見出し画像

ありがとう、ジョンソン


ジョンソン終了。

色々あって約1年という早さで幕を閉じることになってしまったジョンソンだけど、この番組に魅了され、ファンだった人たちがたくさんいるってことを伝えたくて、初めてnoteを書くことにした。

私は、ジョンソンのおかげで、芸人さんのファンになった。

今までは、バラエティは好きだけど劇場を見に行ったりすることなんて無かったし、これを毎週見たい!と思うようなバラエティもあまりなかった。

だけど、ジョンソンを通して、芸人さんの面白さにとにかく魅了され、気づき、今では劇場に芸人さんを見に行くようになった。

ジョンソンのおかげだな、と。今の楽しい日々を送るきっかけをくださったジョンソンには、感謝してもしきれない。


放送が始まる前から、「リンカーンの後継番組?」ってそれだけが頭に残る人たちが多くて。現に私もその一人であって。

リンカーンの面白かった記憶はやはり抜けないから、本当に面白いのかな?なんて思ったりもした。

「このメンバーでいけるの?」などの言葉をSNSで見かけることもあった。

そして、私でも目に入ったような言葉は、恐らく、本人たちの耳にも嫌でも入っていたのではないかと思う。


リンカーンが面白かったのはもちろんのこと。誰もが知る最高級のバラエティ番組。

だけど、だからこそ。

きっとこの4組は、最初からリンカーンを超そうだなんて思ってなかった気がする。

意識せざるは得ないけど、自由に、同世代の4組で番組をする楽しさを噛み締め、その中でオリジナルのものを作り出し、撮影を進めていたと思う。

リンカーンを尊敬し、敬意を持った上で、新たな歴史を繋いでいこうという気持ちで向き合ってきたはず。

しかしそれと同時に、プレッシャーという重すぎるリュックを背負っていたことも事実。

ジョンソンが始まる前の特番では、


盛山「リンカーンの後継番組って聞いたときは率直にゾッとしました。良い未来に見えなかった」

屋敷「ビビっちゃいました。良くないネガティブなこと考えちゃいました。」

ともしげ「泥を塗るわけにはいかない」

濱家「リンカーンの後継番組って言うのをやめれないですかって一回聞いた。」

リリー「ジョンソン決まってからも(そのことについて)喋ったらダメみたいな雰囲気があって一回も話題に出さなかった」

山内「見てたんでずっと。メンバーも凄まじいメンバーだったから、それの後番組って大々的に言ったら比べられるから。」


などと、いつもボケまくる彼らが珍しく不安をぽろっと言葉に出す姿が見られた。


″10年はやりたい″とスタッフに言われていた8人。


それを受けて、全ての想いをこの番組に馳せて、全てを賭けて、全てにおいて最善を尽くしたであろう8人。


その想いは、その熱い気持ちは、間違いなく、視聴者の心に届いていた。


初回の運動会では、今の世代を司る、ギラギラしたメンバー約60名の中で、8人が先頭を走り、全力を出し切り、はちゃめちゃで、見ていて思わず声を出して笑ってしまった。

いい年齢のおじさんたちが、全力で運動会をし、最後は勝利を願ってもう暗くなった運動場で全力で願い、全力で喜ぶ。

かと思えば次の回では強運ナンバーワン決定戦として、チャリ漕いで海にドボンするし乳首挟んでその先の繋がってる岩を崖から落とすし、令和のこの時代にそれする!?って企画満載で、最後はあまりにも大掛かりすぎる人間花火が打ち上がった。

でもその企画が実は壮大なドッキリで、ともしげさんはフィリピンに飛ばされてお金をパクられるドッキリをされるし、かと思えば最後は華麗にともしげさんが7人を騙すし、もう見終わった頃にはまるで1本の映画を見たかのような充実感だった。

続いて芝さんの実家に泊まりに行こうでは、ゆるすぎるルールでコロッケを食べ歩きしたり、射的でリリーさんがノールックで山内さんを撃ったり、相撲して屋敷さんが小指脱臼したり、見取り図がラヴィット放送のために12時間かけてアルファードで帰ったり。

その後も、8人考案の企画リレーや、課金ゴルフ、絶品料理を賭けたチーム対抗ミニゲーム、修学旅行、健康診断…などと、見ていて飽きないものばかりだった。


一部の人たちの、心無い、簡単な蔑むような言葉は、刃となって8人やジョンソンに関わった人たちの胸に刺さる中で、

視聴率も思うように伸びなくて、今回の終わる決断に至ったことはわかる。


ただ、そういうマイナスな声が目立つだけで、プラスな声ももちろんたくさんあったし、SNSに書いてないだけで、面白い!と思ってる人たちはたくさんいたと思う。

私の職場でもジョンソンが話題に上がってみんなで話すこともたくさんあったくらいだから。


誰がなんと言おうと、この番組は最適なメンバーの選抜で、絶妙なバランスだったと思う。


安定のトーク力で番組を引っ張る、かまいたち。

爆発的な笑いを生み出す、見取り図。

絶妙なセンス力がある、ニューヨーク。

ボケとツッコミのバランスが良すぎる、モグライダー。


この4組だったから。

ファンができた。

応援したいなと思えた。



最後に、これだけは声を大にして言いたい。



最高だったよ、ジョンソン。

面白かったよ、ジョンソン。

週に一度、憂鬱な月曜日が、楽しみだったよ。



たくさん笑顔にさせてくれて、ありがとう。

気持ちが落ち込む日に
ジョンソンの放送があるということだけで
どれだけ救われたことでしょうか。


笑いは、人を、救う。


それを教えてくれたジョンソンに、心から感謝します。


ありがとう。



またいつか。特番でも配信でもなんでもいいから、8人が笑顔で集まる姿を見れますように。





ありがとう。お疲れ様でした。

いいなと思ったら応援しよう!