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thinkTANKカメラバッグのセキュリティワイヤーについて

こんにちは♪Aliceです。
皆様は『カメラバッグ沼』をご存知でしょうか?
『カメラ沼』よりある意味タチが悪くて、

・カメラ/レンズの価格帯に脳が馴れているせいか安く感じてポンポン買ってしまう
・カメラ/レンズと違ってサイズが大きいので保管スペースを取られてしまう

という非常に危険な沼なのです笑。
その『カメラバッグ沼』に全身嵌りきっている私から、皆様が役立てる情報を発信したいと思います。

①thinkTANKphotoというメーカー

プロカメラマン御用達、アメリカ発のメーカーです。
日本では銀一(株)が正規代理店となっています。

ご存知の方も多いと思いますが、とにかくプロカメラマン・写真家のthinkTANK率が高い!!
統計はありませんし、他メーカーと併用されている方も多いでしょうが、メインのカメラバッグとしてthinkTANK製を使用している方の割合は相当高いと思います。

②何故人気があるのか?

製品の品質が良いとか、そう言う月並みな理由では無いと感じています。

・航空機の機内持ち込みサイズ(国内線・国際線)に合わせたデザイン

各種の最大収納レンズを記載している
(例・カメラボディに装着した400mm F2.8が収まる等)

・背負うリュック型/キャリーケース型共に【小中大特大超特大】と多彩にラインナップしていること

上記の3つが私の考えるthinkTANK製カメラバッグの強みだと思います。

③重要なセキュリティ面について

カメラバッグはウン十万〜ウン百万円する機材を運ぶためのバッグです。
スリや置き引き対策は必須です!

thinkTANKの『エアポート◯◯』シリーズには、画像のセキュリティワイヤーが標準装備されています。

セキュリティワイヤーを標準装備!

ですが、このセキュリティワイヤーは『カメラバッグをどこかに繋いだり結んだりするためのワイヤーロック』であって、ジッパーを開ければ中身は盗られてしまいます。

ジッパーにワイヤーを通す穴があります

上の画像でジッパーを良くご覧下さい。
左右のジッパーを合わせると、丸い穴が合わさって、左右のジッパーを固定出来る形状になっています。

これはセキュリティワイヤーが標準装備の『エアポート◯◯』シリーズ以外のバックパック・ローリングケースでも共通のジッパー形状だと思います。

ですが、標準装備のセキュリティワイヤーの先端はダイヤルロックになっていますので、前述のジッパーの穴に通すことは物理的に不可能です。

そこで、thinkTANKユーザーがどうやってジッパーの穴にワイヤーを通しているかネットで検索したものの、見つかりませんでした。

ネットには多くの前例があるものと思っていましたが…。

④thinkTANKに使えるセキュリティワイヤー

『無いなら自分で前例を作ってしまえ!』
という事で、まずジッパー穴の径を計測しました。
結果は、直径5ミリメートルでした。

ネットで細いセキュリティワイヤーの商品を調べたところ、ワイヤーの直径が細いものでは1.6mmまで多く流通していましたが、結局ヘッドの部分(ダイヤルロック等に挿す部分)が5mmよりずっと大きいものばかりでした。

ですが諦めません!
見つけました!
ヘッド部分が4mmで、ワイヤー径が3mmのセキュリティロックを発見し即購入しました。

しかも、Amazonで635円と非常に安価でした。
こういう時はAmazon様々だと思います。

ジッパー穴に本当に通るサイズなのか、実際にやってみるまでドキドキです。

ジッパー穴を繋いでロック!

画像の通り、ちゃんとジッパー穴を通してダイヤルロックできました。

これでジッパーは開きません!

バッチリです。
これでカメラバッグの中身を盗られる可能性は低くなりました。

標準装備のセキュリティワイヤーも装着

更に、標準装備のセキュリティワイヤーで固定物に繋いでしまえば、カメラバッグごと盗られる可能性も低くなります。

盗難対策が完成!

これで思惑通り、中身にアクセスも出来ないしカメラバッグも盗られにくくなりました。

thinkTANKカメラバッグユーザーの方も、これから盗難対策が出来るカメラバッグの購入を検討している方にもお勧めです。

⑤お勧めのthinkTANKカメラバッグ

画像を載せたthinkTANKカメラバッグは、リュックタイプの『エアポートエッセンシャルズ』です。
エアポート◯◯の中では最小サイズです。

ですが、この容量をご覧ください。

エアポートエッセンシャルズでもゴーヨンOK

【AF-S Nikkor500mm f/4E FL ED VR】いわゆるゴーヨンがちゃんと収まります。
全長・全幅ともに隙間無く収まるため、むしろ運搬中にバッグ内でレンズが動かなくて好都合です。

ゴーヨンとNikonZ9、FTZⅡアダプター、お手入れ用品を入れてピッタリです。

逆に、ローリングケースタイプで最大から2番目に大きい『エアポートインターナショナルV3.0』でも、レンズにボディを装着したままでは収まらないのです。

エアポートインターナショナルV3.0
店員さんにお願いして試しました!

悲しいかな、FTZⅡアダプターの分、余計なのですよね。
(ゴーヨン+一眼レフならギリギリ収まると思います)
このバカデカい『エアポートインターナショナルV3.0』ですら、カメラとレンズを分離しないと収納出来ないのであれば、むしろレンズ単体でピッタリのサイズの方が効率が良くないか?と考えました。

※因みに『エアポートインターナショナルV3.0』では国内線100席未満の機内持ち込みサイズを超過しています!100席以上はギリギリ可ですが、バッグ自体の重量込みで10kgを超えるとNG※

という訳で、私は『エアポートエッセンシャルズ』で満足しています。
(※カメラバッグ沼の住人なので他にもバッグ類多数所有していますが笑)

⑥結論

thinkTANKで『エアポート◯◯』の中からご自身のスタイル・用途に合うカメラバッグを選び、セキュリティワイヤーを追加購入すれば、盗難対策に優れた運用が可能になります。

thinkTANKカメラバッグはプロ御用達ですから、品質はケチのつけようがありません。
多彩なバリエーションから、ご自身に合うものをヨドバシカメラなど実店舗で体験してみて下さい。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また次の記事でお会いできますように。


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