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【全文無料】シティリーグシーズン3優勝!!黒馬マホイップ解説

こんにちは!あるでばれん(@Aldebaren_pokec)です。
今回は7/4のトーナメントセンターバトロコ高田馬場店さんで開催されたシティリーグにて優勝することができたので、前日までにどのようなことをしたのか、デッキの採用カードの解説、当日の様子を書いていきたいと思います。実際にシティってどういう感じで行われているかなど、細かく書いていたら長くなってしまったので、時間のある時に最後まで見ていただけると嬉しいです。

頑張って書きましたので、よければ「スキ!」twiiterのフォロー(@Aldebaren_pokec)をしていただけると嬉しいです。

【前日までにどのようなことをしていたのか】
 意外だと思う方もいるかも知れませんが、環境考察はほぼほぼ放棄していました。悪と闘と超のデッキを中心に様々なデッキタイプが存在しているので当日はマッチング運が大きいと感じていたためです。ひたすら一人回しと、リモートや対面で対戦を行っていました。シティの優勝報告を見て対策をするというよりも自分がデッキパワーが高いと思うデッキの練度を上げることを優先していました。
 シティの1週間前にれんげきウーラオスVとれんげきインテレオンVのデッキにするか黒馬マホイップのデッキにするかまで絞りこみ、結果黒馬を選択しました。1番の理由は漆黒のガイスト発売日から黒馬のデッキを使用していたのでプレイングに自信があった為です。あとは流行りとか大会用にデッキの3~4枚を入れ替えて調整してました。正直にこの数枚をどうするかに1番時間を割いたと思いますし、かなり悩んだところになります。

【デッキレシピ】

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【デッキコード】FfkFVb-zG3bM3-vkkFvd
全体的に安定感を追求したデッキ構築の内容となっています。
黒馬をメインカードにしていますが、マホイップのプランを取る事を強く意識したデッキ構築になっています。細かい部分で採用するのに悩んだカードなど色々とありますが、それは後ほどお話ししたいと思います。

【デッキの採用カードの解説】

こくばバドレックスV/VMAX 4-4
 デッキの主軸のカードになるので4-4の採用です。盤面に2~4体並べて使うので最大枚数を入れました。Vのカードが1枚ホロウバインドの方になっていますが、これはザマゼンタVを意識して採用したカードになります。三神ザシアン/三神オーロラドータクン/ルカメタのデッキで採用されていることが多く、Vポケモンとしての打点が欲しいので採用しました。また試合展開でサイドレースを3-2-3で進めたい試合で、途中押し付けるカードとしてもかなり役に立つ印象がありました。

マホイップV/VMAX 2-2
 第2のアタッカーというかこのデッキのフィニッシャーのカードです。相手のデッキによっては序盤から1体育成したいことがあるので2-2の採用となっています。弱点を突かれる鋼系統のデッキ以外では基本出番があるので必ず育成しています。悪デッキ相手では2体育成することもあります。後攻を取ってしまってもホラーハウスGXから先行後攻を逆転することができ、先にかざりつけを打つことで試合展開を有利に進めることができます。

ゲンガー&ミミッキュGX 1
 このデッキの核となるカードです。ホラーハウスGXが本当に強いです。ザマゼンタVへの打点としても期待できますし、前半でGXを打つ仕事を終えて退場した後でも、終盤に相手の手札が溜まっている時に「クララ」からエネとゲンミミを回収して育成し、ポルターガイストで350点を出して勝つこともあります。また黒馬が見えた段階で相手がホラーハウスGXのケアをどこまで出来るかが試合展開に影響するので、相手の動きを制限出来きます。それだけで強いと思っています。
 ホラーハウスGXを打つタイミングが勝負を左右すると言っても過言ではないです。ホラハはサポ権と手張り権が増えるというチート効果に加えて、このデッキだとめいかいのとびらの使用権も増えます。可能であれば黒馬Vをベンチに並べた次のターンに打つことが理想です。無理に後攻1ターン目に打つ必要がないということを念頭に入れておくといいと思います。ゲンガーをサイドから拾った後でも、ホラハを打つ機会はあるのでサイド落ちしても焦らず隙をみて打てると拾える試合もあります。

ガラルサンダーV 1
 主に弱点マッチとルカメタ対面で使うカードです。サイド落ちすると辛い試合もありますが、2枚なくても主力カードでサイドを取りにいくことが出来るのでそこで拾えばいいかと思い1枚の採用です。あると試合展開を楽にしてくれるカードです。

マーシャドー(リセットホール) 2
 「頂への雪道」を重くみての2枚採用です。サポートの枚数を少し減らしてエネに枠に使っているので、デデンネやクロバットを使いたい時に使えないと有利マッチでも負けてしまうことがあるので2枚採用しました。ひとまずベンチに置いておくことでやまびこホーンのケアや相手の有利になるスタジアムを破壊できるし、中盤から後半使いたいカード用(デデンネ/ミュウツー)に枠を取っておくことが出来ます。

ミュウツー(マインドリポート) 1
 自分の黒馬デッキのミュウツーはかなり強いです。試合展開を有利にしてくれる場面でボス/クララ/マリィを使用(再利用)することが出来ます。デデンネや博士の研究で後半に使用したいサポートを巻きこんでデッキをまわすため相性も良いです。やはり試合の前半はマリィでなく博士の研究を優先して打ちたいので、必須サポートを巻き込む時の精神安定剤になってくれます笑

デデンネGX 1 / クロバットV 1
 デデンネ2でもなく、クロバット2でもなく1-1がいいと思いました。デデンネは序盤から中盤にいらない札を抱えている時にエネやボスを引きにいくことができます。クロバットは冒険家の発見からサーチすることが出来るので、ベンチに並べたあとに手札補充が強みです。使いたい場面に分けて選べることがよかったです。

クイックボール 3 / ポケモン通信 3 /霧の水晶 4
 ボール系のカードですが、厚めの10枚採用です。クイックボールが少ない理由はあまり欲しいタイミングがないからです。序盤に並べる時やデデンネやクロバットに触りたい時に欲しいですが、それ以外ではほとんど使いません。
 ポケモン通信採用の理由ですが、リソースをデッキに戻しながら展開を助けてくれるカードだからです。序盤~中盤で最も活躍するカードです。しんかのおこうではないのが、リソースを戻せるという部分が大きいです。あと試合が長引くと山札を引き切ってしまう事もありまして、山札回復にもなってくれます。4枚は体感で過剰だなと思うことがあり3枚の採用です。
 霧の水晶は特に語ることがないくらい文句なしの最大枚数です。

ふうせん 3 / ポケモン入れ替え 2
 よくみるレシピでは2-2の方が多いと思いますが、黒馬の特性を強く使うためにはバトル場とベンチを自由に入れ替えれる方がいいと思い、少し多めに採用しています。ゲンミミのホラーハウスやマホイップのかざりつけをする為に入れ替え札を積極的に使ってしまうこともあり、終盤そこがこのデッキの弱点にもなるとも思っていました。上手い相手だと、ツールスクラッパーでふうせんを割りながら、ベンチの黒馬をボスで引っ張り出して縛ってきます。

リセットスタンプ 1
 サイドを3枚取られることがデフォのデッキなので、マリィの代わりに打てる機会も多いと思い1枚の採用です。また自分は3-2-3の展開で進めるのが好きでVポケモンで攻撃する選択肢をとることを考えると入れたいカードでした。黒馬のデッキの性質上、ピン刺しのカードも基本引くことが出来るので、2枚なくてもいいかなと思い1枚のみの採用となっています。というか2枚採用だと序盤に博士で巻き込みすぎて減らしました...。マリィの枚数を少し絞っていることもありマリィ代わりに雑に手札干渉として打つことが多かったです。

トレーニングコート 2
 「頂きへの雪道」への回答としてスタジアム1~2枚入れようと思っていました。対面次第にもなりますが、マホイップで攻撃するプランを取ることが強いなと感じてトラッシュから回収できる札を入れたいと思ったのが採用したきっかけです。元々はトキワの森を採用していましたが相手に強く利用されてしまうことが多々あり変更しました。主にガラルファイヤーが入ったデッキには、トキワの森をこちら側が貼ることができない(したくない)です。逆にトレーニングコートは相手に強く使われる事がすくないけど、自分のリターンが大きいのでマッチしているなと思いました。

冒険家の発見 3
 真っ先に打ちたいサポートです。種を並べる必要があるデッキの性質上かなり強く打つ事が出来ます。手札にある霧の水晶をエネサーチに回せたり、ゲンミミをサーチする余裕が生まれます。このデッキの冒険家の発見は、他のデッキタイプよりも強く使えるなと感じています。後攻を取った時にゲンミミを出しながら「冒険家の発見」を打った場合、黒馬2とマホイップを並べながらホラーハウスを打つ事が出来ます。そこから博士の研究や二枚目の冒険家の発見を打つ事で展開をサポートして、マホイップVMAXのかざりつけまで繋げる事が出来ます。今のポケモンカードは相手より先に進化出来ないので後攻が不利とされていますが、この動きが出来るのであれば後攻の不利を覆す事が可能です。仮に相手のVMAXが攻撃してきたとしても返しのキョダイホイッパーで倒す事が出来ます。

博士の研究 2
 1、2、3ターン目のどこかで打つカード。冒険家の発見ではエネに触れないので、重宝している。序盤に他のサポートを巻き込みながらトラッシュしてしまうが、後からミュウツーで拾ってこれるので展開を優先するために使用します。

マリィ 2
 相手の手札リソースを流すためのカード。リセスタ含めて最大3回しか打てないので雑に切ってしまうと後々相手のボスを流す事が出来ず、負けてしまうがあるので注意が必要。マリィの枠は正直もう1枚欲しかったが、枠を作れなくてこの枚数になっています。

ボスの指令 2
 採用枚数は2~3枚がいいかなと思います。3枚目をミュウツーのマインドリポートで使用できるので2枚の採用にしました。相手のVMAXを倒せる事が多いのでそこまでボスに依存していないデッキであるとも思っています。3枚だと序盤に手札にきすぎてしまうイメージがあったのと、めいかいのとびらで山札が薄くなる事が多く、引けないという状態が少なかったのでこの枚数にしました。

クララ 1
 主にエネルギー回収兼ガラルサンダー、マーシャドー、ミュウツーを使い回すためのカードです。キョダイホイッパー後に打つサポートがない時に、エネ回収として雑に打ったりもしました。ムゲンダイナやゲンガーなどのデッキと戦う時に輝くカードですが、それ以外の対戦だとあまり使わないのも事実です。

基本超エネルギー12 / 基本闘エネルギー 1
 エネルギー枚数比率は好みが分かれると思いますが、自分はこの枚数になりました。はじめは超エネ13枚で回していてしっくりきていたのですが、どうしても対策カードを採用したい関係で減らして回すことにしました。トレーニングコートのおかげもあってか、足りないと思う試合がなかったのでこの枚数にしました。

 ここまでは採用カードを話してきましたが、他にも採用するかをギリギリまで検討していたカードがあるので紹介しておこうと思います。
悪対策
・2枚目のガラルサンダーV
・セイボリー
ルカメタ/ジュナイパー対策
・オーロット&ヨノワールGX
・2枚目のリセットスタンプ
・フヨウ
・頂きへの雪道
デッキ潤滑用
・3枚目のマリィ
・エネルギー回収
・13枚目の基本超エネルギー

 この中でも特に雪道とフヨウの採用はギリギリまで悩んで見送りました。悩んだ理由としては、ザマゼンタとジュナイパーの通りが良すぎる環境だからです。
序盤に環境考察は放棄していたと言いましたが、ほぼほぼと保険をかけていたのはここで言うためでした笑。シティで1回くらいは当たるだろうなと思っていましたが、デッキを回す難易度が高いため上級者しか使っていないと思い、1没をする覚悟で採用を見送りました。当たっても部が悪い勝負ですが、勝てなくないとも思っていました。今思うとフヨウはかなり入れたいカードだと思うので、もし今週シティ出る事があればどこか枠削って入れるかもしれません。
 そのほかの触れていないカードについては時間不足で試す事が出来ませんでした。

【当日の様子】
 緊張すると腹痛の常習犯でしたので、朝は軽めのそうめんを食べました。デッキとダメカンダイスとプレイマットを持ち、出発前に登録したリストと自分のデッキに違いはないか、枚数は60枚あるか、スリーブに傷はないか確認と入れ替えを行いました。7/4よりも前の日付のシティでスリーブが60枚統一されていない事で退場になった選手もいらしたので、こういう部分の確認は必要だと思っていました。
 受付開始が午前11時からで、予選が12時からスタートしました。覚えている限り当日のマッチアップの内容を記載して行きます。今回のシティで当たった方は気さくな方が多くて、試合後にもデッキの話やプレイでどういうところがキツかったとかどこがプレミだったとか話す事ができて凄く為になりましたし、何より楽しかったです。一部試合内容が違ってしまうこともあるかもしれませんが、その時はすみません。

【予選】
・1戦目 グレイシアインテレオンV 6-0 勝ち
 グレイシアを見て、こくばV(ホロウバインド)を育成することを念頭に入れて試合を進めた。当初はグレイシアだけで耐久されるかと思ったがインテレオンVも展開してきたので混合型と判断。ここでマホイップの育成をはじめました。ボスの指令でインテレオンVMAXや進化前のグレイシアを取る事ができてそのままwin。相手側のリソースが途中切れてしまっていたので事故勝ちに近い。やはりマリィは可愛いし最強である。

・2戦目 ニンフィアれんげきバレット 6-3 勝ち
 相手が序盤事故り気味で博士やデデンネで無理やりデッキを回していた印象。ニンフィア以外にウーラオスとバシャが見えたのでガラルファイヤーは入っていないのかな?と思ったが、悪エネを手張りしてきて肝が冷えたことを覚えています。ガラルファイヤーを育成されて3-3で取られるのが負け筋なので早めに早めに盤面を展開することを意識しました。先行2ターン目にホラハで盤面展開に成功。ボスの司令で相手の裏のニンフィアをダイガイストで取る事ができ1ターン稼ぐ事ができた。そのままテンポを取れるかなと思いきや中盤相手もしっかりガラルファイヤーを育成してきて黒馬を取られサイドを三枚取られる。その後マホイップを前に出してほぼ詰み盤面を作れたと思ったが、お相手も細い勝ち筋を通してきた。最後にガラルファイヤーの育成とボス要求で勝ちというところまで巻き返されてしまうも、ボスを引かれなくて勝つことが出来た。こちらが序盤にボスを安易に切った影響で相手のガラルファイヤーを呼び出して取る事ができなかった部分が自分のプレミだと思いました。気をつけたい。

・3戦目 三神ドータクンバレット 6-3勝ち
 対戦前にダメカンケースが一緒ですね!なんて話でアイスブレイクするも試合内容は激アツで最後の最後までわからない試合でした。こちらがやられて嫌なことを全てされた印象があります。はじめにザマゼンタを育成して押し付けられて後半ガラルファイヤーを育成してくるという黒馬デッキの戦い方を熟知している方だなと思いました。とはいえこちらはザシアンが見えている為マホイップを出すわけにもいかないので黒馬のみで挑みました。試合をわけた点としては相手側がエネルギーを手張りできていないターンがあったこと(メタルソーサは使えてた)と、こちらがガラルサンダーVを育成してザマゼンタVを楽に突破できたことです。
最後の最後で相手のガラルファイヤーが手張り+じゃえん+メタルソーサ+付け替えの全てを引いて育成されたらまけでしたが、ソーサ足らずで勝つ事ができた試合でした。このデッキマジで怖いです。

・4戦目 ブースターVMAX 6-0 勝ち
 対戦準備中に相手が引き直しをするときに、手札を見て思わず変な声が出たのを覚えています。基本的に勝ち点が高い人と当たるマッチングシステムになっているので、つまり相手はここまで全勝してきているブースターVMAXという事になります。恐ろしい....。ワンパンマン同士の殴り合いになることを覚悟して挑みました。マホイップのプランで3-3を取ろうと思っていましたが、こちらが先行2ターン目にホラハからのかざりつけをする事ができ、そのまま勝つ事が出来ました。本当に安堵しました。

・5戦目 れんげきウーラオス+ガラルファイヤー 6-0勝ち
 この試合で全勝2名が確定する事がわかっていたので予選最終戦になります。この時点で自分と相手はここまで全勝していたので、この試合で勝っても負けても予選通過が確定していました。対戦相手とそんな話をするも、負けたくないのがポケカプレイヤーです。試合は全力で挑みました。試合展開ですが、自分が2ターンほど手張りエンドしかできなく、相手はガラルファイヤーの育成を順調に進めていたのでもう負けたと思っていました。3ターン目にトップポケモン通信でデデンネからポケモン展開してホラハを打ち展開する事に成功。マホイップVMAXで育生途中のガラルファイヤーを落とす事ができ、そのままテンポを取れて勝ち。こちらがホラハを打つ場面で、相手のガラルファイヤーに2エネついていてトキワの森も貼ってあったのですがトレーニングコートに貼り替えする事に成功。相手に入れ替え札がなかったのか、ボスを警戒してガラルファイヤーをバトル場に出したままにした事が裏目に出た試合でした。自分でもここまで絶望的な場面から捲れることはほとんどなかったので凄く嬉しかったです。

【小休憩】
 ここまでで予選終了。時間は15時20分くらいでした。自分は勝ち点15点の全勝という成績で予選突破を果たす事ができました。今回は参加者が67名?ほどいたので本戦には16名が残る事ができるとのことでした。20分ほどの小休憩をはさみ本戦が開始するとのことで、大急ぎて飲み物とオニギリをコンビニに補充しに行き腹ごしらえを済ませました。緊張状態で全く空腹感がありませんでしたが、何かお腹に入れないと後半持たないと思い無理やり食べました。

【本戦】
・6戦目 三神ザシアン 後攻 6-0勝ち
 相手が先行でクチートスタート。手張りもせずにエンドでしたので実質エクストラターンを貰えた感じでした。こちらはサポもしっかり引けたので黒馬4体ならべてダイガイスト310まで打点をあげれたので途中でてきたお守り三神もワンパンする事ができ、そのまま勝つ事ができました。勝敗を決めたのはポイントはマリィのタイミングでした。相手がオルターを打った後に、こちらはマリィを打ちました。その際に相手の手札強い手札を流す事が決めてになったそうです。(試合後に軽く感想戦をした時に相手がおっしゃっていました)何度もいうけど、やはりマリィは可愛くて最強である。

・7戦目 ルカメタザシアンザマゼンタ 後攻 5-2勝ち(時間ぎれ)
 予選までは時間切れで決着がつかなかった場合は両者敗北扱いになるが、本戦からはルールに変更があります。サイドが2枚以下で時間切れの場合は後攻の番まで行いサイドの枚数が少ない方が勝つというルールになります。
 ルカメタの対面ではリソースを切り過ぎない事とマリィなどの手札干渉を保持することを意識してプレイしました。あとはゲンミミで追加効果ありのホラーハウスを使って相手のポケモンにダメージを多く与えることを序盤の動きとして決めていました。(ルカメタのデッキが性質上トレーナーズを多投しているからです)この時、相手のザマゼンタにポルターガイストが打てると試合がかなり楽になります。自分はボスを引けなかったのでルカメタにポルターガイストを打つも、超抵抗でHP10残しをやらかしました。(ポルターガイスト300点から超抵抗-20とフルメタルウォール-30。HP260なのでミリ残し)相手はホラハの返しにすぐにフルメタルウォールを打っていたのでやり慣れていいる方だと思いました。上手かったです。その後自分は相手のルカメタとザシアンを取る事ができましたが相手バトル場はザマゼンタのみ。自分の盤面にはガラルサンダーとミュウツーしかアタッカーがいなかった。(ホロウバインド黒馬は育生したが、相手のザシアンに取られていました。)もう少し時間があれば決着が着くかなというタイミングで時間切れでした。正直一番やっていて辛かった相手でした。自分のプレイが遅くなってしまった事もあり最後まで戦えなかったのが残念ですし試合内容的には負けでした。本当にお相手が上手かったです。

【デッキチェック】
 ここでベスト4が確定したので、デッキチェックを挟みます。使用しているスリーブに不備がないか、登録したデッキリストに間違いがないかをジャッジに判断していただきます。
 ここで自分の使用しているスリーブが適切な状態でないと判断を下されました。理由は2点ありました。山札をシャッフルした際に何回か同じ手札を再現できてしまう事(おそらくスリーブがすたれてしまった)。後スリーブの角にいくつか折れが見られたとの事(おそらくマークドの可能性が少しでもあると判断)。そのためスリーブの全替えをできますか?と聞かれました。予備スリーブは持ってきていましたが、60枚なかったのでかなり焦りました... その場でスリーブを購入し入れ替え作業を行いました。自分は少しでも疑いの余地がある場合は対策してもらえた方が、安心して大会にできる事ができるので、こういう判断を下せるジャッジが増えたらいいなと思いました。ただ初めての出来事でめちゃめちゃ焦っている中、準決勝が始まってしまいました。

・8戦目(準決勝) トルネロスVMAX 先行 6-3勝ち
 当初はブラッキーとトルネロスを組み合わせたデッキと予想していましたが、クイックボールからブラッキーを触らなかったので、トルネロス単と判断。黒馬とマホイップを並べる一番強いプランを取りました。いつものホラハからの盤面展開を行いました。相手の手札にエネルギーが集まりがちで少し事故っていた印象的でした。サイドはヘルガーとトルネロスの攻撃で取り切られてしまいました。ヘルガーで殴ってくると140~180くらい打点が出るのが地味に痛いです。最後まで非エクを盾にしながら勝ち筋を捨てないプレイをされていましたが、こちらがボスにアクセスする事ができ相手のアタッカーを黒馬とマホイップで取る事ができ勝ちました。この試合はミュウツーの特性でボスの再利用が生きた試合でした。(二枚目のボスはサイド落ちしてました)

・9戦目(決勝戦) れんげきインテインテ 6-1勝ち
 最終戦にて有利マッチでした。練習の段階からマホイップをたてて相手のモミをくさらせる動きが出来れば負けませんでした。体感ですが10戦やったとても10戦勝てると思います。それくらい有利マッチだと思っています。お相手が雪道採用型でこちらを事故らせるようなプレイをしてきましたが、自分は常にマーシャドーを1体ベンチに置く事でケアする事が出来ました。相手もそこをわかっていて中盤にボスでマーシャドーをとってきましたが、すでにかざりつけでエネも十分にあったのでそのままワザを打って3-3で勝つ事が出来ました。

【総括】
 長くなってしまいましたが、これで私の怒涛の1日が終了しました。対戦してくださった皆様、運営して下さったジャッジおよびお店の方、応援してくれたみんなありがとうございました!こういう大きな大会で結果を残す事ができて本当に嬉しかったです。
 今回優勝できたのは弱点マッチや雪道を使用してくるデッキとあまり当たらなかった事が大きいです。単純なデッキパワーであれば黒馬マホイップはかなり高いと思います。鋼と悪デッキ相手との相性は4-6か3-7くらいで厳しいですが、それ以外のデッキはこちらが6-4以上で有利に戦えると思っていたので持ち込み、それが有利に働きました。当日のデッキ分布はわかりませんが、パッと見てウーラオスをはじめとする闘ポケモンを交えたバレットタイプのデッキが多いようにも感じました。ガラルファイヤーをたてられる試合が多くて心臓に悪かったですが、育成までに少し時間がかかる事とマホイップ型はボスの指令を相手に要求出来るので部のいい勝負が出来ていたと思います。
 個人的に1番驚いたというか、嬉しかったエピソードがありまして。自分が予選で戦った3戦目と4戦目の方から本戦が始まる前にお礼を言われた事でした。そちらの方々も本戦出られることになっていたのですが、私が全勝していたので上位16位に入る事が出来たとおっしゃっていました。(全勝者に負けたことが同成績の人よりもスコアが優遇されるようでした)独りで参加していたので声をかけてもらえた事がすごく嬉しかったですし、お互い本戦頑張りましょう!と激励し合う事が出来て気合が入りました。
 
【この後シティを出られる方へ】
 個人的にカードゲームは、デッキの構築が勝利する為の要因として大部分を占めていると思っています。前日のデッキ登録をするまでが1番悩んで苦しむところです。蒼空と魔天が発売されるとまた環境が変わると思いますが最後まで悩み抜いた60枚でぜひ頑張って下さい!
 そして当日はスリーブの変えを60枚しっかり持っていって下さい笑。参加人数にもよりますが、基本4~5戦は戦うので水分補給と糖分補給をしっかりしながら楽しんでください。長時間カードをするプレイヤーはよくラムネで糖分補給している印象です。私の一押しは森永のラムネです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。少しでも参考になったら「スキ!」を押していただけると嬉しいです。自分は特に有料記事を書く予定も特にないので多くの人に見ていただけて、評価されるのがモチベーションに繋がります。それでは次回の記事でもお会いできるのを楽しみにしています。

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