シン・エヴァンゲリオン3日目の感想

エヴァを観てから3日目です。

色んな想いが出てくるんです。こんなに引き摺る映画ってないです。本当にエヴァはすごい。だからこその感想です。

観た初日の感想はこれ↓

2日目↓


やはり説教くささを感じる。

「アニメはただの絵だから卒業しろよ」、と。

でもこちらとしては、現実と向きあってないわけないでしょ?と思うのです。

嫌でも現実に居ます。そこで日々生活していかなくてはならないのです。当たり前に、日常があります。

物語と現実の区別くらい、ついています。

「あー楽しかった。さて、明日からまた頑張るか~」ってスタンスで観てるわけですよ。

教訓じみた、説教くさい映画なんて興醒め。すごく興醒め。

わざわざ物語の中にまで現実を求めてないんですよ。

物語は物語として完結して欲しい。

「成長して現実に帰ろうぜ」っていうラストの映画を何回も何回も観たいと思いますかね?

あーほんとラストにがっかりしました。

あのラストがある限り自分はシンエヴァは好きではないです。Qまでがすごく好きでした。


アニメから卒業しろというのなら、最初からアニメなんて作らないで欲しい。


旧劇のラストが好きでした。

シンジの、

ここにいてもいいんだ→僕は他者がいる世界で生きたい→実際そうなると再びデストルドーと共生することに→絶望が襲いかかる→他者の首を絞める→他者のいる世界だからこその葛藤、泣く→他者からの否定「気持ち悪い」

というラストは府に落ちるしね。

今回シンジ君は救われて欲しかったし、みんなが幸せになって欲しかったです。でもあれは違う。

シンのラストには美しさがない。陳腐。

最後の第三新東京市でもない微妙な田舎の景色は一体何だ。庵野さんの故郷だそうで、いやいや懐古趣味かよと。今までと世界観違いすぎでしょ。

美しくないなぁ。全然別の映画みたいだ。

ということで、エヴァを見限ることでのエヴァからの卒業 を庵野さんが狙っているのなら

まんまと策略通りなのです。


今度いつ観に行こうかな

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