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LHTRPGにおけるハイコン、リコン、および資金制限

この記事はログ・ホライズンTRPG(通称LHTRPG)における、ハイコンストラクションルール、リコンストラクションルール、およびyu-jinがGMをする際に運用しているオリジナルルール「資金制限」に関して個人の知見の範囲でつらつら述べたものになります。


■ハイコンストラクション

まずハイコンストラクション(通称ハイコン)に関しては以下
https://lhrpg.com/lhz/i?id=2189
https://lhrpg.com/lhz/i?id=2211
https://lhrpg.com/lhz/i?id=2212
とてもひらたく言うと「指定されたCRのキャラクターを作る」ルールです。
この際必要になるチケットや財産は、通例はGMが無から取り出して貸与してくれます。
シナリオが終了すると、報酬以外の「残った財産(アイテムと金貨)」や「使用したチケット」は全てGMに回収されます。
また、このルールでキャラクターを作成した場合アイテムや資金を自分でもち込むことはできません。

■リコンストラクション

次にリコンストラクション(通称リコン)に関しては以下
https://lhrpg.com/lhz/i?id=2190
https://lhrpg.com/lhz/i?id=2213
こっちはひらたく言えば「高CRのキャラクターランクを下げる」ルールです。
アイテムを含めた財産は変化がありませんので、持っているアイテムや金貨全てを持ち込むことができます。

■資金制限

これはハイコンストラクションで貸与する額とリコンストラクションでもち込める額をある程度平等にしてキャラクターの活躍の場を平均化しようという試みです。
ハイコンストラクションで作成されたキャラクターは「指定された金額までの取引可能なアイテム及び金貨」を、リコンストラクションで作成されたキャラクターは「指定された金額までの所有するアイテム及び金貨」をシナリオに持ち込むことができます。
ハイコンは特にリスクなくアイテムを使用できますが、非売品は基本もち込めません。リコンは好きなアイテムを制限内でもち込めますが、シナリオでそれを失う可能性はあります。

■「+好きなアイテム」

資金制限に関するルールとして「+好きなアイテム」があります。
「+好きなアイテム1つ」とか言われたらハイコンのキャラクターはさらに好きなアイテムを1つGMから借りられます。リコンの人はさらに好きなアイテムを1つもち込めます。この際[非売品]タグの有無は問われません。

こうした資金制限や好きなアイテムの持ち込みに関する試みは界隈でお約束としてなあなあ的に運用されています。

■まとめ

以上がyu-jinの狭い知見の限りにおけるハイコン、リコン、そして資金制限というお約束に関して、となります。
本来リコンストラクションでは、シナリオにもち込める財産に制限はありません。これに制限をかけるのが『拡張ルールブック』p.268などにおける「良い装備を持っているPCに対する処理」であるようにも思えますが、因果力の脅威で制限するより、事前に資金制限をかけるほうが無難であるようにも思わなくもありません。
こうした資金制限に関しては明文化、統一化されたルールはありません。
卓に参加するとき、募集文に「資金」「資金制限」もしくは類する単語があったなら、GMに確認をとるのが無難と言えるでしょう。

この書き散らしが誰かの卓を快適にすることを願って筆をおくことにします。

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