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しかばね妄想

いのちが尽きるとき
脳細胞は最後の信号を出す

終末拡延性脱分極しゅうまつかくえんせいだつぶんきょく

いのちの終わりのシグナルは
これなのかもしれない

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そんなことを 以前 本で読んだ。

《終末拡延性脱分極》
酸素が来なくなると 積極的に脳細胞の活動を止めるメカニズムがあり これがほぼ同時に脳の興奮が止まることに反映される。これはATPを使って脳細胞をなんとか回復させようとする活動の表れで これが維持できる間はまだ回復の可能性がある。しかし ATPが尽きてしまうと脱分極が始まり これはまだ努力を続けている領域を巻き込んで広がってしまうというシナリオだ。

生と死の境界線

臨床的な死と
生物学的な死には
タイムラグがある

それゆえに
人間の『死』には
科学的な確固たる定義がないのだそうだ。


死生観は私の探究心をくすぐる

死ぬこと を知らずして
生きていくこと を語れないような気がするから。


なんでこんな話になったかと言えば

くまさんの企画↓↓

最期に見る景色……
見るのか 感じるのか分からないけど

私は割とよく考える。

脳細胞から
最後のシグナルが出される頃……

走馬灯が流れるのは
脳が機能を失ってからか
失う前か。

脳は一番酸欠に弱い臓器なのだそう。

だから恐らく
脳とは関係ない場所にある記憶の断片を
走馬灯案内人がリクエスト通りに再生してくれる

根拠はないけど
そんなふうに思う(笑)


『死は瞬間ではなくプロセス』

どんな状況であれ
最期のプロセスは温かく快適なものである と
科学的に解明されつつある事が救いだ。

さいごに何か食べることができるなら……

できるなら……


⊿&*♂☆∞エДω彡Σ♪¥$◆♀§!!!

(考えながら 泥酔からの寝落ち‪w)


私の一日のさいごは だいたいこんな感じ(笑)


さて。企画の募集要項をば……

①みなさんが「人生さいごに食べたい物のエピソード」を書いて下さい。

②字数は問いません。

③内容も問いません。真剣に書いてもいいし、ボケに走ってもいいのかなと思います。何でもありです。自由です。もう食べられない幻のメニューとかでもいいのです。(私のエピソードはこれに近いのかな?)

④記事の最後にハッシュタグの「#さいごに何食べたい」をつけてもらえると助かります。なおかつ、私のこの記事を埋め込んで下さると見つけやすくてありがたいです。

⑤締め切りは1月9日(日)にします。

そして……ひゅ〜!!
またも 締切迫るぅ〜(`-д-;)💦

皆さんの
『さいごに何食べたい?』
を 飲みながら 読みながら 大きくうなづく。

実に素敵な気づきばかりで嬉しくなる。

ぐびぐび……

酒がススムくん。
(血中濃度上昇)


ここで 募集要項 再確認↓↓↓

真剣に書いてもいいし
ボケに走ってもいいのかなと思います。
何でもありです。

(重要だと思う部分抜粋しましたぁ!)

…そろそろくまさん ボケ待ちだよね?!

私の中の私が散らかし始める……

私のA面(ゾンビ)を全集中して散らかしても
大して面白くなさそうなので←

ココはB面(ヨパライ)が散らかしなさい!

……という
どこからでもないお告げが
聞こえた気がするので 書きます!(笑)


本日のお題↓↓↓

B面(ヨパライ)が考える
『さいごに何食べたい?』


最期の姿を妄想するなら

さいご どんなしかばねになりたいか?

という所から食べ物を決めてみよう!
(我ながら斬新〜‪w)

最期ねぇ……

◆『ミイラ』

ミイラ!なりたいよね?!

日本にもミイラが見つかってるんですよ!

日本のミイラは 大体が 即身仏 と呼ばれる
想像を絶する過酷な修行に挑み
自らをミイラ化させることで
時を超えて民衆の救済を目指した人たち

即身仏は「自分で」「生前から」ミイラになっていく

ただね。
私のような煩悩の塊
即身仏なんてなれるわけないじゃないですか。

なのでコチラを。

柿の種!ドドーン!

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いや、↑↑↑ ソッチじゃなくて……


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↑↑↑コッチ(笑)

日本に残るミイラのひとつは
江戸時代の本草学者さんのミイラ。

本草学とは 江戸時代以前に行われていた漢方などの原料となる薬草の研究のことを指すのだが 広い意味で本草学とは「不老不死」=永遠の命への探求でもある学問

江戸時代に実在した 一人の本草学者さん。
この学者さんは密かに
ミイラの研究をしていたのだそう。

自分の自然死を利用して
高温多湿な日本でもミイラが作れるかどうかを試す
という壮大な実験(笑)

学者さんは 死の前にお弟子さんに
「死後、しばらくしたら墓を掘り起こしてほしい」
とお願いして この世から旅立つ

数年後に学者さんの墓を開くと
そこには 棺に入れたそのときの姿のまま
乾燥したミイラが完成してたのだそう。

高温多湿の日本の気候では
ミイラ化は難しいとされている。

では どのようにしてミイラになったのか?

最先端のCT画像の解析で
ミイラ化した学者さんの体の中に映し出されたのは
とある植物の種。

『柿の種』
(おつまみの柿の種ではなく 果物‪w)

学者さんは柿の防腐作用に目をつけ
しかばねに柿の種が大量に入っていれば
腐らないのではないかと考えたのだそう。

結果 大成功!笑

なので ミイラになってみたい方は
柿の種まるごと
オススメです(o^-')b

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あおきえんさんの柿【大秋】
めちゃうまでした(*`艸´)✨

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試食のドライフルーツ柿↑↑↑
クジに当たったのが嬉しくて……(自慢‪w)


コホン。(自慢終了‪w)

……と言っても 
土葬じゃないと 残りませんよね、ミイラ。

現代は 火葬よね……火葬……

うん。残そう!アレ!

◆『アレを残して極楽浄土☆』

父の葬儀で
一連の儀式を経験済みなんですけど

あの儀式の魅せ場って

導師入場

骨上げ

なんじゃないかと思うんです。
(あくまでも個人的な感想です)

「導師 入場!」

ってアナウンスの後に
入場門から現れた赤紫の袈裟着た僧侶が

なんかシャア専用みたい♡

ってなって
キュンとしたの思い出したんですけど
(衣装脱いだらフツーのおじいちゃんだった‪w)

これに関しては
私のフェチを語る以外
しかばねにできることはほとんどナイので
割愛させていただきます←

さて本題。

◇骨上げ にまつわるエトセトラ

火葬の時 焼き加減とか 
特にオーダーしなかったんですけどね……
(フツーはするんですかね?謎‪w)

出来上がり時間に
『代表の方、ご確認お願いします』
と声をかけられたんですよ。

ご、ご確認って!!

万が一金田一 焼けてなかったら 
「もう少し しっかり焼いてくださる?」
とか言わなきゃいけないの やだなぁ……
なーんて
ちょっとブルーな気持ちで見に行ったんですけど

しっかり焼けてましたぁ(笑)

焦げたペースメーカーのリードと
左股関節のチタン製の人工骨頭……

これだけ改造してあれば
肉体がなくても なお残る個性!!

……なーんてちょっと思ったり(笑)

で。

いざ 骨上げ

……の前に
ホネ係のおじさんが
しかばねについて語り始めるんです。

この骨がどこの骨だとか うんぬんかんぬん……

……で。
ホネ係のおじさんの目が
キラキラと輝く瞬間を目の当たりにする

うれしい時ぃ〜〜!

「のどぼとけ」の骨が
まんま綺麗に残ってるのを見つけた時ぃ〜〜!

ホネおじさんの 
「のどぼとけトーク」
めっちゃボルテージ上がって熱が入ってるけど

……アレ実は第2頚椎なんですよ。

実際に「のどぼとけ」 と呼ばれている部分は
医学的には「甲状軟骨」と呼ばれ
軟骨は火葬の温度で焼くと
灰になり 骨として残らないらしい。

第2頚椎は
仏様が座禅して合掌しているような形から
故人が仏になった姿と考えられてきたようで
「のどのほとけの骨」として名付けられたそう

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仏の名を冠するだけあって
仏教において 第2頚椎は重要視されるんだとか。

ホネおじさんの目がキラキラと輝き
「のとぼとけの骨」が
こんなにしっかり残るということは
生前によく善行を行った証拠
大変立派だ と誉めてくださいました。
(えー⤵︎ ⤵︎って思いながら聞いてましたが‪w)


……というわけで

火葬場のボイラーさんの火加減も
割と重要なのかなー とか思いつつ

やっぱ骨だろ!骨!

火葬で第2頚椎をしっかり残して
骨上げで褒められるしかばねになろう!

丈夫なホネ作り
適度な運動カルシウムビタミンDとついでにK

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これが最高な気がしてきた(笑)


ちなみに……
好き嫌いなくなんでも食べる私ですので

もしも ほんとうの最期の時は
『舵星さんに食べてもらいたい♡』
と思うものを
『あーん♡』
していただけたら なんでも幸せ(//´ㅂ`//)❤

と思っておりますので

なにとぞ どうぞよろしくお願いしまうま♡