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ふと思い出したように推しの名前を出されるのはなんだか格別

推しのことを褒められると嬉しい。
推しのことを好きって人を見ると嬉しい。

そうだよね私の推し最高だよね!?って。

でも、ふと思い出したように推しの名前を出されるのは、なんだか格別な嬉しさがある。




私には推しアイドルがいる。もう卒業してしまったけど。
ももちこと、嗣永桃子さん。

ももちはハロー!プロジェクトに所属していたアイドルで、Berryz工房やBuono!、カントリー・ガールズといったグループのメンバーだった。

でも、Berryz工房もBuono!もカントリー・ガールズも、むしろハロプロさえ知らないというような人の中にも、ももちを知ってる人は結構いると思う。


ももちは、バラエティ番組にもよく出演していた。

耳より高めの位置で結んだツインテールは毛先がくるんってしてて、桃色の衣装をよく着てて、ちょっとぶりっ子な感じで、「許してにゃん♪」でお馴染みの、ももち。

こう言われると、はたち以上くらいなら、「昔テレビでそんな人見たな」って人も多いのではないかと思う。


ももちは、その強いキャラクター性で注目を集めていた。
そしてこれは同じように思ってる人もいると思うけど、私はそれはやっぱり、ももちの戦略だったんじゃないかと思っている。

アイドルは、言い方はアレだけどやっぱり人気商売なので、注目されることってとても大事。

あのキャラクターは、もちろんももちの素な部分もあるとは思うけど、例えば「ももち結び」はBuono!ではほとんどしてないし。

注目を集めるためだったり覚えてもらうためだったり、そういう戦略的な意味でもあのキャラクターでバラエティに出ていたんじゃないかって。


だから、ハロプロとかそんなに知らなさそうな人が、例えば髪型が似てる人を見たときにふと思い出したように「ももちっぽい」なんて口にしたら、私はそれは、ももちのその頑張りが報われた瞬間なのかもって思う。

だから、なんだか嬉しくなる。

アイドルにあまり興味のない人にも、未だに覚えてもらえている。


ももちの頑張りは、卒業したあとも、実を結び続けている。

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