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ホロスコープを支配する、チャートルーラーとそのハウス

こんばんは、アレクサンドリアです。

私は占星術について、理論を知り、それが実際にその通りだということで、驚きと感動をもって、探究しています。

その実例に関して、プライバシーの面から、他人様のことを勝手に書くわけにはいかないので、どうしても私自身のことになってしまいますが、

星のエネルギーは、内的に表れたり、現実に起こったりしますので、その点からも自分自身のことは、内面も、実際の出来事もよく分かりますので、実例としては適切かなと思います。

お客様にも同様に、内的な部分を丁寧にお聞きしながら星読みしています。

さて、前回、ファイナルディスポジターの影響力について、おうし座(かに座も含む)という、安全安心、実際性を大切にした、受容的なエネルギーが、私の物事に対する最終的な判断基準であると分かりました。

ただ、どなたのホロスコープにも、安全性や受容を表す要素があるのと同時に、積極性や自由を表す要素もあります。

私の場合、それはおひつじ座の太陽や水星であったり、てんびん座の冥王星や天王星であったりします。これらはそれぞれオポジションの関係にあり、よりダイナミックに、動的にエネルギーが働きます。

これらの天体やサインが働くのは、「さあ、やるぞ!」と、チャレンジングなときです。具体的には、仕事や勉強、対人関係において、よく使っていると思います。

もうひとつ、チャートルーラーという概念があります。

チャートルーラーとは

その名の通り、「チャート(ホロスコープ)を支配する星」です。
私の場合は、ASCがしし座で、その支配星が太陽なので、チャートルーラーは太陽(9ハウス在住、9Hカスプ魚座)となります。

9ハウスは、思想、宗教、哲学、占星術、高等教育、大学、出版、外国、遠距離旅行などを表します。

チャート・ルーラーは、クライアント自身のことで、彼らの現在地はどこか、そして彼らはどこへ行こうとしているのかを教えてくれるのです。
ASC(アセンダント)のルーラーは隠れた司令塔です。私たちの人生に対するアプローチや、私たちがどのように双方向で世界に対峙するか、その方法の『影にひそむ動機』になります。

チャート・ルーラーのハウスの位置は、人が成長し、自己実現に向けて取り組む中で、重要な経験をするエリアやテーマも表わします。

フランク・クリフォード

私は子供の頃から、物語を読むのが好きで、その世界に入り込みました。

学生時代、一番好きな教科は英語でしたが、実は、言葉そのものより、外国という異国情緒に憧れていました。

大学入学後はまた、ESSという英語サークルの先輩たちが、流暢に英語を話す姿を見て憧れ、自分も入部したのでした(水星は9ハウス在住)。

そして周りの学生がやっていた、バックパックをかついで自由に外国を旅行するのを見て憧れ、私も同じように各国を旅したのでした。

私の太陽はおひつじ座2度

サビアンシンボル
  「グループを楽しませているコメディアン」

★周囲を絶えず観察して、物事を素直によく見て学ぶことを心がける。
★思考を交えずに他人の真似をして、必要な資質を自分に取り込んでみる。
★人間の本質を見抜く力、どんな環境にも馴染んでいく柔軟さがある。
★憧れの人に少しでも近づくように真似をしてみる。

すたくろ

その異国への憧れの9ハウスから始まったプログレス太陽は、大学を卒業し、就職すると間もなく9ハウスにさよならを告げ、プログレス新月を迎えると同時に、現実的な仕事の10ハウスに入りました。

その後、プログレス太陽は、仕事に関する専門的な学びをしながら10ハウスを進み、

前回から30年経って、もうすぐ2度目のプログレス新月を迎える今の私の学びは、占星術(9ハウス的)だと感じています。

このような、自分自身のこれまでの歴史を、星の運行と合わせて読み解くのは、とても興味深く、楽しいものです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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