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【7 MEN 侍「and JOY!」TDC公演】夏はアイドルの輝きに乗って

2024年の夏は、TDCから始まんだ!!!!!!断言できます、間違いないです。当方侍ド新規、事務所ド新規のため人生初の事務所現場でしたがめちゃくちゃ楽しかった!!!想像をはるかに超える熱量のエンターテインメントを浴びたな~という気持ちでいっぱいです。ひんやりした室内でパソコン作業する日常を忘れて、ものすごいエネルギーを秘めたエンタメへ没入した夏の記録その1。

オープニング

衣装の上からローブを羽織ったメンバーたちが一人ずつお立ち台に上がって、フードを外してく演出。侍のことをちいこくてかわいいアイドル(例:メンズプレッピープラスvol.8のパステルカラーな感じ)として愛でていた節があるので、フード外した瞬間に毎回「いやかっこよすぎない!?」になる。
↓例にあげた写真

「可愛い」に全振りしてる。好き。

B4N4N4

大好き曲。矢花が去年のブログで歌詞割りを載せてたけど、テキストで読むのと実際に聴くのとで印象が全然違って、聴くたびに音楽パワーを実感する。

Waves Clash

ペンラ振るのめっちゃ楽しい!と思ってたらSixTONESの曲ですごい納得した。B4N4N4とはかなり系統が違うのに、ずっとアクセル踏みっぱなし。最高。

Try&error

ラスサビ前の、斜めに並んで一拍ずつ追いかけていく振り付けが好き。サビの歌詞が極端に少ないのがJ-POPっぽくない曲だよな~と思ってたけど、B4N4N4から次のリミックスまでのダンスパートはずっと正統派な展開でない曲が続くから、セトリの流れだけでわくわくする感覚。

Hot Night/サイレン/Chaos Killerリミックス

Chaos Killerがめちゃくちゃ早くなってて、観るたびに英語もダンスも頑張れ……!の気持ちになる(侍たちはプロなので全然できてます)。リミックスっていうカルチャーに触れたことがあんまりなくて、曲もダンスも行ったり来たりするのが新鮮だった。

ローリングコースター

大好き曲その2。この曲からバンドに移行する。会場の熱気は続くのに湿度は下がって、雰囲気がガラッと変わるのが好き。「気が済むまで食べる それが“僕”の座右の銘だって」と歌う克樹に被せて嶺亜が「君」って本当の歌詞を歌うの、めっちゃよくないですか???(唐突な問いかけ)既存のものにオリジナルな文脈が乗っかるのって、カバーの醍醐味ですよね。

Rockin'

私ははじめまして曲だったけど、どうやら既出らしい。イントロから軽やかな感じのする曲だし、嶺亜に加えて克樹も動きまわるからステージがパッと明るくなって楽しい。

JUMBO

ランダムボーカルシステム、やりたい意志だけあってもそう簡単に実現できる代物ではないはず。楽器トレードができる実力があって、かつ「ランダムトレードをエンタメとして受け取ってくれるはず」とオタクを信頼してくれてるグループだからこそ成立するエンタメだと思うと、それだけで多幸感あります。

一番印象的なのは、克樹ボーカル回で矢花にドラム代わらせた大光が嶺亜のベースを強奪、キーボードが嶺亜になった回。いつも自信ありげな顔してる嶺亜が両手とも人差し指でたどたどしく弾いてたのがめちゃくちゃCUTEでした……。

SMILE(琳寧ソロ)

めっちゃ琳寧っぽい曲だと思った。ざっくり言えば「みんなの笑顔が見たいよ!」っていう歌詞で、マインドがかなりアイドル寄りソング。アイドル然として振る舞うのって常に俯瞰的な視点をもって意識しておく必要があるはずなのに、いつも素直な琳寧がとっても「アイドル」してる、そのギャップが素敵だな~と感じてたけど、『SMILE』は心からファンにこの歌が持つ感情(=アイドルとして笑顔にする)を届けたい!って思ってるのがダイレクトに伝わる演出でめちゃくちゃ良かった。

最後のメッセージ、最初はI make you smilingじゃないんだ……と思ったけどそれってアイドルの本分を述べてるだけだから、ファンへのメッセージには「好き」の感情を込めてるのがめちゃくちゃアイドルだなって感じて、ほんとにもう、らぶりんねー!!

あと、歌詞に「何かに押しつぶされそうになっても、それを跳ね返す強さを持ってよ!」という部分があって、寄り添いソングにしてはかなり突き放してるというか、第一印象「めっちゃ体育会系」だったんだけど、琳寧に歌われると素直に受け取れて説得力が増すから、歌と歌い手の関係って想像よりも強く影響しあうんだな~という雑感。

LOVE JUICE(こんぴーソロ)

こんぴーのことをめちゃくちゃかわいいネコチャンだと思ってたけど、ソロになるとめっちゃカッコいい。ショットグラスを叩きつける音が結構大きくてドキッとするけど、曲始まった瞬間に感情の全部が「カッコいい……」になる。正直、私がKAT-TUNを認識したときには既に4人組になってて、赤西仁さんのことも伝説上の人物なんじゃないかってくらい印象なくて……。でも、こんぴーのパフォーマンスを見てるとリスペクトの感情がすごく伝わってくる。

今回のライブ、セットに持ち込まれるモノの中で克樹のグランドピアノの次に大きいのがこんぴーのソファーだったはず(うろ覚え)だけど、世界観の輪郭がグッと鮮明になるからすごく好き。それから、ダンスがめっちゃうまい!少クラとか+81で観てたけど想像の何倍も上を行っててめろめろになる(筆者はダンスの良し悪しを見極めるセンスが皆無なので自信はないです、すみません……)

ROCK THA TOWN

大光がスターとして輝きに満ちてて、その説得力も桁違いだった。ダンスが最高だし、足が長くてスタイル良いから舞台上ですごく映えてて見入っちゃう。個人的に、カマーバンドはスタイル良い人が一番似合うと思ってるので……。しかも、ライブで観るととにかく笑顔がかわいかったのが印象的で、最年少の本領発揮だ~ってときめいてた。

ステージのデザインや音源から和製サーバーパンク的な印象を受ける演出が目立つけど、この曲中のモニターの映像は世界各地を巡るものになっていて、ワールドワイドなショーの味付けを感じた。内部舞台に明るくないので100%偏見なんですが、某名前を言ってはいけないあの人が志向した舞台ってこんな感じだったのかな……とも思ったり。あと、嶺亜の警戒色ベースが異常に目を引く。実物初めて見た。さすが矢花工房産。

うやむや

大好き曲その3。グループで歌う前提で作られてる曲で、特にライブではみんなで繋いでいくことでしか成立しえないのがすごく好き。ラスサビの後のゆーっくり回転する振り付けのとき、こんぴーの指を視線で追いかけてく琳寧の動きが可愛くてりねこんぴだーいすき!になる。ネコチャンとわんちゃん。

But···

本髙先生の大勝利!!!演出が好き。最初の色んな音を作って一つにしていくので「聴くこと」に意識が向いて、集中力が上がった状態で始まっていくのがとにかく好き。歌詞から伝わる、私とあなたの隔たり=クラゲみたいな薄い膜なのかな、と思ったり思わなかったり。途中、楽器がネオンっぽく光る演出があって、『うやむや』の映像のデザインとリンクしてるみたいで繋がり感じられるのも好きポイント。

これは余談ですが、前奏の克樹・大光・矢花タイムにスタッフさんがあの布を4人がかりでかけようとしてたのが3バル入ったときに見えたんだけど、布が捩じれてうまくかけられなくて「間に合うのか……!?」って一人でドキドキしてた。(間に合ってました)

ペア曲(本音と建前/PARODY/こっから)

ゲーム風映像がめっちゃ可愛い。ちょっとしたアクションにもメンバーらしさが宿ってる。観てる間はいかんせん邪念が混じっちゃってたから、お願いなので円盤に収録してください。以下、聴いた順。『こっから』は引けず!!無念!!

本音と建前(やばこんぴ)

まじでなんて曲やってくれちゃってるんですか大好き!!!確か、やばこんぴ回のらじらーでこんぴーが選曲してた記憶。選曲の時点ですでに最高なのにセットも衣装もずるくて、振付もずるくて、ほんと、なんなんですか???(逆ギレ)

PARODY(れあたい)

世界観の作り込みがガチ。人間嶺亜と死神(?)大光のお戯れ。SixTONESのTwitterを覗いたら「他人の目が気になる生き辛い世の中、誰もが同じPARODYのような世界に疑問符を打つ、ボカロ系ロックチューン」とあって、なんとなく『悪魔の踊り方』に雰囲気が近いのかも?と思った。

ちなみにこれを作ったのはケンティーとGEMNを組んでるキタニタツヤ。MVは尖ってるけど主張はかなり普遍的なボカロっぽい気がする。

アスパラベーコン

アスパラベーコン、2024年になって突然の急展開。「こんがり焼けた素肌」で真っ白の腕を眺めるこんぴの「なんでここにいるんだろう」感がやや情けなくて好き。ベーコンの着ぐるみを着てる時点で十分侍なので、自信持ってください。あと、インターネット育ちなので矢花と『Daisuke』を踊ったのがめちゃめちゃ楽しかった。初見でもコール&レスポンスできちゃう、めっちゃ楽しい。りんねも矢花も神曲をありがとう!!

MC

トリックスを箱ごと降らせたくなったり、大光様~!って呼んだり、チーム裏起毛の伏線回収したり、矢花の誕生日を祝ったり。

夏メドレー

侍にめろめろしていたせいでマジで記憶がない、本当に悔しい。客降りが一番近かったこんぴが、観たことないくらいのニコニコ笑顔でファンサしてたのが異常に可愛かったことだけは鮮明に覚えてる。

I know(矢花ソロ)

矢花のオリ曲。たかだか数回聴いた程度で偉そうなこと言いたくないな~と思ってしまったので、いつかまとまったその時にきちんとテキストにしたい。

ブルースハープを引っ提げて歌って、マイクスタンドを掲げる彼の背中が本当に本当に格好良かったです。

秘密(嶺亜ソロ)

人を楽しませることに長けたアイドルって、彼のような人のことを言うんだろうな~と思った。パフォーマンスも映像もキラキラしてて、どっちも観たくて視線が忙しくなっちゃう。侍に詳しくない友達と連番したらこの曲で嶺亜にめろめろになってて、その気持ちわかる~!!!になった。サビのダンスを予習していって、一緒に踊るのが楽しい。

漫画調の動画もすごく手が込んでるのが伝わる上に、モニターの前で嶺亜がパフォーマンスをするっていう動きありきで制作されてたのが印象的だった。特に、漫画の中の人物を外側から動かすのって動画特有というのもあるけどそもそもの解釈がかなりメタくて、嶺亜は登場人物でもあるけど神様視点も兼ねてるっていうのが、表現として次元を超えることの面白さだよな~と考えてた。

証(克樹ソロ)

「富士には月見草がよく似合う」と言うけど、克樹には白いグランドピアノに白タートルネックがよく似合う。と思ったら今野大先生のスタイリングでした。こんぴーには頭が上がりません。

『Electric Flow』とは打って変わってバラード100%。アイドルから「星」と聞くと真っ先にライブでのペンライト(=ファン)を連想するから、私は彼にとっての星ではないかもな~……と思いながら聴いてしまったけど、このソロ曲の時間だけは侍のオタクとして「会場で緑のペンライトを振る」という行為をもっと肯定的に捉えてもいいのかな、と最終的には思いました。克樹のアイドル観は克樹だけのものだから、克樹から受け取ったものはそのまま抱きしめてみるのも応援する側として粋な在り方かな、とも思うので、ここまでで留めておきます。

シャウト

かなり和テイストになってた。矢花がブログであげてた三味線は、ここの音源に組み込まれてた気がする。

Rollin'

通称「デライザー」に乗って、文字通りRollin'する侍たち。歌いながら、弾きながらっていうのが本当にすごい。自分だったら3秒で酔う。嶺亜さんのおかげで、ペンラを裏拍で振る習慣が身に付きました。

For The Glory

はじめまして曲。めちゃくちゃバンド然としてて、タイトルとのギャップが病みつきになる曲だな~と思いながら聴いてた。

サムダマ

マジでスルメ曲だと思ってる。彼らの名前を何度もコール&レスポンスできる曲って大好き!!!聴くたびに曲のことも侍のことも大好きになる。矢花の煽りはいつも刺さるし、嶺亜の煽りはもちもちしてる。

足跡

侍の夏はアクセルべた踏みで駆け抜ける!みたいな印象をスケジュールからもこの曲までのライブからも感じてたから、ここで新曲がバラードなんだ!の驚きがあった。曲調や言葉遣いが大きく変わっても内容はこれまでのオリ曲と大差ないというか、変わらない信念を貫いてる印象を受けたのは嬉しかった。

Glorious

大好き曲その4。これまでにない曲調でめちゃめちゃ「アイドル」してて、エムオン観たときからライブで聴くのが楽しみだった。曲やダンスはもちろんのこと、ラスサビで銀テ飛ぶのもあってTDCの空間全体が華々しくなるから、多幸感いっぱいな気分になれる。

さよならまたねもうちょっと(アンコール)

あんなに終演が惜しかったのに、聴くと自然に「名残惜しいけどまた会おうね」の気持ちになれる魔法がかかる曲。みんなでハートを描いてる時間が毎回あたたかくて、終わらないで~!!!になる。

最後に一本締めしておしまい!

総括

2時間まるごと楽しくて、7 MEN 侍大好き!!!!!!の気持ちで会場を後にするようなライブで、充実感に満ち溢れて、本当に幸せな気持ちになれる。一曲一曲のエネルギーが大きくて、クオリティの高いパフォーマンスで圧倒する曲もあれば観客を置いていかない、むしろ巻き込んだエンタメを見せてくれる曲もあって、とにかく公演時間があっという間だった。

矢花担としては、お誕生日祝いのMCが見れてめちゃくちゃ幸せでした。幸せのおすそ分けをありがとうと思いながらハッピーバースデーを歌ったり蝋燭白ペンラを消したりしてたけど、横が5人くらい矢花担でおもろかったです。密集しすぎ

次は全国ホルツと新橋演舞場MASSARAの反復横跳び、侍の夏はまだまだ終わらない!!みんなで駆け抜けるぞ~!!!

おしまい