ジョダーを回していて感じた、伝説の白黒クリーチャーの強さ。

Arenaで回してると赤単以外に黒の入っていないデッキと当たらないのはなんで?って思ったけど、普通にアーティファクト以外をほぼ条件なしで割れるんだから当たり前っちゃ当たり前。

本題の白黒クリーチャーの話。
まず強力な除去耐性を周囲にばらまく《忘れられた大天使、リーサ》。

《忘れられた大天使、リーサ》

十分すぎるマナレシオに、自分のクリーチャーが死亡してもハンドに戻ってこさせる除去耐性を与える。地味に相手クリーチャーの死亡時に追放も強い。

別のデッキ回してたり、ヒストリックのライフゲインに入ってたりで見かけてて、出されても「ふーん」くらいの感想しかなかった子。前回の記事でも少し触れたが《神河の魂、香醍》が後出しで出てくると凶悪度がマシマシだった。

《神河の魂、香醍》

戦場に出たとき、《香醍》が場に残っている限りパーマネントに破壊不能を付与する。

《リーサ》を対象にすると、《リーサ》が落ちづらくなる。さらに《リーサ》をどうにかしようとして《香醍》を除去すると、《香醍》は手札に戻っていく。
これは流石に、神河が出たときに気が付かなかった自分の負けよ。

ここでドミナリアの《アーボーグのラタドラビック》をひとつまみすると…。

《アーボーグのラタドラビック》

自身以外の伝説のクリーチャーが死亡するたび、そのクリーチャーが伝説じゃなくなり2/2ゾンビとなって戻ってくる。

《リーサ》に破壊不能を付与している《香醍》を除去すると《ラタドラビック》の効果で《香醍》のトークンが出てきて《リーサ》に新しく破壊不能を付与した上で《香醍》が手札に戻る。
じゃあ《ラタドラビック》を除去すると今度は《リーサ》の効果で《ラタドラビック》が手札に戻り、護法で無駄にマナも消費させられ…と、鬱陶しいことこの上ないシナジーを形成する。ドラゴンとゾンビと天使で強力なシナジーって何なんだよ。

それなら全体除去だ!《招待制》とか《食肉鈎虐殺事件》で破壊不能も無視してやるわ!ってなると、《リーサ》の効果で《香醍》と《ラタドラビック》が手札に戻り、《ラタドラビック》の効果で《リーサ》と《香醍》のトークンが残るため、《リーサ》のトークンに《香醍》の破壊不能を載せて…。

このシナジーを形成するクリーチャーだけでは打点が低すぎることは問題である。ジョダーデッキで使う分には《ジョダー》のロード能力で打点は気にならないけどね…。
実質《リーサ》でペチペチする以外に(4/5飛行がペチペチって言われるようなインフレやばくない?)高い打点がない。
また、《食肉鈎虐殺事件》も低いコストで一掃されてしまうのもきついか…。

《告別》なんかにも耐性がないのも問題か。
白が入っているから《サリア》置いたり《選定された平和の番人》置いたりで対処するしかなさそう。

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