訳ありませんが今回は省かせていただきます🙇🙇


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さて、本題に入ります。

ここからは私の主観で述べさせていただきますので、その点を留意した上でご覧ください。


まず、そもそも私自身が推薦入試を利用したのかというと、

利用しておりません。

私は、私立大学の出願で、大学入試共通テスト利用入試と、一般試験を利用した身であります。

本当は推薦入試を利用する予定でした

不足の事態が起こってしまったため利用することができなくなってしまったのです、、、。

それは何かというと、

英検のスコアが足りない

という事件でございました。😇😇


私は、評定は問題無かったのです。
しかしながら私が利用しようとしていた推薦入試では、

英検(あるいはその他英語民間試験)で○○点以上取っていること

が出願条件となっていました。

その点差というのは、わずか17点(英検利用)という、、(あぁ、、今思い出しても何か悲しいです、、)


そこで私は出願資格となる点数を取るべく、3年の1学期・2学期の2回、英検準一級を受験しましたが、

まぁ見事にボコボコにやられまして

とはいえど、一次試験合格まであと8点のところまできました。ですが、それでもやはりまた惜しい!!ってところで終わってしまいました。。


そして、そこから私は一般試験で挑むことを決意致しました。


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という長々した説明はこのくらいにして、そろっと本題に入りましょうか。


推薦入試を利用するのって逃げですか?

私自身、やっぱり一般試験(というよりも、それまでの勉強の過程)が怖かったです。
先輩方や先生方の体験談を聞いて、一般受験は物凄く大変なことだ、ということを承知していたからです。(実際大変でした)

ですから、実際に推薦入試を利用しようと試みていた頃は、そういった一般試験への恐怖や苦労から逃げたいという気持ちは、少なからずありました。

当時の自分は心の中では、

推薦入試を利用すれば基本的に合格できる

と信じていました。

私自身は、やっぱり逃げの気持ちがありました。

ですが、当時の私は推薦入試がどのようなものか、難易度なども大してよく分かっていませんでした。

もしかしたら英検のスコアが足りて出願していたとしても、こてんぱんにやられて落ちていたかもしれません。

少なからず私が言えることは、

推薦入試を受ければ楽に合格し、一般入試という勉強地獄から回避できると思っている人が世の中にはいる

ということですね。


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では、私の周りの人たちはどうだったか。
これに関しては、恐らく推薦入試を利用した人達の多くが受かっていたのではないかと思います。

そして、推薦入試を利用したいた人達は

普段から成績優秀で、推薦入試を利用するのに相応しい!

と思える人達ばかりでした。

しかしながら、

推薦使わないとこの大学に入れないから

という理由の人も複数いました。


この後者の方々はきっと、私と同じ思考回路を持っていたかもしれません。

一般試験では受かることの出来ないレベルの大学でも、推薦入試だったら入れるかもしれない

といった期待を抱いていたのでしょう。
わかります。その気持ち。私もそうでした。。😇


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ここで、私の意見を言わせてください。

推薦入試は逃げか

この問いに対しての私の結論は、

あなたが推薦入試を利用した動機と、
推薦入試で合格を勝ち取った後のあなたの行動にかかっている

と、思います。

もし、あなたが日頃から成績優秀で態度も素晴らしい生徒であったら、むしろ先生の方から推薦入試のお声がかかると思います。

そして、あなたの一番行きたいと思える大学が見つかり、早めに合格を勝ち取ることで、

他の受験生よりも早い段階で、大学で学ぶ専門分野を高校生のうちから学びたい

という強い志があれば、それは決して "逃げ" ではないと私は思います。そこに計画性と強い意識と目的がありますから。

そして、そういった生徒は(上記にありますが)推薦入試で合格を勝ち取った後 どのように過ごすかというと、

自らこれからの勉強カリキュラムを立て、尚且つ大学で学ぶ分野を一歩先取りして勉強する

でしょう。なので、一見すると一般受験生とほぼ変わらぬ生活を送っているように見えます。


一方で、そうでない学生はどうかというと、
まず推薦を利用する動機が、

推薦を使わないとその大学に行けないから

あるいは

一般試験を受けずに合格したいから

はたまた

早く進路先を決めて安心したい
でもとりあえず大学行きたい


という場合があります。

もし仮に、こういった学生が推薦を利用して合格したとしましょう。さて、彼らは今後どのような生活を送るのでしょうか。

代表例と具体的な特徴をいくつか挙げてみましょう。


教室でうるさくする(授業妨害)

今後の大学生活の楽しみを友達とひたすら語り合い、勉強を疎かにする

一般受験生に対して、「一緒に頑張ろう」ではなく、「頑張ってね」と言う


基本的にこういった行動をとる学生は心の中で
こう思っているかもしれません。(あくまで主観です。)

(自分はもう終わったから勉強しなくていいわ)
(とりあえず大学生になれるからラッキー!)


うんうん、わかります。
実際めちゃくちゃ嬉しいんですよね。

でも、もしこれらに当てはまる人がいたら、恐らく(ほぼ確実に) "逃げ" です。

恐らく、推薦入試という制度がなかったら、その大学に出願すらしていないでしょう。

現実、こういった思考回路の推薦利用の学生が半分くらいはいるのではないでしょうか。

ですから、世間から「推薦は逃げだ」と思われてしまうのかもしれません。


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しかし、私はここで皆さんに誤解してほしくありません。

推薦入試は上記の理由から"逃げ"だと思ってしまいますが、

推薦入試も正式な大学入学の手段

です。

ですから、推薦入試を利用したら世間から冷たい目で見られるから…といった理由で推薦入試を選ばないのは、

かえって後悔せざるを得ない結果へと招く可能性があります

実際に私がそうです。

推薦入試を諦め一般入試で挑んだ結果、
第一志望、第二志望、はたまた第三志望まで落ちてしまいました。

そして、

想定外の多額の出費

がでてしまい、家計をひっぱくさせてしまいました。
出願や宿泊費用などで、我が家の福沢諭吉が何人もいなくなりました。

恐らく推薦入試を受ければこんなことにはならなかったのかもしれないと、日々後悔しなくてはならなくなります。(まぁ実際推薦を受けたところで確実に受かるとは言えませんが)


もし今この記事をご覧のあなたが一般受験のみで大学受験に挑もうという強い志のある学生だとしましょう。

私は、あなたの "大学受験に自分の学力のみで挑もう"という姿勢を心から尊敬します。是非ともその気持ちを持ち続けて合格を勝ち取ってほしいです。

ですが、まだ時間はあります。

本当にそのプランのみで後悔しないかじっくりと考えてみてください。

一択に全力を注ぐのは、誰もができることではありません。ですがそういうあなたこそ、学校は大学に推薦したいと思っているはずです。

きっとこの記事をご覧のあなたは、自分の将来に真剣に向き合おうとしている方だと思います。

ですから、自分が将来幸せになるための手段を最初のうちから省こうとしないでほしいのです。

推薦入試というのは、

将来の目標や大学で学びたいことなど、具体的なこれからのプランが決まっており、尚且つ合格後も、自分のやるべきことを淡々とこなしていける人

であれば、ありとあらゆる手段を上手く利用して将来の幸せを掴んでほしいのです。

周りの情報に振り回されず、使えるものはとことん使って自分の将来の可能性を狭めないでほしいのです。
これも賢いやり方だと思います。

推薦入試はそれを利用する動機が明確で、合格後も努力できる人あればむしろ使うべき

選択肢をあまり狭めすぎないで

この2つが私が受験通して感じた 一番皆さんにお伝えしたいことです。


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逆に、

・将来の目標やプランなどがまだ明確でない人

・合格したら気が緩んでしまう人

・自分を律することが苦手な人

これらに当てはまる方々は、推薦入試を利用したことでかえって後悔しなくてはいけなくなる可能性があります。

どういうことかと言うと、
大学でやりたいことや将来のプランが決まっていないのに推薦入試を利用して合格したら、次のようなリスクが考えられます。

1つは 公募専願制、指定校推薦など(併願制以外)

推薦で受かった場合は基本的に入学を辞退できない

ということです。

「○○大学で こんなことがしたい」

あるいは

「○○大学の△△の施設を利用して研究がしたい」

など、その学校を知り尽くしていて、尚且つ入学の強い意思があるなら問題ないのですが、


もし仮に、

「○○大学はネームバリューがあるから」

とか、

「○○大学にいけばなんとかなる」

といった非常に曖昧な理由で、しかもその大学の特徴をよく調べていないまま、

ただ○○大学の学生になりたい

という理由で、しかも推薦入試で入ったら、

大学入学後間違いなく後悔することになります。


実際に推薦で入った大学は100%辞退できないというわけではありません。

やむを得ない事情(病気、ケガ、家庭の事情など)で辞退することは不可能ではありません。

それはむしろ仕方がありません。

しかし、「やっぱりよく大学のこと調べてみたらなんか想像と違って行きたくなくなった」とかいう理由で学校の先生に辞退を希望すると、その場が修羅場と化します。

なぜなら、あなたの入学取り消しをするために

学校の教育担当の先生と校長先生がその大学に直に赴き、頭を下げなければなりません。

(と、学校の先生が私たちに忠告したのを覚えています。間違った情報だったら申し訳ありません🙇)

ただ、そのくらい

"推薦で受かったあなたには責任が重くのしかかりますよ"

ということだったのでしょう。

このシチュエーションは、よく"指定校推薦"を利用した生徒に多く見受けられるものです。

こうなると、次年度からその大学はあなたの学校に推薦枠を設けなくなる可能性があります。そしてそれのせいで、あなたの後輩が不利な状態になってしまいます。

あなたの学校が、その大学にとって信用性がないものと見なされてしまうのです。

こうなってしまうと、学校の先生方から白い目で見られてしまいますよね。。😇

ですから、推薦入試を利用する上では生半可な気持ちがあっては絶対にいけません。


そして、2つ目のリスクというのは、

推薦入試を利用した生徒の大学中退率が非常に高い

ということです。

やっぱり、合格確定の時期が早ければ早い人ほど、

気が緩んでしまう期間が必然的に長くなります。

そうなると、受験勉強を疎かにしたせいで

入学はできたのに卒業できない

という最悪の結果になってしまいます。


もしそこで大学を中退してしまったら、また振り出しに戻るわけです。

しかし、もうあなたは高校生ではありません。

推薦入試など到底利用できません。

今度こそ一般受験をしなくてはなりません。

この状態に陥らないと言える覚悟がありますか?

特に、自分のレベルに合っていない大学(現時点での学力では到底受かることの出来ないようなレベルの大学)に推薦で受かったのならば、

大学入学までに死物狂いで勉強しなければなりません。


「春から 一般受験で勝ち抜いてきた人と、同じスタートを切ることになるのです。」

「春から一般受験で勝ち抜いてきた人の隣の席で授業を受けるのです。」


これらの言葉は、私が学校の先生から散々言われた言葉です。

そう考えたら、

安易な考えでの推薦入試

ほど恐ろしいものはありません。


あなたは本当に大丈夫でしょうか。

また、あなたの周りの友達が安易な考えで推薦入試を利用しようとしていないでしょうか。

もしそういう人がいたら、是非ともこの記事を読むように促してほしいです。

この事実を知らずに、大学生活を台無しにしてほしくないのです。

どうかこの思いが受験生みんなに届きますように🙏


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長くなってしまい申し訳ありませんでした💦
ついつい熱く語ってしまいましたね😅😅

最後に要点をまとめたいと思います。


⭐️推薦入試は

その入試の利用動機と、将来のプランが明確であり、尚且つ合格後も自分を律することができるならば、"逃げ"ではない

むしろ計画性のある素晴らしい手段である。

逆にそうでない場合、

⭐️推薦入試を"逃げ"として利用した場合

将来後悔せざるを得ない結果へと自分を陥れる可能性がある。

安易な考えでの推薦入試は自分をかえって苦しめる。

ということです。

もちろん、人によって意見は異なりますが、あくまで私個人の意見として述べさせていただきました。

他にも意見をお持ちの方は、是非とも教えてくださると嬉しいです。🙇



ということで、今回も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました!!

では、また次の記事でお会いしましょう👋😃


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