素朴な疑問 2
新型コロナはだだの風邪?
オミクロンからは特に?
それ本当?
コロナウィルスには種類があって、今まで知られていたものは6種類です。
国立感染症研究所のHPにはこのように記されています。
コロナは風邪というのはまさしく「寝冷えして風邪ひいた」「薄着で寒かったら風邪ひいた」というおなじみのものですね。
新型コロナも風邪といえば風邪だけどちょっとタチが悪い…そんなふうには思えるのでしょうか?
一般的な風邪の原因となるものはコロナウィルス以外にもRSウィルスウイルスやアデノウイスル、ライノウイルスなど多数のウィルスほか細菌感染によるものもあります。ほとんどが「暖かくして寝てれば治る」というものでしょうけれど、たまに肺炎から重症になることもあります。
新型コロナが発生した当初は全く未知のウィルスであると恐れられ,その後、人類が遭遇した7番目のコロナウィルスであると発表され、感染者の8割は無症状か軽症、2割が中等症から重症で中には亡くなるケースもあるとされました。
その後、新型コロナウィルスは変異を繰り返し、RNAウィルスとしては当たり前のことで、変異のたびに感染力は強くなり毒性は低下していくだろうとの予測もありました。
そして今、オミクロン株が主流となりました。
オミクロンはただの風邪。インフルエンザ並み。そんな声も。
日本経済新聞の記事によると
確かに重症者の数は減っています。
罹っても重症化せず治るならただの風邪並みになったのかも。だったらもうそんなに警戒しなくても良いのかも。withコロナで普通の生活を取り戻し経済も立て直そう!
そう考えを表明する人も多くなりました。
でも…?
新型コロナは元々8割の人は感染しても無症状か軽症だったのです。いつのまにか「罹ったら重症化するかも!怖い!」という流れができていた気がします。
同じ日本経済新聞の記事から。
高かったと言っても60歳未満では1%未満。
全世代がこぞってワクチン接種(こちらも今まで世界に存在しなかった未知の部分がある)を急ぐ必要のある感染症だったのでしょうか。
ただ現在の第8波においてはちょっと不気味に思うことがあります。
重症者が多くないのに死亡者が増加しているのです。
感染者の数が増えれば亡くなる方も増えるのは当たり前、という意見も聞きますが、だったらただの風邪で亡くなる人ももっと多いはずなのでは…。
感染したら重症化することなく亡くなることがある?
高齢者施設での集団感染も続いています。ほとんどの方がワクチンを打っているのに。
厚生労働省HPでさまざまな集計データを見ることができます。
新型コロナは風邪のようなものというよりも、風邪のような症状を伴う新しい病気かも知れない。
重症化率(風邪のような呼吸器の症状を伴う、循環器系の合併症を起こす)が下がっても、さまざまな未知の部分があるのではないかと思うのです。
必要以上に怖がることはないけれど、安易に安心してしまうこともまたよくないと感じます。
専門家の意見が全て正しいとも限りません。
新型コロナは世界中の誰にとっても未知なるものなのです。
何が起きているのか、何が起きようとしているのかしっかりと見極める力が欲しいです。
そんな思いでいたところ、データを大事にという方のnoteに行き当たりました。
コロナがインフルエンザ並みになったかを考える記事の中でこう書かれています。
私が長々書いてきたことを全てまとめたような感じです。まさにおっしゃる通りと思います。
是非記事をご覧になってみてください。
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