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「ちょっと気になるワイン用語」ワインの保存って?

こんにちは。世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です! 

公式Instagramアカウントの弊社の社長のアイコンでお馴染み#マックスの大冒険

定期的に投稿しているワインコラム「ちょっと気になるワイン用語」

今日は【ワインの保存】についてです!


最近すっかりムシムシ暑い日が増えてきました!
そこで気になるのがワインの保存。
ワインセラーがないとちょっと不安にな時期になってきましたね。

「直射日光、高温多湿を避けて適切な環境で保存?」…のような?
な~んとなく知っているような感じもするので、今日は本格的な夏前に確認やおさらいです。

<つまり「温度と湿度と光」のこと>

x「直射日光」="光"に当てない、暗所が基本
紫外線や蛍光灯もNG
色や味わいを変化させたり、日光臭という不快臭の原因にも

x「高温」=適切な"温度"
12~15℃が理想
高すぎると劣化、低すぎると酸などのバランスが変化したり適切な熟成のスピードにも影響を及ぼします
急激な温度変化にも注意

x「多湿」=適切な"湿度"
70%前後の湿度が理想
高すぎると、ラベルにカビなどが発生する場合あり
湿度もコルクが乾燥しないためには必要
保湿機能がないワインセラーもあるので注意


<その他注意したいのが>

x「ニオイ」
時々セラーでチーズを熟成させたり、冷蔵庫で糠床と一緒に保管する人がいますが、食べ物はニオイがうつってしまいますし、カビなどの原因にもなりかねません
押入れやクローゼットで保管してる方も洋服の防虫剤には注意です!

x「振動」
あまり知られていませんがワインはデリケートなので振動の影響を受けます
熟成酒や澱がある場合はなおさら注意

上記プラス、立てておくとコルクが乾燥して収縮して隙間から酸化する可能性がありますので、ボトルは寝かせて
そしてなるべく「ワインに旅をさせない」
環境変化はできるだけ少ない方が良いです。


<セラーがない場合>

高級だったり、長期間熟成させたい特別なワインはワインセラーへ!
数が多いのであればレンタルセラーや定温倉庫などの保管業者もおすすめです。
日本でもワインをトンネルの中で熟成させるところもありますよ。


デイリーに楽しむワインを短期間だけ保存するだけなら冷蔵庫や冷暗所の常温もOK!
すぐに飲むなら冷蔵庫でも。
しかし温度と湿度が低すぎたり、開閉による温度変化や、食品のニオイなどもうつる可能性があるので長期の保存はおススメできません。

冷蔵庫なら野菜室、その他床下収納やパントリー、押入れやクローゼットなどの冷暗所に紙にくるんで横に寝かして保存する人もいます。
ただ保存状態が悪いと風味も早く劣化し、変質したりもするので大切なワインにはおすすめしません。

大切に保存していたとしても、、コルクが盛り上がったり、極端に下がったり、細くなったり、液面が減っていたり、ふきだしたり
折角のワインが台無しにならないようにチェックも必要です。


今日は素敵な保存状態のワインをご紹介!

<フランス ロワール地方>
トゥファ層を手掘りした天然地下セラーで熟成。
たくさんのヴィンテージのボトルが保存されたセラーはワイン博物館のようです!

Domaine Philippe Brisebarre
Vouvray Fines Bulles Millésimeés
ドメーヌ フィリップ ブリズバール
ヴーヴレ フィーヌ ビュル ミレジメ

アルコール 12.5% 辛口
シュナンブラン100%

空気圧搾後、温度調節機能を備えたタンクでの古典的な醸造。
6ヶ月のタンク熟成。 瓶内二次発酵後、デゴルジュマンまで3年熟成。

澱の熟成期間が長く、生産量が少ないミレジム。美しい黄金色に熟成を感じる繊細な泡が立ち昇ります。よりはっきりとしたクロワッサンやバター。林檎のキャラメリゼ、百合のノート。


<スイス ヴァレー州>
標高1500mに位置し、奥行300メートルの洞窟セラー 内のオーク樽で熟成してから瓶詰め。
洞窟のセラーの 気温は年間を通じて約7℃に保たれている。

Provins
Petite Arvine Valais AOC, Les Titans
プロヴァン
プティット・アルヴィン ヴァレー AOC レ・ティタン

アルコール 15% 辛口
プティット アルヴィン 100%

グレープフルーツやトロピカルフルーツのアロマ。しなやかでふくよかな口当たり、そして最後にほんのり感じる酸味は見事なバランス。


<フランス ボルドー地方>
ヴィンテージによっては、10年以上寝かせても楽しめる。
開栓の48時間前に室温にしておきサービスの1時間前に半量をデカンテーションさせて!

Chateau Rousselle
Emotion AOP Côtes de Bourg
シャトー ルーセル
エモーション AOP コート ド ブール

アルコール 14% フルボディ
メルロ75%、マルベック15%、カベルネソーヴィニョン10%

平均樹齢40年のブドウを使用。低温マセレーション。アルコール発酵と長期マセレーションを行いアロマと力強さを引き出す。
50%はフレンチオークの新樽で、50%は1年目の樽で12ヶ月間熟成。毎週ウイヤージュを実施。温度制御付き最新設備のセラーで醸造。

果実によるタンニンとオーク樽由来のタンニンが完璧なバランス。赤い実や黒い実の果実、ラズベリー、ブルーベリー、チェリーの香りに甘草を思わせる香りが加わり、野生のドライハーブのスパイシーさとミネラル感が相まってより濃厚な印象がある。柔らかくクリーミーで凝縮感のある格別な味わいは、まるみがあり果実味豊かでコクがある。驚くほど長い余韻が続く。


ちなみに、実は重要なのが「買いすぎない!」(笑)
セラーがないのであれば、信頼がおけるワインショップからこまめに買うのがいいかもです。

「ワインは生きもの」とはよく聞く言葉で、それくらいデリケート。
適切にワインを管理して、この夏も美味しく楽しいワインライフを♪


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