Covid-19の「仮定や仮説」は危険

日本を代表する国立大学の名誉教授から現役の大学教授、更には現役の医師の方々まで「新型コロナを嘘、PCR検査は無意味」とされ、報道番組や記者会見に臨むなど一般の方々なら思わず信じてしまう発言が時々発信されています。YouTubeにビデオを出している有名人も何人かいらっしゃいますが、その内容は意外に簡単に理解する事が可能です。

皆さん、話が非常にお上手ですが次の点を思い出して注目してみましょう。中学や高校で科学や物理の実験をする時には、必ず「仮定や仮説」を立てて行っていましたよね?

例えば「金属は熱すると膨らむ」という実験を行う場合には、金属が膨らむと起きる現象を思い浮かべて、それは金属が熱して膨らんだから?では無いのだろうかという「名探偵コナン」のような推理をしたりします。

著名な科学者や医師の方々が「新型コロナは無害、ただの風邪、PCR検査は正しくない」といった発言をしておられますが、その方々の発表される内容をしっかり読むと、明確に分かる事は全て「仮定や仮説」です。

同じ「仮定や仮説」でも素人が行うものとは違いますので、かなり明確な前提条件やご自身が過去に証明した内容や経験が含まれます。まるで全てが事実かのようにも読み取れますが、「仮定や仮説」は「経過観測や証明」が無くては正しいと受け取る事は出来ません。

著名な科学者や医師の方々もご自分が「経過観測や証明」をされていないのは全て承知されていると思います。Covid-19について、現場で治療や研究をしている方々は「経過観測」は十分にされていますし、事実を「証明」として確認されています。

「新型コロナは無害、ただの風邪、PCR検査は正しくない」として「仮定や仮説」を発信している著名な科学者や医師の方々もご自分の説を「経過観測して証明」したいというお気持ちはあるでしょう。

そうした著名な方々にお願いしたい事があります。ご自分の発言は「仮定」であり「仮説」である事をしっかり一般の方々に説明して欲しいと思います。

本気で「仮定や仮説」を信じてしまうと危険な場合も多いので、一般の方々も「仮定や仮説」の段階で信用するのは自己責任でお願いいたします。

以下、ハーバード大学が提唱しているCovid-19収束のシナリオです。これを日本に置き換えると1日600万人のPCR検査になるようです。(熊本大学の名誉教授・入口 紀男氏の分析)

ハーバード大学の Covid-19 収束のシナリオ ➡ https://ethics.harvard.edu/covid-roadmap

ワシントン大学による日本の死亡者数の予測 ➡ https://covid19.healthdata.org/japan?view=total-deaths&tab=trend


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